パワー増加のために
<参照>パワーリフターの三上さんのHP
サイクルトレーニング
記録を向上させるには、挙上する重量を少しずつ増やして,トレーニング強度を上げて行かねば成りません。しかし、同じようにトレーニングしていると記録の伸びが緩やかになること,またその期間が約2ヶ月であることが多くのパワーリフターの経験から明らかになっています。
この性質を利用して,約2ヶ月で完結するような様々なトレーニング方法が考え出されています。そのなかの一つが『サイクルトレーニング』と言われるものです。
特徴は次の通りです。
- 期間は5〜10週間を1サイクルとする
- かなり楽な重量からスタートし、毎週重量を少しずつ上げてゆく
- 最後の週がちょうど限界に挑戦,となるようにトレーニング強度を計画しておく
- サイクルが終わったら,完全休養を1週間とり次のサイクルへ移る
- 次のサイクルでは2.5〜5kg程度重量をアップする
サイクルトレーニングの期間は,下記の4つに分類できます。
- 準備期(1〜2週)
メイン種目,補助種目ともに重量を軽くします。正確なフォームと爆発的な挙上を心がけます。神経系統が整備され、重い重量でも爆発的に挙上できるようになります。
- 抵抗期(3〜6週)
メイン種目の重量をどんどん上げます。補助種目は前半はどんどん重量を上げますが,後半はオーバーワークを避けるため重量を軽くします。調子がよいと,毎回重量が増えるのに体感重量が変わらない,もしくは軽く感じる状態になります。
- ピーキング期(1〜2週)
ベスト記録に挑戦します。2回挑戦しても記録更新ができない場合はあきらめて、次のサイクルで挑戦します。
- 休息期(1〜2週)
トレーニングを休み,疲れを癒します。
ロシアンルーティン
パワーワールドニュースで紹介されていたロシアンルーティンは、
- 1週目 8RM重量を6回X2セット
- 2週目 8RM重量を6回X3セット
- 3週目 8RM重量を6回X4セット
- 4週目 8RM重量を6回X5セット
- 5週目 8RM重量を6回X6セット
- 6週目 扱う重量を少し増やし5回X5セット
- 7週目 扱う重量を少し増やし4回X4セット
- 8週目 扱う重量を少し増やし3回X3セット
というものでした。
1〜5週目はインターバルを2分
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これらの理論を走りに応用したい。