Site hosted by Angelfire.com: Build your free website today!
HOME>臨時設置リンク:アメリカ同時多発テロ特集/勝手なコラム
米国同時多発テロ関連情報について、勝手な感想など述べてます。気分を害したら、ごめんなさい。

勝手なコラム
2001/09/24 あわよくば

マスード将軍の死によって、アフガン全域がタリバン派に制圧されてしまうかと思われましたが、そうでも無いようですね。マスード将軍がタリバン派への無謀な戦いをを挑み、多くの死者を出さないようにしていた、抑止であったようですが、その彼の死によって、アフガンの自由を求める北部同盟が、大数の北部同盟に果敢に挑み、善戦している模様です。詳細 わづかながら、北部同盟に寝返るタリバン派も出てきている模様です。

北部同盟に関しては、以前にも少し触れましたが、ソ連撤退後のアフガンの治安を穏やかに安定させながら、多民族国家であるアフガン人の民族性を尊重させながら、秩序と教育と自由を確保させようとした、マスード将軍が指揮していた組織です。ソ連撤退では、最も功績があるとされ、人望も厚く、ムジャヒディン(イスラム聖戦士)の中でも一番の英雄である”パンジシールの獅子”,”ソ連聖戦の英雄”などの異名を持ち、ソ連に次いで共産党を追い出してカブールに入城すると、連立政権の下で国防大臣に就任しましたが、先般承知の米国同時テロの2日前に、タリバン派(若しくはラディンの手下)の国外のジャーナリスを装ったテロリストによって、爆死させらたとして報じられています。

一部の人は、米国の今回の報復決定を、飢えるアフガン人の殺戮などと述べる人がいますが、それは間違いです。既にアフガンはアフガン内のタリバン派などによって苦しめられ続け、米国の今回の行動に賛成しているアフガン人もいるのです。

あわよくばと言うか、アフガン人の自由をアフガン人自身が掴む事が、本当の意味でのアフガンの平和と、テロリストの撲滅の為の早期解決が得られる、一番の近道なような気がします。

2001/09/21 日本が貢献できる事って

後方支援だとか、経済面とか、色々言われてますけど、個人的には(戦争が起きると仮定して)戦後の経済復興で支援して欲しいですね。

今のアフガンは、海外にいるアフガン人ですらも戦争やむなしと言う意見もあるように、タリバンの軍事力や暴力の恐怖政治によって制圧された国家です。これをなんとかして、祖国を、祖国にいる家族を救って欲しい、開放して欲しいと言う所なんではないかと思います。

マスード将軍は、アフガンを多民族国家と言う前提で、お互いを尊重しながら、自由と高い水準の教育を目指していた。そのマスード将軍を自爆爆弾で暗殺したのは、米国のビル爆破の2日前です。もし、マスード将軍がアフガンを統治していたら、今のアフガンは、こんな状況になっていなかったと言う意見には、私も賛成です。ラディンのようなテロリストも現れ無かったかも知れない。

ネット上には、色々な情報が飛び交ってます。戦時中ですから、情報操作も多々あるでしょうから、1つの意見だけ、1つの情報だけに偏らず、扇動されずに、確信が持てるまで、自分自身で色々と調べてみて下さいまし。

2001/09/21 タリバンのほうが悪いんじゃないの?

ソ連とゲリラ化したアフガニスタン人(と言っても、多民族国家なので、民族はごちゃごちゃらしい)との交戦後、大地も国民もモラルも荒廃し、乱れた状況の中、イスラムの厳しい教えと暴力に則って、国を1つに統治したのが、タリバンであって、それらはやむを得なかったと言う話もあるけれど、どうもそうじゃないような気がする。

と言うのも、反タリバン勢力のマスード将軍が、ラディン(と言うか、タリバン勢力)に暗殺されたのですが、そもそも、マスード派のほうが自由且つ民主的で、国民の人気もあった所を、タリバン派が、軍事力によって、強行にアフガンを制圧したと言う所のようです。(子供や老人であっても、惨殺したらしい。また、それは現在も尚、続いているそうな)その為に、ラディン氏などの富豪の協力が必要だったと言う所みたいです。

なので、米国は、タリバンの言う事など、最初から聞く耳など持って無いだろうし、タリバン、と言うかイスラム原理主義者全員を敵と見ていると言った感じがしますが。

現状のタリバン政権のままでは、アフガン人には穏やかな平和は無いのかも知れませんし、更にテロリストを増やすだけなのかも知れません。暴力による統治では無く、きちんと、選挙によって、選ばれた代表が統治する民主的な国家が必要なのかも知れません。

2001/09/20 ラディン氏は今、いづこなのか?

タリバンからの返答は、ラディン氏の国外退去勧告と言う形で出ましたね。タリバンの最高指導者もこの勧告を承認したようです。詳細は、(こちらのページのどれかで掲載されている筈)でも、米国は、これが期限が区切られている物では無いと言う事で了承しませんでした。まぁ、これまでのタリバン側の対応からして、米国の立場に立って、信頼に相当するかどうかと検討すれば、米国の対応も妥当と言う気もしますが。

ラディン氏に関しては、既に馬に乗って、昨日以前にアフガンを離れたと言う説が一般的なようなので(例えばココ)、タリバンが国外退去勧告を出そうが出すまいが、既に退去しているんですよね(しかし、もし、これがタリバンをも含めた嘘の情報で、実はまだアフガン国内にいるのかも知れませんけど。いづれにせよ、どこにいるのか米国が特定できない限り、どこもアヤシイと思われて仕方無いと思うんですけど)

しかし、このタリバン側の対応の進展は、戦争を回避する方向に、わづかでも近づいたのではないかなと思うのですが。

2001/09/20 報復すべきか否か。では、報復しなかったらどうなの?

cnnの日本語サイトで、米国の報復に賛成か反対かの投票をやっている。現在19000程度の投票で、結果は賛成、反対共に50%と言う所。私は、意外な結果とは思うが、テロ直後ならば、賛成が大多数を占めていたと思う。今は、予想される戦闘活動などの過激な情報が飛び交っている事や、やはり誰しもが戦争を望まない事が、反対者を増やしているんじゃないかなと思うけれど、どうなのかはわからない。

ただ、思うに、もし、米国が報復をしなかったのなら、米国及び米国国民のストレスの矛先はどこに向かうんだろうか? イスラム系の米国在住者か、ラディンを影で操っていたとされるイラクのフセインか、それとも、アメリカ国家自身に対してか。戦後、日本も、日本人も、かなり変わったとは思いますが、やはり米国とはお国柄も民族性も違いますし、理解出来ない面もあるのではないかなぁと。いづれにせよ、日本も、とばっちりを受けかねないような気がします。

あと、戦争が今にも開始されるような状況になっていながら、中々戦闘は開始されませんが、パウエル長官も言ってたように、何も兵器を使う事だけが、軍事行動では無い訳で、米国民やその他国際社会の面々が感じるストレスよりも、更に多くのストレスを、アフガニスタン及び関係諸国は受けている筈です。そのストレスが、戦争、或いは過剰な戦闘行動や、戦闘の長期化などの回避に、上手く働いてくれるといいのですが。

2001/09/20 アフガニスタン人からのメール。アフガンは悪くは無い

アフガンの事を日本人はあまり良く知らない。でも、日本の戦時中の悲惨な経験をした者、それを知っている者ならば、今のアフガンを少しは理解できるかも知れない。ちょっと、こちらのサイトを見て欲しい。因みに、メールが本物だったのかどうか、私は知らないが、書かれている内容は、そこそこ当たっていると思います。(今のアフガンの現状に対する米国の責任について述べられていない点と、実際の戦闘方法は、遥かに高等な戦術が使われるでしょうし、そのほうが望ましいでしょう)

日本も、沖縄、長崎、広島だけが被害を受けた訳では無く、主要な都市には、焼夷弾で町は焼き尽くされたし、中身が核で無い大型の爆弾も多数落ちたし、逃げ惑う一般人も機銃で殺されたし、戦争の悲惨さを良く知るお国柄です。が故に、アフガンが、その場として、なんらかの被害を被るのならば、もう既に戦後保証や、復興の事も考慮して、対処せねばならないのではないのかなと。少なくとも、そもそものアフガニスタン人は、何も悪く無いように思います。

2001/09/20 坂本龍一氏は偉いと思う。でも、難しい問題ですよね。

坂本龍一氏(同氏のホームページ)が、報復反対の署名活動などのキャンペーンをやってるらしい。ホームページではどこにそれがあるのか、ちょっとわからなかった。実際、報復もせず、テロも今後無ければ、これほど良い事は無いと思う。戦争の悲惨さを知っている日本人としては、その気持ちも良く理解できる。ただ、同氏の場合、地雷ZEROの関係もあるのかなとも思う。アフガンに未だに大量にある、地雷は、何故にあるのか。老若男女を問わず、未だに地雷で被害を受ける人がいるのは、何故なのか。そう言う立場でも、同氏は反対してるのかな、などと、ふと思った。

 しかし、実際問題、米国は振り上げた拳は、どこかには降ろさねばならないだろうし、時間が経てば経つほど、行動を起こし辛くなるだろう。又、早く起こさねば、世界経済への悪影響がまだまだ続くだろう。でも、上手く実行せねば、本当に泥沼化し、最悪の結果をもたらす事にもなるだろう。(最終戦争などと、早くからロシア紙などが述べてましたが、本当にそうなるでしょうね。オーバーでは無く、地球が終るって事です)

 タリバンも、ラディン氏を条件付ならば、引き渡すと言ってきたけど、米国は無条件で引き渡せと言っている。しかし、米国が条件を飲めば本当に引き渡される物でも無さそうです。この条件は、前回のアフリカでの爆破事件でも、タリバン側が提示した物なので、結局は、最初から引き渡す気は無いと言う見方もあるようです。

 ラディン氏は、核も、サリンも、米軍が弱いとされている細菌兵器すら持っていると言う噂もあります(と言うか、ほぼ間違い無く持ってそうな気配なんですけど)だとしたら、当然、日本も対岸の火事では済みません。既に経済的には、大きな被害を受けてますが(私達一般庶民も、その煽りを数ヵ月後には受けると思います。大幅なインフレ、狂乱物価とならずとも、が少なくとも、今年は暖房費が高くなって、財布の中身が寂しいんじゃないでしょうか。私達にも赤紙が来るって事はまづ無いでしょうけど)

今回、あれだけの極めて残酷なテロ活動を指揮したのが、本当にラディン氏ならば、次のアクションを起こす前に、出来る限り早期に、上手く解決されなくてはならない、世界的にも極めて重要な事だと思ってるのですが。

2001/09/20 米国同時テロ容疑者は、普通の青年?

朝日新聞を見ていたら(asahi.comでは無いです)同時多発テロ容疑者3人の事が紹介されていた。当然、この中にはWTCビルに激突した容疑者も含まれる。米国好き、人見知り…と言う見出しからして、「ナニ?」と言う感じだったが、内容はその副題とおり、「意外な素顔だった」 意外な面を抽出すれば、キリスト教高校卒、米国好き、人見知り、黒ジーンズとビールとビリヤードが好き、など。家族や回りからは、そんな大それた事を起こす風には決して見えなかったような雰囲気だ。(と言うか、普通の青年?)年齢は20代後半から30代前半。騙され易い純粋な世代とは言い難いが、まだまだ柔軟な思想を持っていたのではないかと思う。「でも、何故に?」と思った時に浮かぶのは、オウムのサリン事件だ。改めて、ここで紹介する事も無いと思うけども、結局はそう言う事なのかな、と、ふと思った次第です。

人気サイト