PERKIM | 2)神 | 3)天使 | 4)啓典 | 5)予言者 | 6)来世 | 7)天命 |
シリーズ① 全人類へのイスラム
慈悲深く慈愛あまねくアッラーの御名において。
イスラムとは平和・従順・放棄・素直・受諾・純粋・遂行、アラビア語でal-Islam「平和である事」また「絶対に帰依する事」一切を上げて、神アッラーに任せ、他人に対して善行を施す事こそイスラムの真の意味である。
伝導の継続
神はこの世に時を越えて異なった使徒を送りたもうた。ダビデ(詩偏)、モーゼ(法律五書)、イエス(副音書)そして最後の使徒(予言者)として全人類の為にマホメットと聖コーラン(啓典)を授けられた。 予言者マホメットは571年キリスト教時代であったメッカにて出生し、AD632年長逝、メデイナに埋葬された。この最後の予言者に奉ずる者のみイスラム教徒(MUSLIMS)。
イスラムは決して新しき信仰を伝えるものでなく経典を有する一神教、即ち(ユダヤ教、キリスト教の)信仰を確認するものに他ならない。
神が述べたもう: 言え、(マホメットよ)我々は神を信じ、我々に下されたもの、アブラハム、イスマイル、イサク、ヤコブ゙並びに各支族に下されたもの、モーゼ、イエス並びに預言者達に主より授けられたものを信じます。 我々はこれらの人々のうち、だれがどうと差別はしません。 我々は神に帰依します。(コーラン 3-84)
神の自己啓示であるコーランにより、絶対帰依し服従する事、、、これが 「イスラーム」その伝導は預言者マホメットにより確立され最終的なものである。
イスラム信仰の規約
イスラム教、二つの基本思想信 と 行:
イスラム信仰の基本として信ずるのみでは十分でなく勤行が伴わねばならない。1、 神
2、 天使
3、 啓典 (聖典:詩篇、法律五書、副音書そしてコーラン)
4、 預言者 (アブラハム、イサック、モーゼ、イエス、ソロモン、マホメット)
5、 来世
6、 天命
イスラムの基柱
教徒は信ずる事と共に五つの柱である行の勤めがある。1、 Shhadah信仰告白:アッラーの他に神はなく、マホメットはその使徒である。
2、 Salat 礼拝:一日五回神を拝む。
3、 Zakat 喜捨:宥恕と相互扶助及び貧困者への施し。
4、 Saum 断食:第9月ラマダン月は日の出から日没まで飲食を絶つ。
5、 Haji 巡礼:ゆとりのできた者は一生に一度メッカ巡礼。
これらの宗教的教えを実践反復する事こそ日常生活である。 信仰ただ一筋、アッラーが唯一の神、永劫不滅のアッラー、全知全能のアッラーは天地大宇宙の根源である。
イスラムは人生道
イスラムはありとあらゆる人への明確なる導きである。 信仰を基盤とした社会共同体生活の倫理、経済、政治、道徳など広汎にわたり内容豊富にして霊的な導きである。 人間社会において、親類縁者、仲間との兄弟愛、神との信仰接触などの責任と義務に言及している。 人は有意義な生活を全うする為の知恵が授けられている。 道理を弁えて神の定めた一貫した宇宙の法則に遵奉するならば、人間の存在価値を高める事必定である。 神聖さと世俗的要素は人間の性癖として、共存している。