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「つくる会」教科書で知事、「問題提起」と評価 (WEB埼玉) 2004/9/8

 「新しい歴史教科書をつくる会」が執筆した扶桑社の歴史教科書について、上田清司知事は七日、「新しい考え方を提案したことは評価する」と述べた。

 知事は広島・長崎への原爆投下について従来の教科書では「『戦争を終わらせるため落とした』とアメリカの書いた教科書のようになっている。もう少し日本の立場から書くべき」とし、「『つくる会』の教科書は日本の立場で記述されている部分が多くあり、問題提起という意味で評価したい。だが中身については触れるつもりはない」と話した。教科書採択については「地区の教科書選定委員会が決めることで、私自身がかかわることではない」とした。

 東京都教委は八月下旬、「つくる会」の教科書を来春開設する都立中高一貫校の中学で採用することを決めている。
http://www.saitama-np.co.jp/news09/08/07p.htm


新潟救う会の会長宅襲われる (新潟日報) 2004/7/23

 23日午前3時すぎ、新潟市中山2、「横田めぐみさん等被拉致日本人救出新潟の会」(新潟救う会)の会長(73)方のシャッターと軽乗用車が壊された、と近くの住民から110番通報があった。新潟東署では器物損壊の疑いで捜査している。
 調べでは、会長が経営する和服店の店舗兼住宅の1階入り口シャッターが、まさかりで4カ所割られ、大きな傷が付いていた。また、店舗入り口脇の車庫(シャッターなし)に止めていた軽乗用車のフロントガラスが割られ、ボンネットも3カ所、傷付けられていた。凶器のまさかりは、シャッターの近くと、フロントガラスに突き刺さったまま現場に残されていた。シャッターと車以外に被害はなく、当時、会長は自宅内で寝ていたが、けがはなかった。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004072322143


週刊新潮(2001年8月9日号の記事)
「新しい歴史教科書」を逆転不採用に追い込んだ「圧力」の正体

ある町の教育委員会の担当者はウンザリして言う。「7月25日に決定が覆るまで、もう電話もFAXもひっきりなしという感じでしたよ。FAXは一応1000通までは数えていたんですが、もうそれ以上は数えきれない。電話の数もそうです。対応するだけで手一杯。あの2週間あまりの間は、ほとんど日常の仕事が手につかないほどひっきりなしに電話とFAX攻めでした」

 他の市町の教育委員会でも同様の騒ぎが巻き起こる。「電話やFAXの内容は、協議会の決定に反対が7割で賛成が3割。賛成の人はだいたい個人で、反対の人は何らかの団体に所属している人が多かった」というのは、別の町の教育委員会の担当者。「しかも組織的に動員をかけてやっているという感じを受けました。反対を表明していた団体というのは、日教組や自治労、在日韓国人の団体、市民団体などでした。住所を聞くとほとんどが県外の人たちばかりだったんです」旧社会党・総評系の団体などは、わざわざインターネットのホームページに各市町教委の住所や電話、FAX番号を掲載して抗議を呼びかけていたのだから、騒ぎを大きくするのも容易である。だが、これが役所だけでなく、協議会の委員個人にまで執拗な嫌がらせが行われたのだから悪質なのだ。

 「各委員の自宅にも、電話やFAXが殺到したんです。なかでも新聞に”つくる会”の教科書採択に積極的だったと書かれた栃木市の教育委員長などは気の毒だった」と話すのは委員の一人。
「委員長は宮司をやっているんですが、深夜に”神社が燃えていないかい”なんて電話がかかってくる。一番応えたのは母親のことだったと言っていましたが、やはり深夜に”90歳のおばあちゃん、杖をついて歩いているけど階段から落ちなければいいね”なんて電話もあったそうです。もう、ここまでくると脅迫ですよ。委員長が不在で夫人が電話を取ると”お前の亭主は何を考えてるんだ”なんて罵声を浴びせるものだから、夫人もノイローゼになってしまった。無言電話も含め毎晩こんな調子ですから参ってしまった。