記念館からバスではりまや橋まで戻る。はりまや橋でバス停を変えて、龍河洞という所にある竜馬歴史館という所。ここははりまや橋からは少し離れていて確か1時間くらいかかった。随分田舎まで来て、やっと歴史館に着く。歴史館はこんな感じ。
見学する前に受け付けのおばさんにバスの時間を聞いてから中に入った。すると突然蝋人形にお出迎えされた。そう この歴史館は蝋人形で竜馬紹介する所なんすけど、リアルすぎて時に絶句、時に爆笑してしまう。 まあとりあえず順路を進んだ。竜馬誕生から始まり、竜馬の少年時代…これが、面白かった。実際竜馬少年は姉の乙女にスパルタ教育を受けて成長していくんだけど、その、竜馬が乙女に水泳を教えてもらっている蝋人形があって、ここではちょっと…笑いが止まらなかった。
解るかな。乙女姉ちゃん、竜馬を縄でつないで河で泳がせてる。なんか、今考えるとさほど面白くないけどその時は面白かった。 なんか一応河は水があって、チョロチョロチョロという音が流れていてね。本当は写真撮ったらいけなかったと思うけど他にも何枚か撮っちゃったから載せます。
ま、そういう感じで順路をたどって行って、興味深い蝋人形達を見学していった。 竜馬暗殺の場面が終わると、(ここでは暗殺の陰謀者達は新撰組になっていたけど犯人は未だ謎)次は何故か、何故なのか、ガンジーやゴルバチョフや楊貴妃やマリリンモンローの蝋人形が並んでた。 マリリンモンローは、人形の前を通ると風が吹いてスカートがめくり上がる仕組みにまでなっていた…。 全部見終わって、バスまで時間があったから土産などをみて、それでも時間があったから館内のソファーで座りながら、感想を書くノートがあったからそれに少しだけ何か記入したりしてたら係員が来て、「もう閉館です」と言われたから外に出て、バス停で座ってバスを待っていたら受け付けで働いていたおばさんが車ででてきて、「駅まで送っちゃるきに、乗りや〜」と叫んでくれた。車内でどこから来たとか、もうすぐアメリカに留学するとか話しをして、路面電車の駅まで送ってくれた。降りる時、色々アドバイスを貰って、アメリカ行っても、頑張ってねと言われた。嬉しかったねえ 今でも良く、覚えとる。 そこから電車で30分位ではりまや橋についた。 フェリーまでまだ時間があったから、そこら辺のお土産やで何か買おうと思った。また自分へのお土産だけど、購入したは竜馬ブロンズ像(ミニサイズ)。今現在も米国にて活躍中。それからまた電車で、船乗り場まで行き、待合室で長くて短かった1日を振り返ったりしてたら乗船時刻となったから船に乗りこんだ。雑魚寝広場で早めに陣地取りをして、毛布を3枚借りて、名残惜しい気持ちで一杯だったけど疲れに勝てず、即寝した。次の日目覚めたのは6時頃。肌寒かったから自販機でカップラーメンを買って食べた。デッキに出てみるともう南港がすぐそこに見えた。早かったけど深かったなあと、なんとなく切なくなったりもしたけど船を降りて家路へと向かった。家に着いたら母上と妹が家を出る準備をしていたけど私は一方的にべらべらべらと旅の感想を伝えて寝た。
締めの言葉のコーナー―――まあ今でもあの時見た物や感じた事をはっきり思い出せるし、すごく良い 一生ものの経験ができたものだと思うんすね。あの日はした事が全て吉とでた。天気にも恵まれたし、良うござんした。締めの言葉終わり。