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特殊な状況下での戦闘・スペルの使用

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特殊な状況下での戦闘

特殊な状況下でのスペルの使用

■特殊な状況下での戦闘

●不意打ち

相手に気付かれる前に攻撃することで相手の不意をつくことができる。

不意をつくには不意をつく目標に気付かれないように行動しなくてはいけない。不意打ちを試みるものは全員隠密行動ロールを行う。

不意をうたれる目標は『警戒』の状態でないと不意打ちを察知することができない。警戒スキル参照。

この『警戒』状態のルールが面倒であると感じたなら、警戒ロール(警戒スキルを修得していなければ感応ロール)を必要に応じて行えるようにしてもよい。

不意打ちを試みるものの隠密行動の成功LVが目標の警戒の成功LV以上なら目標に気付かれずに行動することができ、不意打ちを行うことができる。

もしも目標が1人でも隠密行動の成功LVを上回った場合、その人物は不意打ちに気付き、ただちに戦闘が始まる(戦闘単位で行動を解決する)。しかし、不意打ちに気付いた人物以外は戦闘開始時ではまだ不意打ちに気付いていないことになる。

不意打ちが成功した場合、通常通り戦闘を始める。不意をうたれたものはイニシアティブを振れず、不意をうたれたキャラクターは不意をうたれたことに気付くまで行動を行えない。

不意をうたれたものは能動的防御を行えず、回避の成功LVは自動的に−1LVとなる。さらに、攻撃者の威力+2。

基本的に攻撃されるか、誰かが攻撃されれば不意をうたれたものは不意打ちに気付く。攻撃されるなどにより不意打ちに気付いても、不意をうたれたラウンドは回避行動−20%。次のラウンドになるまで行動することはできない。

●睡眠・気絶しているものに対する攻撃

寝ているものは攻撃された場合、攻撃に気付かない限り回避行動を取ることができない。

寝ているものは警戒スキルにより『警戒』の状態にあることにより、攻撃を察知することができる。寝ている時も『警戒』の状態にあるには眠る前に『警戒』することを宣言しなくてはならず、この時警戒スキルロール(警戒スキルを修得していないなら感応ロール)−20%を行う。

この成功LVが攻撃者の隠密行動の目標LVとなり、隠密行動の成功LVが警戒の成功LVを下回った場合、眠っているものは攻撃する前に攻撃者に気付くことができる。(成功LVが同じなら気付かない)

この『警戒』状態のルールが面倒であると感じたなら、警戒ロール(警戒スキルを修得していなければ感応ロール)を必要に応じて行えるようにしてもよい。

警戒スキルロールを必要に応じて行うなら、警戒スキルロール−20%の成功LVが攻撃者達の隠密行動の成功LVを上回れば攻撃する前に攻撃者に気付くことができる。(成功LVが同じなら気付かない)

眠っているものに気付かれずに攻撃したか、気絶しているものに攻撃した場合、目標は回避行動を取ることができず、回避の成功LVは自動的に−1LVになる。さらに、攻撃者の攻撃威力+4

●暗闇・盲目時の戦闘

暗い場所での戦闘では、暗闇でも目が見えない限り回避と命中に修正がある。

暗い場所では体を使ったあらゆる行動および目標の位置が正確に解らなくてはならない行動は、まず感応ロールを行い、感応ロールの成功LVx20%を−40%の修正に足し、これが行動の修正となる。

この時感応ロールに鋭敏聴覚スキルLVx5%と鋭敏視覚スキルLVx5%をたせる。

全く光のない暗闇や、盲目な場合、体を使ったあらゆる行動および目標の位置が正確に解らなくてはならない行動は、まず感応ロールを行い、感応ロールの成功LVx20%を−100%の修正に足し、これが行動の修正となる。

全く光のない暗闇や盲目な場合、感応ロールにたせるのは鋭敏聴覚スキルLVx5%のみ。

全く光のない暗闇や、盲目な場合、回避行動は上記の感応ロールに成功しないと試みることができない(成功LVは自動的に−1LVとみなす)。

●沈黙

音が聴こえない空間や、耳が聴こえない場合、回避−10%、警戒−40%。鋭敏聴覚スキルは使用することができない。

●地面戦闘

地面に転がった状態ではあらゆる肉体を使った行動(攻撃、回避を含む)に−40%の修正がある。

地面戦闘の技を修得していた場合、この修正を技LVx5%軽減できる。

術の使用にも修正があり、魔術−10%。

地面に転がった状態から起き上がるには1行動を使用する。しかし、曲芸スキルを修得していた場合、曲芸スキルロールに成功することで即座に起き上がることができ、さらに行動することができる。この場合、行動は移動行動とみなし、行動−20%(回避は含まれない)。

●水中戦闘

水中とは、いわゆる足の届かない完全な水中である。

水中での戦闘では、水泳スキルが重用になる。

鎧により水泳スキルロールに修正があり、鎧の全力移動修正が水泳スキルロールへの修正となる。鎧による敏捷ベースのスキルへの修正は水泳スキルには当てはまらない。

水中での移動も、地上のように鎧による移動修正がある。しかし、水中では全力移動修正を移動行動修正と同じにする。修正なし移動の修正は水中でも同じ。

例えば、全力移動修正が24m、移動行動修正が8mの鎧を着ていたなら、水中では全力移動でも移動行動でも移動力の修正は8mとなる。

水中での1Rの移動力は5+敏捷ボーナス+水泳スキルLVmであり、敏捷ロール+水泳スキルLVx5%の成功LVmを加えられる(回避−20%、行動は移動のみ)。

敏捷ボーナス+水泳スキルロールの成功LVmまでの移動は移動行動となり、あらゆる行動−20%。

水中での修正なし移動は1+水泳スキルロールの成功LVm。

水中では肉体抵抗ロールの成功LV分間息を止めていることができる。 水泳スキルもっているなら水泳スキルx5%を肉体抵抗ロールに足せる。

息を止めながら移動以外の激しい行動をするなら、毎R肉体抵抗(+水泳スキルLVx5%)ロールを行い、失敗すると息が続かなくなり、窒息を始める。 窒息したなら次のラウンドから毎R呼吸ができる状態になるまでHPとMPに1D6ダメージ(減少不可)。

気絶した後も死ぬまで窒息によりダメージを受け続ける。

水中では動きが制限され、肉体を使ったあらゆる行動(命中、回避を含む)−20%。さらに、水中では水の抵抗により攻撃威力−2(一部の武器は水中での修正が少なくなる)。

また、水中では大きな武器や振って使用する武器は使えない。基本的に、短剣、突剣、槍、格闘、魔銃以外の武器では攻撃できない。ポールアームなどの武器の場合、突き刺すための鉾先で攻撃することはできる。

これら以外の系統の武器で攻撃した場合、命中力さらに−20%(計−40%)、攻撃威力さらに−2(計−4)。

水中では身体の自由が制限され、ちゃんと喋れないためスペルを使用する時魔術−20%。詳しくは水中でのスペル使用参照。

●組み付き

格闘技の『組み付き』を使用すると組み付いた状態になる。

組み付いた状態では双方よけ−40%、受け、止め−20%、命中力−20%。

組み付いたなら、至近距離にいるものとみなし、至近距離でも攻撃できる武器でのみ双方に攻撃可能。お互いへの攻撃はダメージ−2。

組み付きをふりほどくには筋力ロールか『組み付き』ロールの成功LVが相手の筋力ロールか『組み付き』ロールの成功LV以上ならふりほどくことに成功する。

組み付いた状態では様々なことができる。詳しくは格闘技参照。

■特殊な状況下でのスペルの使用

●身動きが取れない

身動きが取れない状態ではスペルを使用することが難しくなり、魔術−20%。

この状態は組み付きの状態を含む。

指も動かせない状態なら−40%。

●沈黙(しゃべれない)

スペルの使用には言葉が必要であり、喋ることができないとスペルの使用が困難になる。魔術−40%。

●地面(転倒)

地面に転がった状態でスペルを使用する場合、身体の自由がある程度制限されるため、魔術−10%。

●水中

水中でスペルを使用する場合、身体の自由が制限され、うまく喋れないため魔術−20%。

さらに、水中ではダメージを与える術の威力が下がってしまう(MPにダメージをあたえる術や、精神抵抗でのみ防御可能な術の威力は変わらない)。

水中でのダメージをあたえる術は、魔法威力−2。火熱系のスペルの場合、魔法威力−4。水流系のスペルに限り、水中でも威力が低下しない。