「証」
タバコの煙が中を舞う、何かキレイだね。
煙は天井まで浮かんでく。
私も連れてって。
煙が体の中で流れて落ち着く・・
私を包み込んで。
タバコの灯りを見つめると赤い光が目の前で揺れる。
催眠術のように眠くなる。
ゆっくりとその灯りが腕へ・・
手が動く、頭が揺れる、煙が舞う。
痛みが体中に走る、電気みたいに。
腕を見てみるとそこには「跡」が残ってた。
「跡」それは痛みの証拠。
「跡」それは私の存在を確信してくれる。
「跡」それは「証」。
私の「証」。
〜これ読み直してみると怖いなぁ。イロイロあったのさ・・〜