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書道の復活 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月30日(木)23時03分22秒
木村樣
書道は昔やつてゐました。でも、もう10年くらゐ書初めなんてやつてゐませんね。
2000年にはやつてみようか知ら。
「正論」には莫山先生が連載されてゐましたッけ。
夕霧樣
Yahoo!の方には復歸しました。でも年末はさすがのYahoo!もアクセス數が減つてゐますね。
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!●!だめ!!!! 投稿者:夕霧 投稿日:12月29日(水)19時11分44秒
びんちゃんが寂しがってるぞ!!!
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書家と詩人 投稿者:木村貴 投稿日:12月29日(水)16時54分17秒
野嵜さん、本の紹介ありがたうございます。
私が活字と手書き文字の問題に興味を持つたのは、江守賢治さんの本が
きつかけで、『解説 字體辭典』(三省堂)などをよく眺めてゐます。
私は「これだけワープロが普及すると、必ず反動で書道ブームが来るぞ!」
と女房に向かつて豫言(?)したことがあるんですが、一向に氣配がしない
んで、このままだと亭主の沽券にかかはりさうです。
でも、書道ッていふのは滅ぼしたくない藝術ですね。
そのためには、裾野である日常生活から手書きを滅ぼしてはいけない。
それから、書家は國語の問題についてもつと發言してもいいと思ふんで
すが、あまり見ませんね。最近だと石川九楊さんくらいですか。
詩人といふのも、何をやつてゐるんだかわからない。
國語に物申す書家も詩人もいない國。それが今の日本だと思ふと、實に
寂しいですね。
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年の瀬 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月29日(水)08時29分17秒
おはやうございます>INTRATEC樣
今年はインターネットで明け暮れました。餘りよい年ではなかつたやうな氣もします ^ ^;
年末に大整理があつたみたいですが、Yahoo!掲示板はここ數日見に行つてもゐないですね。
これからしばらくは、じつと鳴りをひそめるつもりです ^ ^
その代りサイトの方を充實させていかうと思つてゐます。
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今年も 投稿者:INTRATEC 投稿日:12月28日(火)16時06分22秒
愈 終わりですな。 良い年でしたか?
YAHOOのほうも、トピック削除、ID削除の嵐でした。
>私が一度もID削除の目に遭つてゐないと云ふのは、Yahoo!七不思議の一つと言つても
>よいくらゐ不思議な事です。
そうかもしれませんね(^^ (失礼!)
今、野嵜殿が顔出している数箇所は、まともな意見交換ができている感じですね。
しかしYAHOOは寂しくなりましたね〜・・・。
私も最近は、書くことが無いです。
YAHOO以外で面白いところありましたら、(野嵜殿が顔出しているところ)教えてください。
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國語の表記 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月28日(火)08時16分50秒
活字か、手書きの文字か>木村樣
手書きの字體は適當に省略される場合があるから、必ずしも正しいとも言へないし、
活字は歴史が淺い上、時代によつて字體が變つてゐるから必ずしも當てにならない――
戰前の國語教科書の字體も、年代によつて違ひがあるんださうです。
永野賢氏がそれを調査したさうです――が、私は今のところその調査結果を手に入れてゐません
ので、詳しい事はなんとも言へません。
もつとも現在のPCの文字環境では、字體の變遷なんて資料があつても再現できないですし……。
永野賢氏の調査については『日本語の現場』第1集(讀賣新聞社)に少しだけ書かれてゐます。
この本は古本屋にもそれなりに出囘つてゐるやうです。
假名遣の確定>高崎樣
厄介な問題ですが、何とか解決の目處がつけばいいですね。
高崎さんの研究には期待してをります。
來年もよろしくお願ひいたします。
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正月 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月27日(月)23時19分48秒
私事で恐縮ですが、一週間ほど上網路できなくなります。來年も變らず
御批正の程、願上げます。『かなづかひ標準』は、二月末完成を目標にします。
この掲示板も存外多くの方が注目してゐる事を知りました。ROM だけでなく、
樂しく意見交換できれば嬉しいですね。
さうさう、青方の中村さん、私はさほど「論文」を書いてゐるわけでは
ありません。とりあへずホームページが主なものです。
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活字の問題 投稿者:木村貴 投稿日:12月27日(月)18時43分54秒
野嵜さん、ありがたうございます。
福田さんは「恆」と書かれてゐたんですね。
私は正統表記の理想を目指すうへで、康熙字典の字體をもとにした活字
や、デザインの觀點から誇張された明朝體活字を、傳統的な楷書に近い
活字に改めるべきではないかと思つてゐるのですが、
活字の歴史も百年、二百年になると、杓子定規にいかない部分も多くな
つて来るやうですね。
難しい問題です。
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いよいよ年の瀬 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月27日(月)16時55分07秒
こんにちは>HITLER II樣
zak_kとセットでID削除ですか。或意味zak_kの狙ひ通りの決着となつてしまひましたねえ……。
なぜか私のIDはいまだ削除されてゐないのですが、歴史や教育方面は行く氣が無くなつてゐるので
最近は行つてゐないんです。
それにしても、私が一度もID削除の目に遭つてゐないと云ふのは、Yahoo!七不思議の一つと言つても
よいくらゐ不思議な事です。
「恆存」>木村樣
實は手許に「謹呈 田中美知太郎樣」と云ふカードの入つた『私の英國史』がありまして、
その署名を見ると「福田恆存」となつてをります。
福田さんの場合、親につけて貰つた名前をみだりに改めまいと云ふお考へがあつたのかも
知れません。
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「恆存」か「恒存」か 投稿者:木村貴 投稿日:12月27日(月)10時15分40秒
年賀状を書く季節になると、漢字を筆寫體で正しく書くのに結構氣を遣ひます。
活字の本は筆寫の手本にはなりにくい。活字の姿をそのまま寫すと、筆寫體とし
ては間違い、ないし不自然になることが多いですから。
原田種成さんの『漢字小百科事典』にこんなことが書いてありました。
「曾良」の曾の字を手で書く時、活字通りに上部を「八」の形に書いてしまふ人
が多いが、これは間違ひ。筆寫では昔も「ソ」の形で、つまり「曽」と書いてゐた。
「曽」の字はひらがなの「そ」、カタカナの「ソ」の字の原型であることを思へば、
すぐわかる筈の常識だ。尊・猶・説・送・遂の上部も同然である、と。
ところで、
福田恆存さんの「恆」の字は活字體。
書寫體は、唐の時代から、現代の新字體と同じ「恒」。
福田さんは自分のお名前を手で書かれる時、どちらの形で書かれてゐたんでせうか?
文藝春秋の全集の題字は、どちらとも取れる微妙な形で書いてあるんですが…。
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メリークリスマス 投稿者:HITLERU 投稿日:12月27日(月)01時01分37秒
なんて時期も過ぎちゃいましたが一週間くらい前にザコとセットでヤフーにID削除
されちゃいました。何故ザコとセットなんだ!相変わらずヤフーの考えはよくわからな
いですね。最近ヤフーで顔を見ないような気がしますがどこにいるのですか?
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謹告 投稿者:野嵜健秀/言葉 言葉 言葉 投稿日:12月26日(日)09時54分10秒
鰻の寢床と化しつつあつたトップページから、批評家・文學者列傳を分離し、「反近代の思想」
ページとして獨立させました。階層が深くなりますが、やむを得ません。
なほ「言葉 言葉 言葉」のデザインに關しては、既に諦めてをります。ページの見榮えを期待
しないで下さい。「言葉 言葉 言葉」は、見榮えとのトレードオフによつて、更新頻度を上げ
てゐたりします。
しかし、トップページくらゐは凝るべきかなあ?
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無理からぬ/無理ならぬ 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月24日(金)14時54分52秒
こんにちは>中村樣
初期の先生の御本の中で、「無理からぬ」となつてゐたのをおぼえてゐます。
のちの本では「無理ならぬ」になつてゐます。
『文學と政治主義』は、ゲラをコピーしたのを授業でテキストに使ひましたが、
誤植を見つけた人が點を貰つてゐました ^ ^
それでは。
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太秦他 投稿者:青方の中村 投稿日:12月24日(金)14時14分34秒
あゝ、さうでした。「太秦」を早速、登録しました。
「契冲」を利用してますが、他にもあるのでせうか。
ちよつと、氣になつてきました。
「廣瀬香美」は、おつしやる通りですね。
高崎さんの論文を讀みたくなりました。
ところで野嵜さん、松原先生の本で誤字脱字を
發見された事はありませんか。單純ミスとはいへない
やうな間違ひとか。
私は、「殘念ながら」無いですね。
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理想は遠し 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月24日(金)05時57分44秒
おはやうございます>高崎樣
「入る」に關する議論は、何かの本で見たやうな記憶があるのですが、それが思ひ出せないんです。
漱石やら誰やらがどういふ書き方をして、それにどのやうなルビが振られてゐて……といつた
議論だつたやうな記憶があるんですが――なんだかお役に立てませんね ^ ^;;;
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新着情報 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月24日(金)05時51分17秒
「C.S.バビア氏の言葉」を追加
「各論者の主張」を「參考文獻リスト」に改編。
http://user2.allnet.ne.jp/noz/Taku.html
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re:入る 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月24日(金)01時23分29秒
野嵜さん、よく考へると、これは結構深刻な問題ですね。
>>「はいる」か「はひる」か――なんて議論を、どこかで見たやうな記憶があります。
「這ひ入る」だから「はひる」といふ事で、各種辭典には「はひる」とありますが、
「は + 入る」といふ解釋も無理ではないと思ひます。地名にはこんな例がたくさん
ありまして、群馬縣の「さはたり(澤渡)温泉」とか三重縣の「かうちだに(香落)溪」
など、どうやら一字目の假名を優先にしてゐる樣子がうかがへます。しかし「這ひ」が
つかうがつくまいが「入る」といふ意味には大差ないので、「いる」を優先させた方が
よいやうな氣もいたします。また東京の「あをめ(青梅)市」の場合、「あを」を
「オー」と讀ませるのはかなり例外的になり、些か苦しい感もあります。「語源に
遡る」歴史的假名遣が、逆に弱點となってゐます。川柳などの駄洒落も、なかなか
假名遣を決めにくい場合が多いですね。
ところで「廣瀬香美」といふ名前に、何となく發音の落ち着きの惡さを感じるのは
私だけでせうか。
青方の中村さん、ひょっとして「契冲」ですか?「太奏」は契冲の誤變換である
事に、最近やっと氣づいたのです。本當は「太秦」です。秦(はた)氏の本據地です
から、間違ひないでせう。
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「國語國字問題解説」の改修 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月23日(木)21時06分28秒
「國語國字問題解説」の手直しをしてゐます。口上も一新しました。
http://user2.allnet.ne.jp/noz/kokugo.html
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「そう」か「さう」か 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月23日(木)19時01分19秒
平泉澄博士の『萬物流轉』を讀みはじめたら、こんな例が――
記録の上には再建といふ事は一切見えてゐないのであるから、素直に考へればそう解すべきである。(13頁)
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言葉の深さ 投稿者:青方の中村 投稿日:12月22日(水)14時14分25秒
「大收穫」といつて貰へますとこちらも
ちよつと嬉しいです。「うづ」の假名遣ひが
分りませんでしたので助かりました。
「太奏」に關しては、辭書に書いてある
事程度しか存じません。でも、改めて辭書で
見て、ちよつと氣になつてきました。
かういふ事の眞相を追及する事だけでも
面白いかもしれません。言葉の奧は深いなあ
といふ事を改めて實感しました。
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入る、這入る 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月22日(水)04時17分09秒
「はいる」か「はひる」か――なんて議論を、どこかで見たやうな記憶があります。
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re:うづ 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月22日(水)00時36分13秒
青方の中村さん、さう!かういふ例が絶好なんです。これは大收穫。
>>葦津珍彦の珍の「うず」です。
「珍(うづ)」自體は完全な古語で、これだけ假名遣教科書に載ってゐても
あまり應用が利きませんが、「葦津珍彦」ならぐっと具體的になりますね。
假名遣教科書もいろいろありますが、何だかどれも孫引きみたいで、
やはり現代語に生かす解説が欲しいものです。尤も葦津珍彦を知ってゐる
人はもう少ないのかもしれませんが。
ところで何故「太秦」は「うづまさ」なのでせう。
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珍(うず) 投稿者:青方の中村 投稿日:12月21日(火)16時40分27秒
高崎さん、諒解しました。ひとつ、ありました。
葦津珍彦の珍の「うず」です。
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re:re:方言 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月20日(月)21時29分16秒
今まで英語の文章をず〜ッと書いてゐた野嵜です。
思はずThank you for your reply.とか書きさうになつてしまひました ^ ^
>野嵜さん、テキストの方、どうぞ宜しいやうに御使用下さい。
>また面白いのがありましたら御報告いたします。
ありがたうございます。
私も讀書範圍が狹いので助かります。よろしくお願ひいたします。
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re:方言 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月20日(月)20時10分52秒
青方の中村さん、假名遣とは文字化され得る言葉だけに發生する問題だと
思ふのです。京都方言や江戸方言のやうに、いろいろ文獻があるものは
假名遣をきちんとさせたいのですが、それでは方言辭典などにある言葉を
端から端まで確定させる必要は無いやうな氣がするのです。それに沖繩
方言ともなると、いろはでは處理できないさうですし。とりあへず
次のやうな基準を考へてゐます。如何でせう?
・京都や江戸など大方言
・文獻によく登場する方言、「〜ずら」「おいどん」など
・標準語から連想できるもの、「ずつ(術)ない」「めんさうれ(參り候へ)」など
電腦正統記掲示板にも書込んだ方が宜しい事は十分承知してゐるのですが、
あまり場所を擴げると取りとめなささうで、不義理してをります。數日に
一度は拜見してをります。
野嵜さん、テキストの方、どうぞ宜しいやうに御使用下さい。また面白いのが
ありましたら御報告いたします。體よく管理を他人任せにして、申し譯
ありません。
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方言 投稿者:青方の中村 投稿日:12月19日(日)09時39分30秒
高崎さん、方言のはうも宜しいのでせうか。
方言には語原の不明なものが夥しくあります。
まあ、自分でやりませうかねえ。
一つだけ「ビャアクル」といふ言葉があります。
餘計な事をするといふ程の意味ですけれども。
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新着情報 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月19日(日)01時46分12秒
三木清著「新しいコスモポリタン」の電子テキストを公開しました。
http://user2.allnet.ne.jp/noz/MIKI/cosmo.html
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「月曜評論」月刊雜誌化 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月18日(土)18時02分25秒
平成11年12月25日第1410・1411合併號に「讀者の皆樣へ」と云ふ記事があり、
>さて、このたび、來年(平成12年)1月より月曜評論を月刊雜誌として發行する運びとなりました。
>體裁はB5版大52頁毎月第3日曜日發行です。
と告知されてゐます。
どうも「情勢」は芳しくないやうです。そんな譯で「言葉 言葉 言葉」は月曜評論を應援します。
個人的には「別館」の方に月曜評論同好會のページみたいなものを作らうかと考へてをります。
取敢へず別館掲示板で、月曜評論關係の話でも出來たらとか思ひますので、よろしくお願ひします。
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文獻のご紹介ありがたうございます 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月18日(土)17時55分58秒
>講談社文藝文庫『詩文選』吉川幸次郎 平成3年 に、興味深い一文がありました。
吉川幸次郎はまだ著作權が切れてゐなかつたと思ひますが、引用の範圍ならば大丈夫でせう。
それでなんですがこの文章、「言葉について考へるための參考文献」に加へさせていただいてよろしいでせうか。
掲示板の過去ログの中に埋もれさせるのはもつたいないですから。
それとも高崎さんのサイトの方で公開なさいますか?
>『人文學と情報處理』
これは今の時代、本當に重要なテーマだと思ひます。
個人的には、文系の人間が暴走して國語を改めた事で、理系の研究者が苦勞を背負ひこまされた
と云つた感じがします。現在のPCの發達を豫期できなかつた言語學者は反省すべきです。
>野嵜さんの本領は、テキストの電子化にあると拜察いたします。
正統表記を支持する人間はそれぞれ役割分擔して事に當つた方がいいでせうね。
文獻の電子テキスト化が進んでゐますが、正字正かなの文獻が新字新かなに「改竄」されるケースが
目立ち、憂慮されます。
「言葉 言葉 言葉」では、正字正かなの文獻の電子テキスト化、及びその取りまとめを行つていければ、
と思つてゐます。
實際の所、Yahoo!掲示板方面での政治談義なんて、好い加減飽きてゐるんです。
「言葉 言葉 言葉」を文藝サイトに戻すために、批評關係の文章を「別館」に持つていつたんです。
今後は國語國字問題をメインに、正字正かなで書いた(書いてゐる)作家・批評家について、
「言葉 言葉 言葉」は扱つていきたいと思ひます。
>中村さんへ追伸
>ロゴマーク(て、いふのでせうか)はお作りにはならないのでせうか。
「言葉 言葉 言葉」「Kotoba! JAPAN」のバナーも作らうかとは思つてゐます。
ただ、「言葉 言葉 言葉」ではあんまりグラフィックは使ひたくないんです。
テレホーダイの時間帶でもあッと言ふ間にページが開くサイトにしたいんです。
さう云ふ譯でここはテキストばかり――「言葉 言葉 言葉」ッて事です ^ ^
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Kotoba! SEARCH登録ありがたうございます>中村樣 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月18日(土)17時01分31秒
中村さん、菊一文字さん、登録ありがたうございます。
誰も登録してくれないまま私のページだけが増えていつたらどうしようかと思つてゐたところでした。
Kotoba! JAPANは當初は、あゝ云ふ形のサーチエンジンにする積りだつたのです。
ただ、以前はCGIをうまい事設置出來なかつたので、ディレクトリサーヴィスとして
「暫定開業」したのですが。
今ではどうにもならないくらゐ登録URI數が増え、Kotoba! JAPANだけで自立してしまつてゐます ^ ^
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『人文學と情報處理』 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月18日(土)16時25分59秒
勉誠社『人文學と情報處理』第24號(特集)電腦東洋學
勉誠社『人文學と情報處理』第25號(特集)歴史學系データベースと文字コード
この2册、少々專門的ですが、とても面白いですよ。
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『標準假名遣』 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月18日(土)10時59分02秒
野嵜さん、體調は如何ですか。
うん、確かに『標準假名遣』の方がよいかもしれません。そして現代假名遣は
「便宜上の標準的略式」として「許容」するのも一案。
皆樣にお願ひしたいのは、假名遣に迷ふ言葉を教へてほしい事です。まだまだ
困った言葉は埋もれてゐると思ふのです。さほど力を入れていただかなくても、
折にふれ注意してもらへれば幸ひです。最近、氣になってゐるのが端哥俗曲。
『お江戸日本橋』の「アレワイサノサ、コチャエ、コチャエ」とか、
『貝殼節』の「カワイヤノー」などです。
野嵜さんの本領は、テキストの電子化にあると拜察いたします。いづれ
『國語國字資料總覽』みたいに育つ事を期待してをります。著作權のある
ものは、文獻一覽だけでもありますと、大いに助かります。
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こんなのありました 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月18日(土)10時58分07秒
講談社文藝文庫『詩文選』吉川幸次郎 平成3年 に、興味深い一文がありました。
漢詩を作るために、主な字の所屬韻ぐらゐはすべて暗記してゐるのが常識だった筈
なのに、それがなぜ假名遣と結びつかなかったか。漢籍を讀む人は、假名文字に
關心が無かったのかもしれません。(半角スペースは、讀取りの便宜に、私が勝手に
つけたものです。原文にはありません。これ、著作權にひっかかりますか)
字音かな遣ひあらたまれりといふを聞きて 昭和十七年九月「國語國文」
おのれ 唐のまなびに 心よせてより、聞きて讀むも 筆とりて書くも ただ唐ぶみばか
りにて、十年あまりを經しほどに、みくにことのうへなる くさぐさの掟、みな いとお
ろそかに なりぬるうちにも、唐もじの となへざまとて、先つ世の 人の定めたまへる
字音假名遣ひと いへるわざは、わが名幸次郎といへるさへ、いかがしたたむべきか 定
かならずなりぬ。一とせ 神田喜一郎ぬしの父君 みまかり給ひける折、おのれは 東京
へまゐるべきことあり、したしく とぶらひまゐらせむすべもなきままに、驛より 電報
うちてやるに、ヨシカハとまでは心得つ、また郎の字は唐音 lang にて陽唐の類なれば
、ラウなるに定まれり、さて幸の字は いかがあるべき、唐音は shing にして庚清の類
なり、陽唐の類にはあらざれば、おほかたコウならむと、おしはかりにてしたためつ。
程へて字書どもあらためぬるに、庚清の類も みなア段の假名なりければ、始めておの
が無學を恥ぢけり。
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こんなのありました 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月18日(土)10時56分42秒
かくおろかなる おのれにはあれど、古き假名づかひ 改りぬると聞けば、古きものの
すたりゆくを 惜しむ心あり。またかくなれるを 便りよしと思ふ方もあり。おほかたは
便りよしと おもふかた多し。そは ひたぶるに おのれ無學なるゆゑにはあらず。さ思ふ
仔細ぶつにあり、そも假名づかひといふは、いにしへの となへざまを、そのままに假
名にうつしたるなるべし。さればこの掟を守るは、いとゆかしきに似たれども、今の言
葉の古(いにしへ)と異なれるは、ひとりとなへざまのみにはあらず、もろもろの言葉
のさま 皆すでにうつれり。テフととなへしを チョウととなへ、ホンタウととなへしを
ホントウととなふるは、となへざまの うつりしなり。コテフといひしを テフテフと
いひ、ムベといひ ゲニといひしを ホンタウニといふは、言葉のうつれるなり。かくよ
ろづのさま 古とはうつれるに、ただ書きざまのみ 古のとなへざまをうつすは、さまで
よしあることともおぼえず。ことにこのわざ わらべたちに授けむには、便りあしきかた
多かりなむかし。わらべたちは 古の言葉のさまも知らず、またいにしへの言の葉 い
まと異なれりとも わきまへざるに、などこのわざの心にしみなむや。まして今の世の
言の葉は、さらにまたおしうつりて、チョウチョといひホントニといふ。はかなきさと
びママごとにはあれど、はかなきままに あはれなるふしあるを、古きかなづかひ 守るの
みにては、うつすべきすべなからむ。おのれ新しきかなづかひ便よしと思ふは、かかる
ふしあればなり。かの西洋のふみのつづりざまも、となへざまのごとくにあらねば、と
なへざまのごと したたむるはあしといふは、かへりて大和ごころにあらずかし。
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こんなのありました 投稿者:高崎一郎 投稿日:12月18日(土)10時55分38秒
新しき假名づかひにては 唐音まなぶにたよりあしといふ人あらむ。されどこはさまで
ゆゆしきことならず。古き字音の假名も、もろこしの音の姿を 寫したるものにはあれ
ど、もろこしの音の姿は いとさはにして、開齊合撮と折れまがりたるに、みくにの音
は少くしてすなほなれば、ただおほよそを寫したりと覺し。おのれむかし第三高等學校
にありしころ、源氏の源は もと ぐゑんなりきと、阪倉篤太郎大人(うし)の さとし
たまひしが、げに愚袁切といふよりすれば、ぐゑん なるべし。さるを この假名いつか
すたれて、前の假名づかひにてもその沙汰なし。また閉口の韻の侵覃鹽咸も シム タム
エム カムにはあらで、眞單煙間とおしなみに シン タン エン カンなりき。前の假名
づかひ 知ればとて、唐音まなぶに さして便りよしともおもほえず。おのれ唐音をまな
ぶに 假名づかひにたよりことなし。こは世の唐まなびするものに ただしたまひても、
おほかたは同じかるべし。
また古き假名づかひ すたりぬれば、みくにの古きふみ 讀むにたよりあしく、古きふ
み讀むこと、おのづから おろそかになりゆかむとの おもむママばかりあらむ。まことに
さもありなむには、これゆゆしきことなり。さはれ便りあしといふは、まことに たよ
りあしきにや。よろづ言葉のさま すでにおしうつりぬるに、假名づかひのみ 古きとな
へざまに從ひてしたためぬとて、古きふみ讀むこといとたやすかりなむや。上つ世のふ
み 讀むこと かたしといはば、古き假名づかひ守るともかたく、たやすしといはば、古
き假名づかひ守らずとも、たやすかりなむ。おのれひそかに思ふに、古きふみ讀むこと
おろそかになりゆくは、假名づかひの古き新しきにはかかはらじ。古き人の心のさまは
古きふみ讀みてこそ知るべきに、世の人このことわりをさとらざるが故なり。鈴の屋
の大人の さとしごとのごとく、およそ人の言と心と事とは相かなへるものにて、古き
心のめでたさは、しらべよき古き言の葉の うちにこそあるに、今の世の人は、古きふ
みのたふとさを 口にはとけども、このことわりを さとらざるが故に、あらそひ讀むは
何々の研究しかじかの論と、すべて古きふみの ただおほよそを、こちたく今の言葉に
いひかふるもののみにて、古きふみをそのままに讀むわざは、なかなかに おろそかに
なりぬ。まづ改むべきは、この習ひにこそ。この習ひまづ改りぬれば、たとひおのが言
の葉は 今のとなへざまのままにしたたむとも、古きふみ讀むことすたるべしやは。ま
たかくて古きふみのうちにて 古き假名づかひをさとらば、たとひ上つ世の人のごとく
となふることはかなはずとも、上つ世のとなへざまは かくこそありつれと、深く心に
しみてさとりなむ。かかるすぢよりいはば、おのれはわらべたちの習ふわざにも、ふる
き文さし加へたく思ふなり。今のわらべたちの習ふわざの すべて今の人のふみのみな
るぞ心得ぬ。なかにはいにしへごとを ときたるもあれど、それもみな今の人のふみな
るを、かくては古人のこころ 知りがたくなむ。今のふみ 一わたり修めたるうへは、古
きふみ授けむこそよけれ。ことに歌は人の心をたねとして、ことばみじかく 心ふかし
。それにたやすきふみども さし加へてさづけなば、いかばかりめでたかりなむ。そは
むつかしきわざなりといふは、例のおとなたちの おしはかりなり。ふるきふみ書ける
人はみな今の子らのおやにして、今の子らは みなそのうまごなるに、すくすくと伸び
ゆく若竹の、などさばかり ことにたわみてむや。小學校の國民學校と 改まりぬるはよ
し。その八年に改まりぬるもよし。やまと歌の一つをもさづけずして、國民學校といふ
ぞあやしき。ただこの道行はれむためには、みくにごと定かにまなびたる人あるべし。
さるを世の學者のおほむねは 世の中のならひになびきて、何がしの論しかじかの研究
とこちたき沙汰のみ うるさきぞうたてき。ひとりわが西京の國學は、學士たちみな 古
きふみまめやかに讀みて、言葉にこもれる心のさま あきらむるをむねとし給ふ。いと
たのもしく めでたくなむ。から文にいはゆる 中流の砥柱とやいはむ。あはれこの道あ
としたえずば、假名づかひ改まるとも 何かはあらむ。唐うたに風雨淒淒、鷄鳴●●(ロ篇に旁が皆)
といへるをも思ひあはせて、おのれ讀みいでたる歌にはあらねど、
風ふけばおきつ白浪たつた山
よはにや君がひとりこゆらむ
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Kotoba! Searchに登録しました 投稿者:青方の中村 投稿日:12月18日(土)09時51分55秒
Kotoba! Searchに登録してきましたが、ロゴマーク(て、いふの
でせうか)はお作りにはならないのでせうか。
あつたら貼りたいのですけれども。だけれども
ランキングとかもされたら私のサイトは慘めな
事になりさうだ。
http://www.geocities.co.jp/Berkeley/7148/index.html
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シングルバイトのプログラム 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月18日(土)09時49分33秒
Windows 3.0時代は、英語版プログラムしかなかつたので、どこまで日本語が通るか、
試して遊んだものです。Windows95の時代になつて、さすがに國産プログラムで
一通りまかなへるやうになつて、英語版のプログラムはお役御免となりました。(私の環境では)
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Amaya 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月18日(土)01時58分01秒
w3c純正UA・Amayaですが、見事に日本語が通りません。
どうしてくれませう ^ ^
http://www.w3.org/Amaya/
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で 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月18日(土)01時25分46秒
入れてみたんですが、なんかさつぱり動きやしない。
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XML組版・製版ソフト 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月18日(土)00時36分42秒
XML組版・閲覧ソフト『An XML Formatter』α版公開
http://www.antenna.co.jp/XML/Xml-top.htm
xmlでは縱書きも出來るやうになるらしいです。
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どうでもいいんですが 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月17日(金)22時53分09秒
「別館」の方にもひつそりと掲示板なんてものを設置したりしてをりますので、
よろしければご利用ください。
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「荒し」データベース 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月17日(金)22時49分13秒
Yahoo!掲示板での「荒し」情報は狂人日記に集めてあります。
「著作權」云々と云ふ批判も來るでせうが、犯罪の證據を保存するためと云ふ言ひ譯を使へばOKです。
zak_kやfutakoto_mikoto_yokotoと「議論」する場合のネタに使つて下さい ^ ^
http://kyojin.homepage.com/
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まあ、これで削除ですから…… 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月17日(金)22時42分51秒
ホーム>芸術と人文>歴史>世界史:何故日本ばかりが悪者にならなきゃいけないのか
「事實」や「合法的」なやり方 No_Z
(26歳/男性/言葉 言葉 言葉) 1999年12月13日
11時24分
「事實」や「合法的」なやり方であつても、嫌がらせは嫌がらせなのであり、zak_k
やfmyやAnti_Uyokuは「荒し」であると言へますね。
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最早ヤフーはヒステリー? 投稿者:HITLERU 投稿日:12月17日(金)18時41分28秒
最近削除されるのが早い。しかも私が作成した「南京事件を誇大に宣伝する中国に真意は?」
という名のトピなんぞ、削除のお知らせも送ってこない。それと以外に遊べそうだったステハン
二号のトピも潰されている。
あの株価といい削除といい何を考えているのでしょうか?まあステハン削除事件はザコ
あたりがカテと関係の無いトピなので削除申請します。とまたチンコロたれたのか?
まああの馬鹿の被害者妄想には拍手してしまうほどのモンですね。とにかく人に嫌われたい
みたいだね。意図不明!とにかく俺はあの田吾作君が大嫌い。顔を見たら殴ってしまいそうだ。
ただ絶対告訴するだろうな(笑い)誇大な診断書もって、、
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「陪審員に訴ふ」より 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月17日(金)01時44分27秒
新着情報です。
増補版『私の國語教室』所收の「陪審員に訴ふ」の冒頭を掲載しました。
Yahoo!掲示板のトピック「ネットの水掛け論」に書込んだものを再利用したものです。
http://user2.allnet.ne.jp/noz/FUKUDA/Baishin.html
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インターネットでの喧嘩では、こんな事は滅多にないですね 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月16日(木)19時04分40秒
こんな喧嘩の仕方が出來る人達は昔はゐたのだが、今ではゐませんね。
殊、インターネットの喧嘩には、罵倒には腹を立てるものだと云ふ「固定觀念」があるやうです。
罵倒の仕方にも風情があつてよいと思ふのですが、そんなものまで斟酌してくれる「敵」は
まづゐない。
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辰野隆と「絶交状」 投稿者:野嵜健秀 投稿日:12月16日(木)18時59分13秒
……
颯田と言へば、今から30年ばかり前、突然僕に絶交状を送つたことがあつた。
その文に曰く「先頃まで俺は貴樣が好きだつたが、もう嫌ひになつたから今日限り絶交する」と。
僕は絶好の理由が薄弱だと思つたから直ちに返事を書いて「凡そ絶交や決鬪には相手の同意を必要とする。
もし乃公が先頃まで貴公を嫌つてゐて、今日から貴公を好きでたまらなくなつたら、絶交は成立たぬ。
少し気をつけて口を利くがいい。此の慮外者奴!」と言つてやつたら、折返して、返事をよこして、
「言ひ草が氣に入つたから、絶交の儀は一時見合はせる」と言ふ。その一時が今日まで續いてゐる
のだから、人生の交友なんて珍妙なものです。
……
「善友惡友」(辰野隆『河童隨筆』所收)