有難う御座います。
>福田恆存さんによるプラトンの對話篇の飜譯がひとつでもないんでせうか。
ないのではないかと。
さうでしたか。
余談ですが、福田恆存さんによるプラトンの對話篇の飜譯がひとつでもないんでせうか。たとへば、『ゴルギアス』とか。
折られたのは「群像」でした。
『万葉名歌』
表紙がうつくしいですね。これを折られたら、俺でも怒りますよ。
あ、せっかく例文を正かなにしたのに、正字にするの忘れてた。
例文中の「(画像)」は「(畫像)」の誤りということでお願いします。
> 「畫像の引用」の場合、altの値もアレしなければ云々。どんなものでせうねえ。
この場合は、(画像の中の)「女性徒」という誤字を話題にしているのですから、今のまま(alt="女性徒")でよろしいのでは。
引用としてマークアップするのでなければ、
<img alt="配役の「女生徒」とあるべき部分が「女性徒」になつてゐる。(画像)">
などとした方がアクセシブルかと思いますが。
直してみましたが、「畫像の引用」の場合、altの値もアレしなければ云々。どんなものでせうねえ。
二十五日の一件目、畫像は引用に當るのでは……?
仮名づかひが間違つてゐた
>示されたURLのページにゆけば書いてあることをなぜ訊くのでせうか。
失禮しました。自分で調べれば判ることを、安易に訊いてしまつた態度についてはお詫びします。それから、ご教示下されたことについては感謝しています。ありがたうございます。
今昔文字鏡のやうにフォントを導入しただけでは、自分のパソコンでは正しく表示できても、ホームページを見てゐる誰かのディスプレイに正しい字形が表示されてゐるとは限りませんので、訊いてみたのです。
>冬、者、徳、などの微妙に省略または変形された文字も、正字体が表示できるのでせうか。
示されたURLのページにゆけば書いてあることをなぜ訊くのでせうか。
>近々増刷されるそうです。
どうも情報ありがたうございます。
冬、者、徳、などの微妙に省略または変形された文字も、正字体が表示できるのでせうか。
> ところで、今昔文字鏡フォントを導入し、オープンオフィスを利用して正字正仮名で文書を作り、PDF形式で保存すると、(入力に非常に手間がかかりますが)完全な正字正仮名の文書が出来あがることが最近判りました。
そんな手間を掛けずとも、正字體で實裝したフォントで表示させれば濟むことでせう。
癸羊明朝
http://www.asahi-net.or.jp/~sd5a-ucd/freefonts/QuiMi-mincho/
文字鏡契冲
http://www5a.biglobe.ne.jp/~keichu/mojikeichu.htm
漢字道樂
http://www.sunsale.co.jp/soft-kot.htmhttp://members.jcom.home.ne.jp/ksmiracle/Kokugo/IME/Font.html
> 『ユニバーサルHTML/XHTML』つてもう版元品切なんですね?
近々増刷されるそうです。
http://www2.xml.gr.jp/log.html?MLID=xmlusers&TID=8758&F=0&L=10&R=1
うちのサイトの記事
http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/kokugo/EntitiyMemo.html
文字コード關聯のリンク集
http://members.jcom.home.ne.jp/ksmiracle/Kokugo/Code.html
Unicode 文字コード表:charmapx.zip
http://www.asahi-net.or.jp/~EZ3K-MSYM/archive/archive.htm
下の投稿は、「鴎」字の正字体をコピーして貼り付けてみたら、化けてしまつたやうです。
よつて、再掲します。
>その文字コード(ですよね)はどのやうにして調べればよろしいのでせうか。
>「鴎」の字が正しく表示されてゐるのは初めて見ました。
コード体系の違ふ漢字を表示したために、通常のコード体系に戻す命令が必要なのでせうか。
歌深までに、その猟忖コゥ`ド・ですよね・はどのようにしてユ{べればよろしいのでせうか。
仝t々の忖が屎しく燕幣されてゐるのは兜めてメ鰍ワした。
> ところで、今昔文字鏡フォントを導入し、オープンオフィスを利用して正字正仮名で文書を作り、PDF形式で保存すると、(入力に非常に手間がかかりますが)完全な正字正仮名の文書が出来あがることが最近判りました。
> 漢字の字体に関するメッセージをこれを利用して書かうかと思つてゐます。
日本語にもPCにも詳しくないので、完全かどうかはわかりませんが、文字実体参照を使えば、HTMLでも(通常は使えないような)正字を使用できるようです。
たとえば「福田恆存」や「森鷗外」と書けば、ブラウザで閲覧した際に、「福田恆存」や「森鴎外」といった人名が正しく表示されることが期待できます。
古いブラウザ、テキストブラウザ、携帯電話等では正しく表示されない場合もあるようですが、PDF文書よりは利用できる環境が多く、文書の使い勝手もよいのではないかと思います。
ご参考まで。
福田恆存
森鷗外
Yahoo!掲示板にしても某2ちゃんねるにしても、掲示板メインの活動は效果がないやうです。寧ろ「外野の野次は氣にしない」と言つた態度をとつてゐる方が。
掲示板は少しでも広報活動になれば、と思つてゐたのですが。
さういへばここは、苗字の儘の方が多いやうですね。
特に「匿名可」「管理者不在」のところでやるのは、やめた方がよろしいかと。精神的に保ちません。
>掲示板で「正字正かなの普及」をするのは、はつきり言つて無駄です。
さうかも知れませんね。
私が國語問題協議會に参加しようと思ひながら、一日伸ばしにしてゐるのも、やはり無力感によるものか。
こんにちは。発音が変つたのではなく、語形が変つたとの御指摘、ご尤もかと思ひます。
>「現代仮名遣」よりは増し
確かに正仮名づかひといへども、完璧ではありません。人間の作るものに完璧なものなどありません。しかし、少しでもましなものを造らうとする努力は出来ます。その努力を抛棄したところに現代仮名遣ひの問題があるのだと思ひます。
ところで、今昔文字鏡フォントを導入し、オープンオフィスを利用して正字正仮名で文書を作り、PDF形式で保存すると、(入力に非常に手間がかかりますが)完全な正字正仮名の文書が出来あがることが最近判りました。
漢字の字体に関するメッセージをこれを利用して書かうかと思つてゐます。
掲示板で「正字正かなの普及」をするのは、はつきり言つて無駄です。
正仮名はまやかしの山 2004/ 4/17 22:05 メッセージ: 558 / 562 投稿者: mujina045
> だから、
>1)表音的にアラタメルべきところは改めるのが原則
>2)同じ仲間の言であることが類推できる原則
>3)歴史的に一貫する原則
>4)明確に表現する原則
>のどちらが優先するかが不明なので、まやかしなのです。
「現代仮名遣」よりは増し、と云ふ事にこの人、氣附いてゐない。
>旧かなの不合理 2004/ 4/14 22:27 メッセージ: 555 / 562 投稿者: mujina045
> 旧かなずかいにすると言葉の関連性が不明確となり、結果として不自然、不合理な表記となるものがある。
>あらた(新)、あらたまる(改)、あらためる(革)>あたらしい、あらたまる、あらためる
>もともと同源の言葉で発音が変っただけなのだから、過去との一貫性おうたう旧かなづかいなら、
>「あたらしい」でわなく「あらたしい」との表記であるべきなのわ当然だろー。
>
>これは nihongo_no_tameni さんの 553 に対する返信です
「発音が変った」のではなく「語形が變つた」のだから假名遣ひとは關係がない話である、とはつきり指摘した方がよろしいかと。
> このmujina045は「民族を破壞せよ」と言い、漢字を「ゴミ」扱いしているし、「大日本帝國時代と今で領土の範圍などが違うから日本の歴史は50年餘だ」と言っている。
> すると唐と清と中華民國と現代中國は別國家で、古代から現代までの、漢民族も虚構で、壞してしまえとmujina045氏は主張するのでしょうか?
いっそ「日本の歴史は五十年余」などと言わず、「象徴天皇なんてものを戴いている現在の日本国は正しい国とは言えず、ゆえにその歴史は歴史と認められない。日本の歴史はまだ始まっていない」ぐらい言ってくれたら面白いんですが。
高校時代、作文をやらされたとき、大概の者が考へ込んでしまつてなかなか書き出せないのを見て、その國語の先生が「氣の利いたことを書かうとするから書けないんだ」と、それから日記などもよく續かないのは反省をするからだ、毎日毎日反省ばかりしてゐたら續く訣がないぢやないか、と言つてました。
>「過去と現在の結びつき」の概念を一人で否定している。~にでも成った積もりでしょうか?漢字や假名遣いへの見方以前に考えの前提が異樣だ。
言葉を甘く見てゐるんでせうね。ある種の問題を解決しようとするときに、自分で勝手に立てた「前提」から「異樣」な解決法を見つけたと勘違ひして、議論の相手を狹隘なる自己の理解の範圍のなかに閉じ込めてゐるだけだといふ事に氣附かないのでせう。だからかういふ人は自己の理解の埒外のものを頑固に認めないです。もし認めたら、自分が立て籠もつてゐる殻が壊れるから、一種の自己防衛本能が働いて相手の存在自體を否定しようとするのではないでせうか。
>私が「現代仮名遣ひは表音的でなどない」と指摘したら、どういふつもりか、mujina045氏が使ひ始めたのが、あの珍妙な表記法である。
なんか良く知らんのですが、さう云ふパターンの嫌がらせをする人は多いやうです。と言ふか、「日記」での應酬でもやられた事があります。大體かう云ふ事をやる人は、自分が氣の利いた嫌みを言つてゐるものと思ひ込んでゐるやうです。
困つたものです。
私が「現代仮名遣ひは表音的でなどない」と指摘したら、どういふつもりか、mujina045氏が使ひ始めたのが、あの珍妙な表記法である。同氏の文章は論旨云々といふまへに、独りよがりの表記法で書かれてゐるために、読むことが困難だ。
氏は、文化とか民族とか歴史とかいふことに価値を見出さない種類の人間なのでせう。私がかうして正仮名遣ひ(いはゆる歴史的仮名遣ひ)を用ゐるのも、当用漢字の略字体採用を批判するのも、過去から現在、そして現在から未来へと続くべき民族の文化と伝統を大切に思ふからに他なりません。第一、獣ならまだしも社会的な生き物である人間にとつて、過去から切離された純粋な現在といふもの(もしさういふものが在るとするならばですが)にはほとんど意味がないと思ひます。
そして、漢字は亜細亜共通の文字言語でありました。私は現在でもさうだと思ひたいのです。話は出来なくても、文字(主として漢文)を書いて示せば、支那はもとより、朝鮮、台湾、泰國(タイ、特に僧侶)、そしてフランスに占領されるまでの越南(ベトナム)でも通用したものだと思ひます。さうであるならば、同じ「體」で書かるべき字を日本だけ「体」と改めて通用させることは徒(いたづら)に達意性を阻害する行為であつたといふのが私の考へなのです。
投稿日: 4月18日(日)21時56分38秒 の文字化けは「鴎外」の「鴎」を[區鳥]で打ってみた物です。
「コ」の字は入力しても問題ないようです。
>ちなみにこちら(ヤフー)の掲示板はアラシが酷い。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000003&tid=ffckdc8la4na4bfa4aa4ka1aya58ea4nta28l2fe3wa4khbfut&sid=1000003&mid=1&type=date&first=1
↓觀て見ました。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000003&tid=ffckdc8la4na4bfa4aa4ka1aya58ea4nta28l2fe3wa4khbfut&sid=1000003&mid=156
mujina045の意見
「民族という区分にわ価値はありません。そんなものわこわしてしまえばいいのです。」
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000003&tid=ffckdc8la4na4bfa4aa4ka1aya58ea4nta28l2fe3wa4khbfut&sid=1000003&mid=142
2003/ 5/ 7 19:31
「もし中華文明圏や大東亜共栄圏のなれのはての漢字文明圏のあいだで漢字をつかうことが国際化なのであれば、それはゴミです。だいたい相手が漢字を使いたいかどうかもわかりません。」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
↑このmujina045は「民族を破壞せよ」と言い、漢字を「ゴミ」扱いしているし、「大日本帝國時代と今で領土の範圍などが違うから日本の歴史は50年餘だ」と言っている。
すると唐と清と中華民國と現代中國は別國家で、古代から現代までの、漢民族も虚構で、壞してしまえとmujina045氏は主張するのでしょうか?
この人は、中國や朝鮮の歴史や傳統による「過去と現在の結びつき」の概念を一人で否定している。~にでも成った積もりでしょうか?漢字や假名遣いへの見方以前に考えの前提が異樣だ。
徳川 コ川
蟻寒 t翌
「ここの3月31日(水)01時58分56秒の書き込みなんかどうでしょうか」
かう云ふのを「here症候群」と呼ぶんですね。アンカーの文字列としては邪道なんだ。よーく判りました。
なかなか興味深い書き込みです。
それと、語源についての興味を持つた人が、かうして活発に意見交換をしてゐることは、素晴しいことですね。
>皮肉のもともとの意味である「皮と肉」から、どのやうにしていつ頃、「皮肉な言ひ方」とかの用法が生れてきたか。
>さういふことを知ることは面白いと思ひます。誰か、調べてくれませんかね。
ここの3月31日(水)01時58分56秒の書き込みなんかどうでしょうか。
ダブつてゐたら御讓りしようと思つて本棚を探してみましたが、どうやらまだ買つてゐなかつた模樣です。
ほかのベルグソンの本も、なぜか見附からない。私が探すと見附からない。
皮肉のもともとの意味である「皮と肉」から、どのやうにしていつ頃、「皮肉な言ひ方」とかの用法が生れてきたか。さういふことを知ることは面白いと思ひます。
誰か、調べてくれませんかね。
ちなみにこちら(ヤフー)の掲示板はアラシが酷い。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000003&tid=ffckdc8la4na4bfa4aa4ka1aya58ea4nta28l2fe3wa4khbfut&sid=1000003&mid=1&type=date&first=1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000415-yom-soci
火事で重體の漫畫家・横山光輝さんが死亡(讀賣新聞)
http://kan-chan.stbbs.net/cgi/board/mibbs.cgi?mo=p&fo=manga&tn=0044
>横山光輝氏死去……
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000415-yom-soci
(火事で重體の漫畫家・横山光輝さんが死亡、讀賣新聞、[4月16日2時10分更新])
http://kan-chan.stbbs.net/word/
http://kan-chan.stbbs.net/cgi/board/mibbs.cgi?mo=p&fo=manga&tn=0044
文藝春秋で丸谷才一氏が「日本語が危ない」と題して論文を載せてゐます。
http://www.bunshun.co.jp/http://kan-chan.stbbs.net/cgi/board/mibbs.cgi?mo=p&fo=manga&tn=0044
横山光輝氏死去……
誰かが拾つて、なんだこりゃてなことで、神保町で「再會」するやも知れませんね。
文庫本「時間と自由」を失くしました。仕事のおかげで黄金週間の「時間」と「自由」もない模樣。横濱ベイスターズは借金生活スタート。今日はろくでもない日です。
とりあえずレス
四月四日の日記に「茶道入門」という本がありますが、
茶の湯に興味がお有りなんですか?
ところでさっき解放されましたね 人質。 解決、解決・・。
今夜の恋風&天上天下は大丈夫かな……。
その通りです。さうではないとは私も言つてません。
といふか、例へば私が貴兄に對して「『日本語のために』なんて自稱されてゐるのは何かの冗談ですか」と云つたとして貴兄がかんかんに怒り出したとしたら、私の言葉が貴兄の「皮肉」へ分け入り、激怒させたといふことになる。この場合の皮肉の意味のことです。
>かの、いびつなる惡魂皮肉へ分け入らんとするところを云々 (心學早染草)
といふ文脈の「皮肉」は私には字義とほり「皮と肉」即ち身体であるやうに読めますが。如何。
旺文社版には次のやうな例文が添へられてゐます。
>かの、いびつなる惡魂皮肉へ分け入らんとするところを云々 (心學早染草)
「心學早染草」がどんなものか知りませんが、江戸時代らしいです。
そもそもはアイロニーに對する譯語としてあててゐるのでせうか。
「時間と自由」については、いづれゆつくり讀ませてください。僕は岩波文庫とあと題名が「意識の直接與件論」(だつたかな)を併せ讀んでもなほ理解が不充分で、いまでは英譯をよちよち讀んでゐます。
この英譯が初版1910年でその第三版1913年版のなんだか時代がかつた代物です。”Time and Free Will”でPogsonと云ふひとの飜譯です。この飜譯の一番初めのほうにプロチノスの言葉が引用されてゐますが、ギリシャ語で判りません。もしかすると「善なるもの一なるもの」の一節かもしれないですね。
「皮」「肉」は古語だと「かは」「しし」ですからね。今、岩波古語辭典で調べました。
「時間と自由」はやうやく第二章に入つたばかりです。第二章からカントに對する言及があるのですが、カントの著作はまだ讀んだことがなくて理解しづらく感じてゐます。
古語としてはそんな意味がないのかな。さうすると岩波のはうが筋が通つてゐますね。
江洲さんこんばんは。「時間と自由」について本當に御感想を御願ひします。これは皮肉ぢやありませんので。
「皮肉」平安朝の作品で見掛けた記憶はないです。もつとも、私は大した量を讀んでゐないので、使はれてゐる作品はあるのかもしれませんが。まあ漢語の線で調べるのが筋かもしれませんね。
どうもありがたうございます。
それにしても「岩波古語辞典」も大した事無いですね。旺文社の「古語辞典」にはちやんと「骨身にこたえるやうな非難、あてこすり」とあります。ただ仰るやうに何時から使はれたかは不明です。
「皮肉」といふ言葉を調べますと、もともと字の自然な意味のとほり「皮と肉」だつたやうですが、ではいつから「当て擦り」の意味で使ふやうになつたかは判りません。
岩波古語辞典で調べてみると、該当する意味は載つてゐませんでした。といふことは比較的新しい用法であるかも知れません。
「皮肉」を當て擦りや嫌味の類の意味で使ひだしたの何時頃からなんでせうか。
おかげ様でなんとか元気にやっております。
野嵜殿も日記など読むかぎりではお元気そうですね^^
確かに全体で観ますとまだまだという感じですが・・。
巷では自作自演では?というような話まで真しやかに囁かれておりますが、
たしかにあの声明文は臭います。 ぷんぷん臭ってきます。
ある程度の時間の後、人質は解放されるでしょう きっと
奴等はテロリストではないと思います。
実は小生も長い間「ゲンシツ」と誤つて覚えてゐました。やはり或る時正しい読み方を覚えなほしたものです。
感想を言はせてもらひますが、「コトジチ」ですと「訓+音」になりますので日本語としては変則的な読み方(湯桶読み)かと思ひます。以下、想像ですが、「ゲンシチ(ともに音読み)」>「ゲンチ」と「シ」が脱落したものではないでせうか。
『言質』を検索してこちらにきました。
私は小さい頃からずっと「ことじち」と読んでいました。
かなり確信を持って使っていたので、きっと本を読んで覚えたものだと思います。
しかし今日、変換しても出てこないのでまさかと思ったら「げんち」で変換が出ました。
ショックです。たぶん20年以上使っていたので。
みんな「げんち」で使っているのでしょうか?
「ことじち」の方が日本語ぽくないですか?
波江先生はどこへ行つたのでせう。掲示板ごと蒸発したのでせうか。
そんなことはどうでも良いですが。江洲さんの「時間と自由(意思)」についての感想を樂しみにしてゐてます。
どうも御久し振りです。御元氣ですか?
日本人が全體としてまともになつたとは餘り思へません。アレな人はまだまだいつぱいゐますし、以前アレだつた人が最近になつてまともになつたと云ふやうな話も餘り聞きません。
と言ふか、まだ事件、解決してゐないらしいですが。何なのだらう。
まずは、ご挨拶を 野嵜殿 お久し振りで御座います。
今回の人質事件、日本の対応としては上出来でした。
即時 要求拒否! 対テロの常套手段ですな。
過去の人質事件から考えると日本も少しはまともになったんですかね?
なるほど、古書ですか。今度探してみます。情報ありがたうございます。さういへば、鶴見譯を襃めてゐるページを見たことがあります。どこだつたか忘れましたが。
岩波版「プルターク英雄傳」は古本だと二千圓程度で割と良く見掛けます。神保町の文庫川村など。
岩波の河野譯は、出版直後、福田恆存が褒めてゐました。谷沢永一はけちよんけちよんに貶してゐます。「英雄傳」なのに詰らん、と云ふのが理由。プルタークが書いたのは「對比列傳」であり「英雄傳」ではないので、谷沢の指摘は必ずしも當つてゐるとは言へません。そもそもプルタークの原文が結構退屈な代物である模樣。
谷沢は澤田謙の譯を「面白く讀める」と言つて褒めてゐます。飜譯と云ふより飜案臭いのですが。
ほかに、鶴見譯の潮文庫版、複數の譯者に據るちくま文庫版があります。鶴見譯は戰前〜戰後の版が、ちくまのは文庫になる前の一卷本が古本でたまに出ます。
今週の「せんせいのお時間」も面白かつた。
横濱ベイスターズ、今日は快勝です。
よりによって解放日が撤退期限である今日とはなっ
テロリストと言うより愉快犯だ。
本日のダイエー戦の中継は大丈夫だろうか?
粗探しばかりで申し訳ありません。
・四月九日付の のあとあやのの対話部分(dl要素)がddになっていません。
・一日付「a要素が閉ぢられてゐないので、Operaの畫面で何處をクリックしても〜」の直前、&が実体参照になっていません。
無事放映された模樣。寢てゐましたが。
このあと宅急便が來るのだけれども、ヤマト運輸すげえ。
「解放」でした。失禮。ところで今日は雨が降らないかどうか。
それよりプリキュアが報道特番その他で中止にならないか何うかが。
そんなどうでも良いことよりも、横濱ベイスターズの連敗が止まるかが重要ですよ。
開放ですか…
解放ですと。
「撤退する」可能性を言ふ方が戰術的に拙いかと。
アメリカに對して。
>”言わんでいいこと言った”わけだ
その種の苦情はアルジャジーラに言へばどうですか。
>「手の内」どころか端からさういふ方針だつただけではなかつたのかな。「テロには屈しない」と。
もちろん撤退させる必要はないし、現地における警察相当の組織は米軍であるから撤退するわけにはいかない状況にあると言っていい。
しかし今回のケースで「撤退する必要なし」と明言したのはあきらかに”言わんでいいこと言った”わけだよ。
いくら『非軍事国家』でも、これほどまで“戦術”を理解できていないというのは…外交下手も含めた問題の根本だろう。
>昔、某さんに裏話をしていただいたりした訣だが詳細は略。
今度、機會があればお話を伺ひたい。
>「撤退は考慮に値しない」なんて手の内を明かすような発言する
昨日今日言ひ出した譯ではない。「手の内」どころか端からさういふ方針だつただけではなかつ
たのかな。「テロには屈しない」と。
>形だけの撤退準備と期限の延長要求をメディアに載せて
とメディアが報じれば元も子もない譯ですが。
あと、なんでそんなにLaughCatさんは向きになつてゐるんでせう。
>ペルー大使館事件
昔、某さんに裏話をしていただいたりした訣だが詳細は略。
タテマエとして「特措法派遣は軍事作戦じゃない」と言っているだけかと思ったら、本当に軍事作戦という認識が欠如していやがる。
相手の出方が読めない段階で「撤退は考慮に値しない」なんて手の内を明かすような発言するお馬鹿が最高司令官やっているようじゃ末端の兵士があまりにかわいそうだ。
>ペルー大使館事件の際にしても吾國は何にもできなかつただけぢやないか。慎重もなにも指を銜てみてゐただけだよ。
実行面では現地の治安部隊の手柄だが。身代金を準備するなどして犯人側の譲歩を引き出す努力はしていたぞ。
今回の件で慎重さに欠いた点はいきなり犯人側の要求を蹴ったこと。形だけの撤退準備と期限の延長要求をメディアに載せて、相手の出方を探るような真似が咄嗟にできなかったのかねぇ?
>三人が燒き殺されたら、小泉を焼き殺してやらう
(1)御自分で官邸に出掛けて行つて警護をかいくぐり、火焔放射器で総理を焼殺さうと云ふ訳ですか。どうしてもと仰るなら止めませんが、死刑になつても仕方ありませんね。
(2)それとも「俺自身は危ない橋を渡る気はさらさら無いが、俺以外の誰かがやつて呉れたらさぞ気持ちが良いだらう」と云ふ意味でせうか。だとすれば、あなたは、「自分は戦地に行かない癖に民間人を危ない目に遭はせてゐる」とイラク撤退派が非難する小泉総理と同類の人間と云ふ事になりますね。呵々。
反対に刺しこんでい歯の隙間からぜんぜん抜けん このまま寝ても大丈夫かな野嵜さん
目が後ろにもあったら、歩き難いのだらうか、それとも歩きやすいのだらうか?と爪楊枝をくわえていたら
サリン事件以後「疑り深く」なつたなのならなんでイラクに護衛もなくのこのこ行つて拉致なんぞ
される馬鹿がゐるんだよ。全く變つてゐないでせう。ペルー大使館事件の際にしても吾國は何にも
できなかつただけぢやないか。慎重もなにも指を銜てみてゐただけだよ。
三人が燒き殺されたら、小泉を焼き殺してやらう
>海の向うで人が何人死なうが、日本は變らんよ。
>假に、テロリストが都心でテロをやつたとしても、日本は變らない。オウムのサリン事件で日本は變はらなかつた。
「変わらない」が何を指しているのかは判らんが、一連のオウム関連事件以降、日本人は疑り深くなったはず。
何はともあれ今回の政府の対応の悪さはここ10年の中でも最悪だ。
ペルー大使公邸事件の時の慎重さを思い出してもらいたいものだ。
修正しました。
半年間、放置状態だつた。orz
http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/OONO/NihongonoKigen.html を ISO/IEC 15445 としてチェックしました。
7: line 206: は 206行目の <CITE> と重なり合っているようです。 → 解説 70
2: line 206: の前に </CITE> が省略されているとみなします。 → 解説 64
2: line 214: の前に </LI> が省略されているとみなします。 → 解説 64
1: line 214: <LI> と </LI> の間が空です。 → 解説 51
あの位置に「表現規制一般に言える事」を入れた場合、普通は「創作において」の條件が、そのまま一般に敷衍する條件であると讀まれると思ひますが。「表現規制一般に言える事」ではないのならば、いつそこの文言はない方が増しでせう。
「と言ふか」とは傅染するんでせうねえ。と言ふか、なんと言ふか。
>「現代語」ではなく「現代かなづかい」では。
そうですね。・・・言語の厳密性と変遷を自演してしまったようで複雑な心境。
>このサイトの他の記事をごらんになるとよいと思います。
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
おつしやる通りです。訂正しました。
四月六日にある引用文で、
> 續けて西尾は述べる。「日本語は漢字仮名混じり文なので、仮名の部分の表*音*性をそれほど必要としないという事情があります。ややもすると仮名の使用は表音的に傾きやすい。」これは嘘つぱちなのだが、
というところと
> 西尾が「仮名の部分の表*意*性をそれほど必要としない」と言ふのは大嘘である。
というところがあります。文脈からすると後者が正しく思えるのですが。
> なぜ正字正かなでなく現代語がここまで広がったのか
「正字正かな」と対比させるのなら、「現代語」ではなく「現代かなづかい」では。
そして「現代語」と対比するのは、「正字正かな」ではなく「古語」でしょう。
で、「なぜ現代かなづかいがここまで広がったのか」については、掲示板だけでなく、このサイトの他の記事をごらんになるとよいと思います。
http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/
掲示板を拝見してなんとなく。
逆に、なぜ正字正かなでなく現代語がここまで広がったのか(そして現在進行形で崩れているのか)の理由に興味があるけれど、やはり英語の流入が大きいのかなぁ。
野嵜さんのおかげで篠原美也子を聞くようになった林と申します。
久々にオリジナルアルバム「種と果実」が発売されています。
近々二枚目のセルフカバーアルバムも発売されるようです。
ご存知でしたか?
>>表現規制一般に言える事ですが
>その後に創作においてと書いてあるのですが。
「表現規制一般に言える事」ではないんですかさうですか。云々。
あのー
>リァノーン萌え〜、月乃萌え〜、姫岸萌え〜……
どれも萌え系少女の「模倣」以下略
>その後に創作においてと書いてあるのですが。
あの「誤報」は、どー見ても創作にしか見えませんが(笑)。
あっ、そうそう。皿うどんにもソースは必須です。
>どれも萌え系少女の「模倣」ばかりではないですか。
リァノーン萌え〜、月乃萌え〜、姫岸萌え〜……
>あっ、そうそう。皿うどんにもソースは必須です
それで?
>その後に創作においてと書いてあるのですが。
あの「誤報」は、どー見ても創作にしか見えませんが(笑)。
あっ、そうそう。皿うどんにもソースは必須です。
>表現規制一般に言える事ですが
その後に創作においてと書いてあるのですが。
文脈を以下略
クロ高の最終囘……
>「じゃあお前は、うどんにソースいれるのか?」
焼きうどんにソースは必須ですが。
>私は人外萌えなんですよと主張してみます。
どれも萌え系少女の「模倣」ばかりではないですか。せめて「メカ沢新一萌え」と云って下さい。
>今は「報道における表現の自由」ではなく、「創作における表現の自由」の話をしているので、
>表現規制一般に言える事ですが
……。
>「言いすぎかもしれませんが」貴殿の論理を報道現場に置き換えれば、報道の禁忌に抵触しかねませんね
今は「報道における表現の自由」ではなく、「創作における表現の自由」の話をしているので、あなたの主張は『言いすぎ』でもなんでもなく、論点を恣意的にずらしているだけです。Aと言う話題において、Xと言うことが言えると言ってるのに、それをBと言う話題において適用しようとしておかしくなるのは当然でしょう。
「カレーにソースいれると旨い」と主張してる人に、「じゃあお前は、うどんにソースいれるのか?」と言われてもね……
>逆に、純粋な想像上の存在・・・例えばU.T.に萌える、なんてものほど、ナンセンスなものはありませんし。
『U.T.』がなんなのかわかりませんが(一応ぐぐってみました)、私は人外萌えなんですよと主張してみます。セリオ・マルチ萌え〜、アルク萌え〜、玲音萌え〜、アル=アジフ萌え〜……
……言ってて自分で哀しくなりましたとさ。
>それに何かを投影するのは読者の側ですから、表現者を規制するのはどこか違う様に思います。
「言いすぎかもしれませんが」貴殿の論理を報道現場に置き換えれば、報道の禁忌に抵触しかねませんね。最近の例で言えば、TBSが石原都知事の発言を「誤報」して、それゆえに都知事に悪しき印象を視聴者が抱いても、TBSは何の責任を持つことはなくなりますし。それとも貴殿は、「報道はその場にあったことを報じればよい、真偽の判断は視聴者の責任だ」とおっしゃるのでしょうか。
貴殿は「粘土細工のマネキン」と表現しますが、実際は表現者による上手な「模倣」の組み合わせですね。逆に、純粋な想像上の存在・・・例えばU.T.に萌える、なんてものほど、ナンセンスなものはありませんし。或いは、「模倣」が下手であれば、表現者としての資格はありません。例えば、「政府に弾圧される弱者」の語りを「模倣」して、「さる業界の人々」を表現する誰かさんのように。南伸坊の著作(ちくま文庫)の方が、「模倣」としては上出来ですが。
>独善的な「理想」であればこそ、匿名化された任意の他者に、それを投影する危険がありますな。
>その「理想」とやらの空想力が強ければ強いほど、投影された他者の意思を受容する余地が無くなるわけで。
確かにその様な側面はあるでしょうね……しかし私が思うに(表現規制一般に言える事ですが)、創作においてある描写を読んで、それに何かを投影するのは読者の側ですから、表現者を規制するのはどこか違う様に思います。あなたの言う「模倣」によって表現された、言わば粘土細工のマネキンの様な人間の雛形に実際の人物の誰かを投影し、蛮挙に及ぶのは誰でしょうか?コスト的に見て、表現規制をした方が早いからというのであれば、それは『小手先の戦術』にしかすぎないように思えます。
まぁ、それとは話は別ですが、あなたの仰る『模倣』については私は異論と言うか異議はありません。ただ、それをしても「創作物である描写された児童」に対して、「児ポ法が保護するような児童の人権」の影を与えるのはいきすぎな様に思います。
それが許されるならば、言いすぎかもしれませんが創作において殺人の描写が、殺人罪で裁かれると言う帰結をまねきかねません。
>そして創作において私達が性的興奮を感覚るのは、実際の人間ではなく、読者の中にある幻にすぎない理想の異性です。
独善的な「理想」であればこそ、匿名化された任意の他者に、それを投影する危険がありますな。その「理想」とやらの空想力が強ければ強いほど、投影された他者の意思を受容する余地が無くなるわけで。なるほど、「理想」とは、言えて妙ではありますな。
序でに言えば、人間の行動なるものは「模倣」によって初めて伝達可能となります。伝達可能となるように表現する行為、それを私は「模倣」と呼んでおります。
>貴殿の解釈は、語りにおける「模倣」の介在を無視しているという点で、人間の行動なるものを無視しております
ちょっと文意が汲み取れなかったのですが、創作において実際の行動の描写(模倣ですか?)全てを絵及び文章で表現する事は不可能だ。よって、部分として描写があれば、それを全体とみなし児ポ法において創作物も規制できるという事でしょうか?
私は多分ですが、あなたの仰るような『語りにおける「模倣」の介在』は無視はしてはいないと思います。創作物においてあらわされるのは、人間ではなく、人間の様なモノでしかありません。実際の人間の行動の模倣を創作中に用いたからといって、その合成物が人間とはなりえないでしょう。そして創作において私達が性的興奮を感覚るのは、実際の人間ではなく、読者の中にある幻にすぎない理想の異性です。
>創元ライブラリの『未來のイヴ』も、齋藤譯ですが、正字正かなです。
>筑摩叢書版の『世界殘酷物語』もたしか正字正かな。創元選書版『惡の華』も正字正かな。
またまたありがとうございます。この中では、筑摩の「残酷物語」が読了してますね、「未来のイヴ」は全集で読んでいる最中です。『正字正かな』に興味があるという訳ではないのですが、齋藤氏の訳文は好きですね。
私にとっては旧字でも特に読みにくいと言う事は無いので、現代仮名遣と同じように読めますが……どちらが正しいかとかは、よくわかりません。
とりあえず、齋藤氏が訳したリラダンの全集は読んでみたいと思います。
創元ライブラリの『未來のイヴ』も、齋藤譯ですが、正字正かなです。筑摩叢書版の『世界殘酷物語』もたしか正字正かな。創元選書版『惡の華』も正字正かな。
小林秀雄はもとより、鈴木信太郎、寺田透と言つた文學者も正字正かなを使つてゐます。ヴァレリイの『ヴァリエテ』の豪華本で、譯者のポリシーを尊重した結果、譯文毎に表記が異つてゐた例があります。
>東京創元社から齋藤磯雄全集が出てゐて、正字正かな表記ですがそれが何か。
返答ありがとうございます、別に他意はありません。
その全集かはわかりませんが、その方が訳したヴィリエ・ド・リラダン全集を読んでいて旧字だったので何となく興味本位から聞いてみただけです。お手を煩わせてすいませんでした。