1985年からあれこれとファンシー文具(っていう呼び方自体、もう死語のような気がするけど<苦笑>)を集めています。これまでに集めた数も相当なものになるので、それをご紹介しようと思ってこの「文具の巻」をつくりました。
実は、この「文具の巻」を立ち上げる前に、あれこれとファンシー文具に関するホームページを検索してみたのですが、意外なことに、これがほとんど見つからないのです。万年筆やシステム手帳、あるいはメモ帳といった「ふつうの文具」(「正統派文具」といってもよいかも知れない)を扱っているホームページや、「ハローキティ」「たれぱんだ」「リラックマ」といった「キャラクタ」を扱っているホームページはそれなりにあるのですが、「ファンシー文具」というカテゴリでみると、なぜかほとんど存在しません。ファンシー文具メーカーのホームページも、以前にくらべれば多くなったものの、内容は案外少なかったりします(爆)。
インターネット以外でも、「ファンシー文具」の情報はなかなか見つけにくいものです。書籍でも、1987年に買った「ファンシー商品ショック図典」(高橋忠男&IT'S編/誠文堂新光社)以外にファンシー文具を扱ったものはなかったりします(自分が知らないだけかも知れないけど)。正統派文具や雑貨系文具に関する書籍がたくさん出ているのとくらべると、かなりの格差があります。それだけ「ファンシー文具」というカテゴリとして扱うのはむずかしいということなのかも知れません(それと、ファンシー文具に対しては、「子どもが使うもので、大人が買うようなものではない」「実用性に欠けた、取りあげるに値しないもの」という認識を持つ人が多いようにも感じます)。
そんなわけで、「ファンシー文具」というのはなかなか扱い方のむずかしいカテゴリなのですが、その逆に、まだ「手がつけられていない」分野だという気もするのでやりがいがある、ということもできます。思いっきり主観的な内容ですが、もしよろしければおつきあいください。
もともとは、過去のコレクションなどを紹介しようと考えて立ち上げたのですが、あまりに量が多いために実現していません(苦笑)。現在メインに更新しているのは「きょうの市場調査結果(笑)」という、いろんなお店の訪問記録・文具の購入記録です。「市場調査」といっても、自分で店を持っているわけではないので、どの商品が売れているかといったことを書いているわけではありません(爆)。訪れた店ごとの品ぞろえ、購入した商品に対する感想などを載せています。ほんとは、購入した商品の画像などを載せたほうがわかりやすいのだろうと思うのですが、ホームページ容量などの都合により文字だけにしています(「きょうの市場調査結果」以外では一部画像を載せているページもあります)。ウェブログもいちおうありますが、テキストエディタでHTMLを打つのが性に合うのと(笑)、夜になるとかなり重くなることもあるという理由であまり使っていません(見る人が少ないのでコメントもトラックバックも期待できないし、それだったらいまのほうがすっきりするという考えもあります)。当然ながら、取り上げるものはファンシー文具・雑貨系文具(それも紙もの)中心です。筆記具については、わざわざここで取り上げる必要もないと思うので基本的に取り上げません(笑)。
このほか、メーカーごとの特徴や、これまでに購入した文具で印象に残ったものなどを取りあげたりもしているのですが、どれも中途半端なままで終わっています(爆)。気長にお待ちいただければ幸いです。