ほんとに、いまの自分からは想像もつかないのですが、もともと、自分は、手紙を書くことが大の苦手でした。なにが苦手って、それは「あて名を書くこと」だったのです(実は今もすこしそれが残っていて、やっぱり、最後の最後、出す直前になってあて名を書くとことがけっこうある)。いったい、これは、どうしてなんでしょうね。「名前」というものに対して、何かトラウマのようなものがあるのかも知れませんが、いまだに謎のままです。
それと、なんだか逆のような気もするのですが、ひとり暮らしをしていたころよりも、実家に帰ってきてからのほうが、ずっとたくさん手紙をもらう(書く)ようになりましたね。ひとりで暮らしていたときには、ほとんど、自分の住所を人に教えることもなかったし(ほんとに、うちの家族と、同じ研究室の人間以外は、ほとんど知らなかった)、自分から積極的に手紙を書くってこともなかったです。いまのほうが、やっぱり落ちついてるってことなんでしょうかね。ふしぎな感じもしてしまいますけどね。
現在では、平均すると、毎日1通以上は手紙を書いているという計算になるでしょうか。もちろん、もらう手紙も。きっかけはいろいろだけど、人と知り合うことは楽しいし、あれこれと文章を書くのが好きなんだなぁと思ってしまいます。それにしても、ほんとに、むかしの自分からは想像もつかないほどの変わりようです。
手紙をやりとりする人は当時と若干変わりましたが、全体的な数はいまもあまり変わっていないなぁと思います。これからもたぶん同じかな?