岩月謙司ＨＰの変遷の検証

1998年6月23日に開設された Life Line (1998年6月23日アーカイブ) は、元々「心と体の健康を応援するために開かれた」という趣旨であり、スペシャルゲストとして岩月謙司のコラムが掲載されているという形式であった。
岩月謙司・プロフィールが未だ閲覧可能である。 また、以下のような岩月謙司の文章も掲載されている。

その後、サイトはODNに引っ越すが、形式はそのままである。

以降、1998年7月21日に「人間行動科学者岩月謙司のページ」として様式ががらっと変化する。ＨＰの作成者も佐藤真理愛氏から岩月謙司事務所に変わる。

Life Line (1999年10月13日アーカイブ)には、 岩月謙司・プロフィールに香川大学教育学部大学院担当助教授と記載されている。 しかし香川大学は大学院大学ではなく、大学院担当助教授と称するのは経歴詐称の恐れがある。
更に、以下の岩月謙司氏によるコラムも掲載されている。

以下、Life Line (2000年4月23日アーカイブ)や Life Line (2000年6月18日アーカイブ)や Life Line (2000年10月22日アーカイブ)も同様である。

Life Line (2001年7月2日アーカイブ) には、岩月謙司・プロフィールには、香川大学教育学部大学院担当教授となったことが追記されている。 しかし香川大学は大学院大学ではなく、大学院担当教授と称するのは経歴詐称の恐れがある。
更に、以下の岩月謙司氏によるコラムも掲載されている。

更に、以下の岩月謙司氏によるキーワード説明も掲載されている。

Life Line (2001年8月5日)も、ほぼ同様なコンテンツである。

その後、2001年8月から2002年11月のうちいずれかの時期に、Life Lineは閉鎖され、かわりに岩月謙司ホームページが開始された。 ただし、コラムや用語などのコンテンツは、Life Lineから、そのまま引き継がれている。

更に、「岩月謙司ホームページ」のアーカイブを示す。 岩月謙司ホームページ (2002年11月17日) のプロファイルは、香川大学教育学部教授と記載されている。 幾つかのコラムが削除されているのは、著作との重複を防ぐためであろう。

岩月謙司ホームページ (2003年10月3日アーカイブ)
岩月謙司ホームページ (2004年1月15日アーカイブ)
岩月謙司ホームページ (2004年2月16日アーカイブ)

2003年10月〜2004年2月までの岩月謙司ホームページのアーカイブには 以下の文言が記録されている。

この記載と、準強制わいせつ事件との関連を見てみましょう。

　2001年8月　（これ以前のLife Line のサイトには岩月氏の健康状態に関する記載なし。）
　2002年4月　岩月氏は自宅で、神経症的な症状に悩む２０代の女性の胸や下腹部を触る。
　2002年5月　２０代女性が岩月氏を告訴。（時期不明）
　2003年10月　geocitiesの岩月謙司ホーム-ページに「病気のため通院中」と記載あり。
　2003年12月　高松地検は岩月容疑者を不起訴処分とする。
　2004年 7月　高松検察審査会が不起訴不当を議決し、再捜査を開始。
　2004年12月7日　岩月氏逮捕
　被害者の２０代女性の告訴と、岩月氏の「病気」の密接な関連性が見てとれる。 　また、Life Lineから「岩月謙司ホームページ」への切替も同時期だが、関連性を有しているのだろうか。

岩月謙司ホームページ (2008年12月05日アーカイブ) では、岩月謙司氏のコラムとキーワードがばっさりと削除されており、殆ど残っていない。

なお、直前に上記コラムが残っていたのは、 岩月謙司ホームページ (2007年12月30日アーカイブ) である。