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◎ コンセプト、みたいなもの。


 イラストのページでも書いてますが、Vi:というのは実は自分が中学に入る前に考えたライダーです。頭部のデザインも大体決まっていて(当時はスカイライダー全盛だった)医者のライダーだというのも最初から決まってました(目はスーパー1から来ている可能性大。でもハチというのは多分スーパー1が始まるより前に考えたと思う)。木嶋という苗字も実際には「黄縞」から来ている、一種のもじりです。だからこのオリジナルライダーとの付き合いは既に22年近く・・・という事になります。実は「ライダーBLACK」当時、[ライダーGP]のオリジナルライダー部門にも出そうと思った事があり・・・でもその部門はかなり多くの応募が予想されたし、医者ライダーなんて珍しい発想でもないと思ってたから応募をやめたわけです。でもやはりVi:というライダーが嫌いになったわけではなかったという。

 で、Vi:(普通に書けばBですが)という名前には別の意味があります。レコードでいうSIDE−B、B面・・・言ってみれば仮面ライダーで描かれる事のない、B面的世界観を書きたい・・・というか、つまり当時自分達が普通に見過ごしてきたヒーローものならではの矛盾点や、ライダーの私生活ってどういうのなんだろう?とか、よりリアルな悪の組織ってどんなものなのか?とか・・・そういう事を考える為の手助けとしてVi:が頭の中にい続けたというか、そんな感じです。デスヤプーという組織を考えたのも、石森氏の「家畜人ヤプー」を初めて読んだ頃ですから多分82,3年ですね。その頃からずっと考えてきた内容なわけで、思い入れも特別。

 Vi:自体を初発表したのは99年末の同人誌(ミレニアム)ですが、実際にはアイデア的に出し切るのが嫌だったという事もあり、同人系の人も内容の極一部しか知らないと思います。で、木嶋に対し、木野さん(アナザーアギト)や真島くんがTVに登場したりしたときは複雑さの反面、やっぱり嬉しかったですね。大人のライダーだったので。Vi:も基本的には大人な話だし。あと、BLACKの脚本前編(88年の)には超人になる薬の開発者・・・という事で佐原満という博士が出たりしてるのですが・・・インペラー佐野満・・・どっひゃー!!てな感じでした(笑)。いやほんとスゲーっすよマジで・・・(余:佐野満なるキャラはキャプ翼にも登場してるそうですが、なんで佐野満になるかと考えると。他同人発表した「ガンダム000」の主人公は「霊欧礼」君ですが、彼の名の由来はサウンドオブミュージックのヤギ飼いの歌からも来ているわけで・・・何かと言えば服が似ている・・・「レイオーレイオーレイオー♪」)・・・オルタナティブのベルトもVi:とほぼ同じ形だしね。いい形での反映はやっぱり嬉しい。
 話を元に戻しませう(- -);
 で、今回龍騎的世界観でサイトでの発表をしてるわけですが・・・ネタ的には「同人」ページの下に書いた[E9]の番外シリーズネタが入ってて、後「龍騎」を最初見出した時、自分が「ミラーワールドってこんなので、ミラーモンスターってこんなのではないだろうか?」と空想してみた、それを形にしてみたかったという事。で、それをVi:に置き換えてみたとき、なぜか(何故か!)・・・話の全構造が出来上がってしまったから ・・・というのがあります。出来てしまったからには発表したい・・・というのが正直な理由です。Vi:自体のストーリーが自分の中で完全に完結している、というのもあります。
 で、一番の目的ですが(^_^);やっぱり「龍騎」が面白いわけで(面白いだけでは無いのだけども)、そういう作品を作っているスタッフに対し、素直にアンサーソングを作ってみたくなったというか、要は自分が感じさせてもらえているカタルシスに対して、やっぱりカタルシスを返してみたいという事で、このページを作っていたりします(笑)。否定的意見も少し含まれてはいるけど、大部分は肯定的意見という事で、何よりカタルシスを感じてもらえればスゴく嬉しい。そういう感覚でこのページを作ってます。
 龍騎のラスト頃にはVi:版のミラーワールドの全構造も明らかになるように書いてきますので、期待してもらえると、幸いです(^-^)

Ais_Pikku

◎ コンセプト・追1

 龍騎も終わって(そういえば東映公式で脚本の小林さんが城戸は最初木戸だったって書いてますが・・・やっぱ城戸裕次さんからだね多分。真司のしんって音位かもね、合ってるのは)、今TVは555一色って感じなんですが、とりあえずあのTVラストからこっちの1話には素直に繋がってくれない。というか1話2話UPしたのが12月上旬、3話UPが1月18日(だっけ?)だから仕方ない。でも実は解消手段は最終回当日に考えてたのであった・・・何とかなると思います。
 で、3話にして西新宿崩壊(INミラーワールド)をやってしまったVI:ですが、これは書き始めた昨年9月頃から考えてた事で、別にもうすぐ公開のBR2からでは無いです・・・念のため。自分は筋書きを知り得る立場ではないし。でも龍騎って一番ヤッパリBRが近い作品になってるんだけど、同時にBRへのアンチテーゼでもあると思う。各人をしっかり描いてるという点で。
 ・・・・でも実は描き方的にはVI:と龍騎&BRは対極に位置します。龍騎とBRは殺し合う事を義務付ける事で命の大切さを訴える(大切に見えない連中も相当数出てくるが)。VI:の場合は、助けても助けても人が死に、人同士が殺しあう(このコンセプトは80年代に考えてた頃から変わってない)。自分は後者の姿勢で描く方が納得が行きます。
 1話から3話できつかったのは要は伏線の張り方とそのウエイトでした。1話からブランウイングを出してしまうと「あ、こいつがカードに木嶋を導いたんだ」とバレてしまう。2話で少女と木嶋の関わる描写を深くやりたくはなかったし、文章描写をあえてお台場トラック突入から細かくやると「これは伏線だ」とやっぱりバレる。映像なら「そう言えば映ってたな」で済む所が文章では丸バレ。それをバレないようにかわしであっさり乗り切るのがキツかったです。逆に1話で消毒班描写入れた方がいいかとか後になって公開。バランス悪すぎるよね;(ブロージョブってのは・・・F。わかんない人はわかんなくていーです)
 次は秋葉原なんですが、4話5話を同時進行で書いてて現在70%出来という所です。クモが変わった攻撃の仕方をしてきます。ホーネットのデザイン描けてないのは・・・怠慢;頑張ります。
 キャラクターのページに木嶋の項が抜けてますが、5話まで待ってください(結構長ったらしい説明)。某ダ*ダのように「みんなでやる」ってのではないので、その分自由度あるとは思うけど(というかダ*ダの顔って、以前upしてたVI:のモノクロデザインっぽいみたいなので、モノクロデザインをUPせずにいる。TVのライダーがファイズになってしまうとVI:白黒デザインとダルダって同じにしか見えないし、REDVI:のデザインが余計出せなくなってしまった。トホホ;)・・・一人で描くのって体力というか意欲の勝負になるのが難しいんですよね。でも結局は体力勝負かぁ・・・・。  (2月15日)