　特殊効果。タンクホーネットの主翼コピー体を合体させた盾を展開させた「３面鏡」に相手の姿を移し込む事で、鏡像と副像の数だけ敵を分裂させ、その分裂した分身に敵本体を攻撃させる離れワザ。相手を強制的に分裂させる事で、敵の魂をも分裂破壊し、そこまでの時点でＶｉ：自身が受けた攻撃と同攻撃を敵本体に同時に与える事ができる擬似タイムベントである。
　分裂した敵の分身はＶｉ：の使い魔的扱いを受け、額にはＶｉ：と同じ三つの複眼がある。効果時間は約４５秒でそれを過ぎると複眼を失った敵たちは合体して元に戻るが、混乱した敵が切りつけ合えば切りつけ合うほど、敵本体と敵の分身が負ったダメージは全て合体後の敵全身の傷として跳ね返る。また、そこまでの時点でＶｉ：が体に負ったダメージも時間を逆行する形で回復する。血も涙もない技と言っていいが、モンスターには血も涙もないので別に良心のとがめる技では無い。
　この技を使うと攻撃分ダメージが回復してしまうので、あまりダメージを受けていない状態で使用すると、毒液を作る量のダメージまで失われ、後のほとんどのベントに支障をきたす。強ダメージを受けた時に使用すればするほど、敵へのダメージも多いという、使用に制限のある特殊技である。