MONSTERS
◎ ナノゼール (#1〜3)
全高150cm〜175cmの小型のレイヨウ型モンスター。見た目はヤギ型に近い。「SEAL」のカードを拾った現実世界の木嶋=ライダーVi:を最初に襲ってきたモンスター。
50体以上存在。自転車しか入れないようなビルのすきま、排水溝、マンホールや裏路地の建築物のガラスなどから出現、人々を遅いひきずり込んで、即時ビル屋上にジャンプ、屋上で食らう事で食欲をみたす。酔っ払い、水商売の男女、風俗嬢、不法入国の外国人等を(何故か)襲うが、昼間公園帰りの母子を襲おうとした所をライダーVi:に阻止され、ミラーワールドに彼を引き釣り込み、広地で集団で襲おうとするが、戦闘力を見誤ったがためにVi:のソードベント=水円斬によりビル壁ごと十体ずつまとめて斬殺される。
首が伸縮180度回転。角の輪が通れる場所(鏡含む)ならどこでも通り抜ける事ができる。しっぽにムルダルという黒石を持つ。3m級の巨大ゼール怪人「テラーゼール」の配下として約30体が存在するが、他のグループも存在するようである。角の向きや体色は各個体によって異なり、図は攻撃隊長にあたる(体色は白)。身体は小さいが戦闘力はギガゼールと同等で一撃離脱型のひじのマサカリを武器とした戦法を得意とする。神崎兄妹により作られたが、今まで出てこなかったのは体躯の小ささから最下層モンスターととされ、他のモンスターのえさにされていたからだと思われる。しっぽに黒石のある理由は不明。
AP:2500〜3500POINT
※色塗りしましたが、何か納得いかない。手は白一色の方が良かったですね。他緑や銀のやつらもいると思います。デザイン的には薄ら寒い怖さというのを狙いました。こういうのをゼール怪人と言っていいのか判らないですが。こういう形のモンスターはディスパイダー同様上半身を着ぐるみ、下半身をCGで表現するとかしかないと思います。もしくはブルーバック合成のように、アクターが青い服を着た所にボディを装着して、CG合成時に消す、とか。頭や足の一部がはみ出た状態で撮るわけですね。
目はあえて2つ目にしてみました。それでもダ*バイン的意匠は入れたかったので、それは全部足に来ています。しっぽの石の正体は当分秘密。イメージ的には背の低い暴行魔・・・だったりする。
◎ ドグマスパイダー (#4〜5)
全高3m、全長5m前後の土蜘蛛型モンスター。神田・秋葉原等から帰宅する人々をある法則の元に作為的に攻撃している。約18体存在。
密室、自動車内、電車内を問わず、ネット接続中のパソコンのモニターからならどこからでも人間を引きずり込み襲う事ができる。別の大型蜘蛛型モンスター「ネクロスパイダー」の配下であり、秋葉原等に存在する全モニターカメラ、CCDカメラをミラーワールドからコントロールし追尾することができる、粘着型モンスター。ネットストーカーそのものと考えればわかりやすいのだが、襲われている相手もまた・・・。新宿や他地域帰りの人々も襲うが、既にミラーワールドの秋葉原は彼らにとっての巨大な巣と化している。
乗用車の通る事のできる路地やビル壁を自在に高速移動でき、両腕が中間から追尾ミサイル化し敵を襲う。口からは粘着糸を吐くが、この糸は金属製であり、電話回線やひいてはネットに干渉する事ができる。ひげの先はCCDカメラで腕はモニターカメラ。寺の鐘のような頭部のリベット状の部分が複眼であり、鼻のほうに見える部分が単眼だが、視覚は極端に乏しく、実際の感覚はほぼ全てネット接続された市街のカメラ群でまかなっているようである。パワー的には1体がディスパイダーと同等の戦闘力を持つ。今まで出てこなかったの極端に乏しい視覚から、他のモンスターのえさにされていたからだと思われる。「ドグマ」はドグマチックのドグマと、「土蜘蛛(どぐも)」の掛詞。しっぽに黒石のある理由はいまだ不明。
AP:約3500〜5000POINT
※モノクロは こちら 。イメージ的にはイベントをうろついてる太った巨漢系のカメラ小僧って所だろうか(多*、頂*とか)。電波に加えて巨漢で暴力ひけらかすのでタチ悪いっていうあの類(;)。頭は寺の鐘で、生臭坊主的イメージもあります。足のふくらはぎをイヤらしくできたのでまぁイメージ的にはOKですが、腹を6角形にしてしまったのは「パターン」なので彩色時には「くもの巣」パターンにするかもしれず。というかキモイので塗りたくない。テラーゼールを描いてないのもラフ画が「キモイ」からですが、こいつもキモイのでこの粗いデザインは約40分でカキマシタ・・・ペンも油性の先割れたミリペンです。そん位モンスターとしては、うざい。