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動物達の悲劇



先日、私の友人が夜ドライブをしていました。 彼は高速道路を走っていて
家の近くまで帰ってきたので高速道路を降りようとしました。
ふと前方を見ると何かが光っていました。 そうです、動物の眼でした。
しかも大きな鹿でした。しかし車は止まれない。 彼は気を付けて運転しましたが、
動物に彼の気持ちが伝わらず道路に飛び出してきました。 
彼はとっさにハンドルをきりましたが 間に合わず、鹿を跳ねてしまいました。
実際に鹿とぶつかった車を何度か見ましたが、車も鹿もひどいものです。
もちろん鹿は即死だし、車は車同士で正面衝突したようにぐちゃぐちゃに
なっていました。 これはまだましな方ですが、ひどい時は跳ねられた鹿が
そのままフロントガラスを突き抜けて車内にまで飛び込んできます。
そうなると鹿だけでなく運転手やあるいは同乗者も重軽傷を負う場合があります。
話しはそれてしまいましたが、彼は正面から鹿を跳ねるのを避けましたが
車の左前方で鹿の首とぶつかりました。 もちろん鹿は首の骨を折って即死でした。
車の方はボディーがプラスティックだったために15cm程の亀裂が入っただけでした。
彼にとってはそれですんでとても幸いでしたが、鹿にとっては災難でした。
たいていの動物は夜行性の動物でなくても夜にも行動をします。 そして
動物達には車等の交通手段の恐ろしさを知りません。 
  車を運転するみなさん、夜は暗いので運転手には周りが見えず動物の事故が多いようですが
動物達は昼夜を問わず道路に飛び出してきます。あまりスピードを出さず少しでも周りに
気を配って運転して下さい。   


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