“幼稚園就学準備”チェックリスト
多くの子供達が初めての学校体験をすることになるであろうキンダーガーテン入学に際し、アメリカ人の家庭では下記にあげるスキルを既に身につけている場合が多いとされています。発達過程の個人差もありますから、全て身についているとは限りませんし、下記のスキルが入園条件という訳ではありません。もちろん、日本人家庭では言語の違いがありますので、英語の経験のない子供に慌てて英語の数の数え方ですとかアルファベットを入学前に教える必要はありませんが、『概念の発達』という面で家庭での子供の発育活動(?)の参考になると思いますので、目を通してみて下さい。

□  トイレに行くことが出来る

□  ジャケットや靴等を履くことが出来る(ジッパーの開け閉めには助けが必要)

□  集団の中にいながら10〜15分ぐらい集中することが出来る

□  集団の中にいながら話(本の読み聞かせ)を聞くことが出来る

□  1つから2つの一度に出される指示に従うことが出来る

□  学校生活で必要になるであろう合図(整列する、静かにする、片付ける等)に従うことが出来る

□  自分の名前や住んでいる町の名前など個人的な情報を幾つか憶えている

□  身体の主な部分の名前を知っている

□  主な色の名前を知っている(*色ごとに分類分け出来るとさらによい)

□  主な形の名前を知っている(*形ごとに分類分け出来るとさらによい)

□  数を数え始めている(1〜10)(*数の順番を憶えて言えるだけでなく、実際にものを数えられるとさらによい)

□  アルファベットと数にある程度触れる機会があった

□  アルファベットと数の違いをある程度知っている

□  ペンやクレヨンを持つことが出来る(*筆圧が育っているとさらによい)

□  線や簡単な形をなぞることが出来る(*人だとわかるような絵が描けたり、簡単な形の見本を見ながら真似して描けるとさらによい)

□  簡単なパターン模様を完成することが出来る(例:◯△◯△◯の次にくる形が何かわかる)

□  ものの相違点(共通点と違い)が認識できる(例:食べ物の中に動物が1つ入っていたら動物だけ違うことがわかる)

□  自分の名前(*苗字ではない)を書くことが出来る(*書けなくても自分の名前の中のアルファベット文字を認識できるとよい)

□  ハサミを使ってほぼ線に沿って2〜3センチ切ることが出来る

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05/21 revised