“進級・進学準備”チェックリスト 新しい学年に上がったり、新しい学校に進学する準備はできていますか?気持ちよく新しい学校生活が迎えられるように、計画的に準備を進めましょう。
新しい学校に入る場合、子供と一緒に学校訪問ができるように手配しましょう。
できれば、なるべく普段の様子がわかるように授業のある日に予約を入れ、教室、トイレ、カフェテリア、図書館、オフィス、視聴覚室、体育館などの場所を確かめましょう。子供の入るクラスをリクエストしましょう。学校によって決まりが違うので先に確認をする必要がありますが、多くの学校では親の意向があれば聞き入れてくれます。(ほとんどの場合、クラスを決めるのは校長先生のはずです。)近所で同じ学校に通っている子供がいたら、その子の先生はどんな感じだったか聞いてみましょう。過去に子供がとても嫌な思いをした先生の経験などがあれば、同じようなタイプの先生のクラスは避けたいことを伝えるとよいでしょう。その他、例えば、学区内の各学校で行われるESLプログラムや特別支援プログラムなど内容に違いがあるのかなど学区のオフィスに問い合わせたりして、子供にとってよりよい学校教育内容を整えましょう。リクエストにおける注意事項については『よくある質問:コミュニケーション編』の“家庭と学校の連絡”のセクションを参照下さい。学校仲間をつくりましょう。近所で他に同じ学校に行く子供がいないか探してみましょう。もし見つかったら、家に招待するなどして、顔なじみをつくっておけば、子供の新しい学校に対する不安感も少々和らぎます。夏の間に子供と新しい学年の話をしましょう。新しい学年や学校生活に関して子供がどのように考えたり感じているのか知り、どんなことを期待したり恐れているのか理解してあげましょう。それだけでも、子供の不安感や恐怖感がかなり収まるはずです。学区や生徒用のハンドブックを読みましょう。学区や生徒用のハンドブックは学校生活の様子や子供が生徒としてどう行動することが期待されているのかを知るのにとても役に立つ資料です。中学生ぐらいになるとStudent Handbookがあると思うので、子供と一緒に読みましょう。学校の始まる1週間前から少しずつ就寝時間を元に戻しましょう。必要な学用品を揃えましょう。
最近はインターネットの学校のホームページにschool suppliesのリストを載せているところも多いのですが、学校に何が必要かというリストがあるはずなので、買い物に行く前に確認して、無駄な買い物を避けましょう。ハサミやコンパス、分度器などは1つ余計に買っておけば、宿題をやるのにわざわざ学校から持ち帰る必要もなく、学校に戻し忘れる心配もありません。新学期が始まる前にはback-to-school salesと言われる学用品が安くなる時期が必ずあるので、買い物はその時期を利用しましょう。買い物に子供も連れて行き、好きな柄や形などを選ばせれば、学校に行く楽しみが増えます。学用品に名前を付けましょう。新しい学校に着ていく服を準備しましょう。
学校によって決まりがあるので、事前に確認しておきましょう。もし、持っている服で間に合わず、新しく購入する場合、どんなスタイルが子供達に人気なのかも学校訪問をする時にでもチェックしておくとよいと思います。学校への通い方を確認しましょう。通学は徒歩、自転車、車、バス、電車など、どんな方法をお考えでしょうか?子供が自分で通学する場合は、どうやって学校と家の行き来をするのか道順を知っておく必要があり、何か乗り物を利用する場合は、その料金や時刻表、決まりなどを知っておく必要があります。事前の安全確認も忘れずに。学校の通学用バスを利用する場合は乗り降りの場所を確認しておきましょう。ちなみに通学用バスは家と学校間で30分以上バスに乗っていることはありません。学校に必要な手続きを知らせましょう。もし子供が定期的に薬を飲まなければならなかったり、持病が悪化した時の緊急手続きが学校で必要な場合は、校長先生やスタッフに学校が始まる前に知らせておきましょう。宗教関係の祭日や習慣で特定の日に学校を休んだり、普段学校では禁止されているものを身に付けなければならない場合は、事前に先生に知らせておきましょう。必要事項のリストを作っておきましょう。特に新しい学校に入る場合には同じような情報を何度も違うオフィスで書かされたりします。子供のソーシャルセキュリティナンバー、保険の情報、緊急時の電話番号、緊急時に親の代わりに子供を迎えに来たり預かってくれる人の名前と電話番号、子供が定期的に飲まなければならない薬の名前、予防接種の日付などを書き出して持ち歩けるようにしておきましょう。学校行事用のカレンダーを用意しましょう。オープンハウス、カンファレンス、成績表の日、休日など、学校行事を書き込んだり印を付けられる家庭用カレンダーを用意しておきましょう。(学区によっては主な行事が既に印刷されたカレンダーが置いてあります。)オープンハウスは子供の担任や他の先生に会ったり、子供のクラスについて知ることのできるよい機会なので、特に大きな赤丸を付けておきましょう!図書館を訪問しましょう。学校が始まって早いうちに近所の図書館を子供と一緒に訪問して、子供の図書館カードを作ったり、スタッフに頼んで案内してもらうなどして、どこにどんなものが置いてあるのか確認しておきましょう。05/21