SOLDER DIY MANIAC ELECTRICAL HANDCRAFT PAGE |
---|
(C)Copyright by Solder 2008.
メモ:Ver3.0
- アナログのワンショットIC一切を使わないマイコン制御方式に変更した。
- アナログSWを削減できるビデオ専用の石に変更。
- プロトタイプのため半固定抵抗を多用(将来的には固定抵抗に置き換え)
- 制御プログラムはまだ詳細を構想中
Ver2までの回路では信号を切り替えるタイミングをアナログ回路で生成していました。 これでも一応動作はするのですが部品点数が多く製作と調整の手間が大きいので最初はCPLDを使ったデジタル式のものを考えたのですが、比較的高速なマイコンを使用することでもっと簡単にかつ柔軟に回路と実現できるメドが立ったので、ver3の構想がほぼ固まりました。 なかなか実際に検討する時間がとれない状況でアナログ放送終了のタイムリミットが刻々と近づいてきている現状なので、とりあえずプロトタイプ構想段階ですが回路図だけ公開することにしました。 これまでのものと比較すると大幅に部品点数が削減できている事がお分かりになるとおもいます。 PICのピン割当はとりあえず書いてみたという程度なので使い方を間違ってる可能性があります。(汗)
一番肝心のマイコンのプログラムは殆ど手が付いていない状態ですので、自分でプログラミングができないと絶対に動かないので注意してください。(果たしてアナログ放送終了までに間に合うのやら....)
もしかして私の代わりに開発を引き付いてくださる方が現れるのでは? という淡い期待を込めてプログラムの方針とポイントを記載しておきます。
- 基本的にはアナログ版のタイミング生成と同じロジックでOKのはずです。
- VR2とVR3は部品のばらつき対策と、調整を容易にするために付けただけなので、何度もプログラムを書き換えてタイミングの微調整を行うのであれば不要です。
- SIFから抽出したパルスの周期を内蔵カウンターで計測し、シフトしてる水平同期のブランキング区間を切り替えるタイミング信号を生成します。
- 上記パルスが一定周期以上来なかった場合には垂直同期信号区間に入ったと判断し、シフトしてる垂直同期のブランキング区間を切り替えるタイミング信号を生成します。
- 垂直同期区間が終わっても上記パルスが再開せず、さらに数フレーム以上待っててもやはり再開しない場合には非スクランブルCHになったと判断し-6dB側(NJM2234の1ピン側入力)に固定してスイッチング動作を行わないようにし、SCBLのLEDを消灯させる。
- うまく垂直同期のタイミングが検出できるようになれば、シンクチップクランプ回路の追加や、ライン数の判断とかもできるようになるはずなので、より確実な同期ができるようになるものと思われます。
- マイコンが遅くてどうしても処理が追いつかない場合には外部にクリスタルで20MHz駆動にしてください。
- スクランブル動作のちょうど切り替えるべきタイミングで元々のビデオ信号にグリッジ(ノイズ)が乗って気になる場合、これを改善するためにはノイズが乗っている瞬間だけNJM2234の5pin入力に切り替えて信号を差し替えます。 従ってVR1は画面で気にならない適当な明るさに調整してください。
参考程度ですが、Ver2の回路とPIC12F683で検討してた頃のソースコードを置いておきますので煮るなり焼くなりしてやってください。
右クリックでソースコードを保存(MPLAB用)
以上、非常に無責任モードの情報ですが、時間がまったく取れないのでチャレンジャーの登場を期待してます(笑)
(C)Copyright by Solder 2008.原稿料くれれば雑誌掲載も可(笑)
ハ Written by Solder
Visitor Counter