Site hosted by Angelfire.com: Build your free website today!

 

空白の時間

418 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/28(月) 05:09

微睡みの中・・・視界に微かに「色」を感じる・・記憶の片隅にある・・
・・この匂い・・この景色・・・・そして・・・・この感触・・・・・・
「・・・・。・・・・・。・・・・・・・。・・・・・・・。(・・見覚えが・・ある)
???「気が付いたか????」突如、眼前に現るる顔。
「!!!!ッ!!うわっ!!」 驚き・・ベッドから飛び起き・・周りを見渡す・・そう・・ここは・・そして・・
ベアトリクス「!!フライヤッ!?・・・・ここは・・あの時の・・隠れ家・・?」
フライヤ「・・・どうやら・・その様じゃな・・。」静かに答えながら、フライヤは煎じた薬湯をベアトリクスに渡す。
薬湯の、仄かな苦味と甘味を舌に感じ、ようやくベアトリクスは自分の身体の感覚が、
戻ってくるような気がした。
ベアトリクス「・・フライヤ・・また・・あなたが私をここへ・・?」
フライヤ「・・フフッ、いくら私とてこのザマでどうやってあの状況から逃げきれるというのじゃ・・。」
ベアトリクスの問いに苦笑しながら、フライヤは己の身体を見やる。
ベアトリクス「!!」見ればフライヤの身体は、「包帯の衣装」にびっしりと纏われていた。
フライヤ「・・あの時・・ガーネットの魔法を受けた直後の記憶は、私には無い。・・
気が付いたら・・私はこの部屋に、お主と共に寝かされておったよ。・・ご丁寧な事にこの様な処置までな・・。」
そう言いながらフライヤは自らの身体を覆う包帯を、ビリビリと解き始めた。
どうやらもう傷は完全に完治しているらしい。
フライヤ「・・・・俄かに信じられぬが・・あの時、私とお主をここへと逃がして
くれた者がいるとしか・・・・考えられぬな・・。」
ベアトリクス「・・・・・・・・・・・・・・・・・
(・・・・あの時・・・アルテマの白い光が・・・私達を包みこんで・・・
・・・それから・・・・・それから・・・・・  ・・・・  ・・・・
・・・・・・・・・ダメだ・・  思い・・出せない・・記憶が・・飛んでる・・)」




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルビィの息抜き

437 名前:誰か殺してあげて・・・ 投稿日:2000/08/28(月) 21:46

ルビィの言い訳をエーコは聞きもせず次の失敗には死を持って報いることが示唆された。
ルビィ「い、急いで行かないと・・・・・・・・ん?
    待てよ・・・ってことは・・・・・今城はからっぽ?」
ルビィの目がキラリと光る。
ルビィ「うーん。ちょっとだけ休憩していこっと」
彼女はテレポを唱え、姿を消した。

エーコの寝室。趣味は悪いが豪華絢爛。
そこに姿を現したルビィは大はしゃぎだった。
壁に並べられているウィスキーを2,3抱えると次々ラッパ飲みしながら部屋の中で踊った。
ルビィ「さっすが、一国の元首ねぇ。目が眩むわ。このベッドだってフワフワ!」
そう言って酒瓶を抱いてベッドに倒れ込むルビィ。と、部屋のドアを開ける足音が聞こえた。
ルビィ「まさか!居残りがいたのか!」
慌ててベッドの下に隠れて様子をうかがっていたが、入ってきたのが良く知っている
男であることに気づき、立ち上がって声をかけた。
ルビィ「ロウェル?ロウェル・ブリッジスじゃないの!?」
ロウェル「・・・ル、ルビィ?」
ルビィ「やっぱりそうだ!!こんなところで働いていたの?ちょっとはお芝居うまくなった?」
ロウェル「いや・・・今はもう芝居はやっていない・・・ここで使用人をやっている。
     けど、ルビィこそどうしてここに?エーコ様と一緒だと聞いていたが・・・」
ルビィ「フン!」
ルビィは右手のウィスキーボトルを一気に飲み干す。
ルビィ「まあた、置いてけぼりよぉ〜。てゆうかさあ、裏切られたってかんじ〜?キャハッ!」
ルビィはすっかり自分の任務も忘れて酔っぱらっていた。
すわった目で身動きすらできないでいるロウェルをなめまわすように見つめるルビィ。
ルビィ「ところでさぁ・・・あんたよう見たらかわいい顔してるじゃない・・・。
    んん・・・決まり!!あんた今日わたしの夜伽の相手を命ずるっ!!」
ロウェル「じょ、冗談じゃない!!そんなことしたらエーコ様に殺される!!」
ルビィ「エーコがなんぼのもんよぉ〜。どうせあんたそれ用に雇われてるんでしょ?
    あんなガキ相手にしててもしょうがないってさ〜、
    来なって〜、ホラァ来なって〜(はあと)」
この時、ロウェル・ブリッジスは生涯経験したことのない恐怖を感じていたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「奴に騙されるな!〜ある馬丁の告白〜」 

438 名前:奴に騙されるな!〜ある馬丁の告白〜 投稿日:2000/08/28(月) 22:57

ええ!ええ!ようがすとも!
あっしはもう覚悟ができておりやす!
覚悟がなくてはこんなこと話せませんや、そうでしょう、神父様?
あっしのいいたいのはラニのことでがす!
最近ラニはシドの大公様の遺志を託されたとかでえらく持ち上げられておるようですがね、
あっしに言わせりゃあ、とんでもない話ってもんですよ。
あの女に遺志を託すなんざ、悪魔に屋根を直してもらうってなもんで、
大公様も耄碌なさったんでしょうねえ。
5年前の話でがす。前女王のブラネ様がまだ生きておられた時代ですよ、
あっしはあるアレクサンドリアの貴族の家の馬丁をしておりやした。
ま、あっしは歩きだす前から親父に馬の扱い方ってもんを叩き込まれておりやして、
それだけがメシの種ってわけでして・・・・。
その貴族の家ってのが、揃いも揃っていい人ばかりで、貴族にもこれほど素晴らしい人がいるの、
と下司なあっしも心が洗われるくらい綺麗な心を持った人ばかりでして。
旦那様はでっぷりとした腹をもった貫禄のあるお方でしたが、その腹にまけねえくらい
大きな度量を持ったお方でした。ただの馬丁にすぎないあっしに毎日声をかけてくださる。
なんと、一緒に食事をしないかとテーブルに並ばせてくれたことも一度や二度じゃねえんですぜ?
信じられますか?
その奥方も素晴らしく美しい方で旦那様がいくら自慢しても自慢しきれねえ位輝いておられやした。
旦那様に負けずお優しい方で、時々あっしにピアノを弾いて聞かせてくださるんです。
それを聞いてるとあんまし気持ちいいもんでそのまま朝までねむっちまったこともありましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日の出来事

439 名前:奴に騙されるな!〜ある馬丁の告白〜 投稿日:2000/08/28(月) 22:58

そこのおぼっちゃんはこれまた利発な方でして。しかも広くて度量のある心をお持ちでした。
そうそう、あっしの不注意から馬が逃げ出してしまったことがありました。
絶望からもうあっしは首をつろうかと思っておりました。
ところがですよ、次の日おぼっちゃんがその馬を連れて帰って来たじゃありませんか!
あっしは年甲斐もなく涙を流して感謝しておりましたよ。
そこのお嬢様がこれがまた人形のように美しいお方でして。
奥方様似なんでしょうが、あっしなんかまともに眼もあわせられないほどでがした。
年頃ってのもあったんでしょうが、感じやすい女の子でがして、
飼っていた鳥が死んだの、読んでいるご本が悲しいだので、
いっつもワンワン泣いておられた記憶があります。とても心の純粋な人でがした。
このような、なんの曇りもない、幸せを奪い取る権利など誰にもあろうはずのない
素晴らしい家族がですよ、たった一夜で不幸のどんぞこに叩き落とされたのでがすよ!
あの女悪魔、汚らわしい淫売、賞金稼ぎのラニによって!!
あの日も楽しく4人でお食事をされておられました。
あっしはその日はテーブルにはあげてもらえませんでしたが(ええ、
そうそうあることではありませんからね)、窓から楽しげに会話する幸せな家族を
眺めておりやした。あっしも将来はこんな家庭をもちたいな、なんて思いながらね。
そのときでやす!
あの、ラニの野郎が部屋に数人の男どもを引き連れて突然飛び込んできたんでやす!
あいつはそのときはっきりとこう言いやした!
「ワレンシュタイン伯だね!?あんたのクビに100万ギルかかっている!覚悟しな!
そうでがす、あの女は金のためならば平気で人を殺すとんでもない悪党でがすよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラニの非道

440 名前:奴に騙されるな!〜ある馬丁の告白〜 投稿日:2000/08/28(月) 22:59

しかし旦那様の態度は堂々たるものでした。暴漢の侵入にもまったくたじろいだ様子もなく、
穏やかにラニに対して、自分の命はどうでもいいが、家族だけは逃してくれ、と仰ったでがす。
ところがです!あのラニはどうしたと思います?
しっかりと見つめる奥方様、泣き叫ぶお嬢様の目の前で、旦那様をかばおうと立ちはだかった
十歳の坊ちゃんの脳天めがけて斧を振り下ろしたのでがすよ!?
当然坊ちゃんは即死でがす。脳味噌が床に飛び散って体はバラバラ、とても見ていられない状況でがす。
ところがラニはそれを見てもにやにや笑うだけ、仲間の男達も何も言わないでおりました。
さすがにこれには旦那様も色を失われました。それを見てラニはますます笑う。
このとき旦那様は何か覚悟されていたのでしょうか、物凄い形相でラニを睨み付け、
脇差しを振り抜くと果敢にもあの女に斬りつけたのでがす。
ラニは少し傷つきましたが、残念ながら命にはまったく別状ありませんでしたや。
それよりラニはそれで怒り狂いました。まったく盗人猛々しいとはこのことでがす。
あの女はいいでがすか?旦那様の手足を斧で切り落とすと、旦那様の見ている前で
奥方様とお嬢様を男共に犯させたのでがすよ!?
奥方様は身ごもっておいででした。お嬢様はわずか9歳でがす。
もうあっしはとても見てられませんでした。そんなことをできるのは人間ではねえでがす。
そのあと奥方様も、お嬢様も、旦那様も、皆殺しにされちまいました。
ラニの野郎は雇い主から約束通り100万ギルをせしめやがりました。
ところがですよ?いいでがすか?このあとが一番ラニのとんでもねえところでがす。
あいつは100万ギルという大金を手にしていながら、
危険を冒してあいつらを屋敷に手引きしたあっしには、
たった1000ギルしかよこさなかったんでがすよ!?
神父様、騙されちゃいけませんぜ、あいつはとんでもない悪党でさ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無力な自分

493 名前:418の続き 投稿日:2000/08/29(火) 18:14

「太陽の力」・・己が体内(なか)に在りしその「力」・・・
その「力」の存在が引き鉄となって起こった、この世界の大争乱・・・
ガーネットより語られた事実・・ベアトリクスにとってそれは、あまりにも唐突、あまりにも衝撃、
・・己の存在に対する・・・自虐。・・・そして己の体内(なか)の「力」の対する・・恐怖!
(・・・・けれど・・私は・・・何もできないのか?)繰り返す自問。
圧倒的なガーネットの力・・・そしてそれに少しも抗う事が出来そうに無い・・・己の不安。
ふと、ベアトリクスはフライヤに視線を送る。フライヤは変わらず自身の包帯を解き続けている。
ベアトリクス「(ああ・・フライヤ・・)」先程よりフライヤは黙したままである。
この「話題」に一言も触れる様子は無い。十分にベアトリクスの心中を察してのことであろう。
・・そんな、黙したままのフライヤに、ベアトリクスは感謝の念と同時に、
己が自身の無力さ・・しいてはそれでフライヤに傷を負わせてばかりの自分自身に対する
自虐心にとてつもなく苛まれるのだ・・・。

ベアトリクス「(・・こんな・・こんな私の体内(なか)にある恐ろしい「力」を
奪われるわけにはいかない。・・・でも・・でもこの私の力で守りきる事が出来るの?
・・・このままじゃあ私の・・私のせいでフライヤをどんどん傷つけてしまう・・
・・私にも・・私にもあのGトランス能力と互角に戦える力があれば・・・・
力が欲しい・・!強く・・なりたい・・!もう・・足手まといには・・なりたくない!!
・・・・・・・・もう・・・・・・これ以上・・・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

我が愛剣 

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/29(火) 18:15

そして・・ふいにベッドの脇に置かれている己が愛剣に、無意識に手を伸ばす・・と!
ベアトリクス「!??(・・あれ・・?)」
「いつも」の・・感触じゃあない。この感触は・・以前までの―――――――
ふいに手にした剣を見やる・・・・その剣は!!
ベアトリクス「・・・!(セイブザクイーン!!?・・・どうして!?)」
・・その剣は以前までのベアトリクスの愛剣であった・・セイブザクイーン。
しかし・・あの時、自分がアレクサンドリアを追われた時以来、ベアトリクスは
ずっと、夫、スタイナーの「形見」たる、そして彼自身の愛剣でもあった
聖剣エクスカリバーを持ち続けてきたのだ。

 (何故・・?エクスカリバーは??・・どうしてセイブザクイーンがここに?)

ベアトリクス「・・・フライヤ・・。」
フライヤ「・・・ん?どうした?」
ベアトリクス「・・私の・・私の剣・・・知らない?」
フライヤ「??お主の剣?・・お主が今持ってるではないか・・?」
ベアトリクス「・・いや・・そうじゃなくって・・!(・・ハッ!!)」
フライヤ「???」


(・・私のセイブザクイーンは・・あの時、アレクサンドリアを発った時、
・・あの人との・・スタイナーと私の部屋に・・置いてきたはず・・けれど・・
それが今・・ここにある・・そして・・スタイナーのエクスカリバーが無い・・
・・・・・という事は・・・!!・・そんな・・まさか・・!?・・・・
・・・・・私を・・フライヤを・・城からここへと逃がしてくれたのは――――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

偶然 

500 名前:偶然(街角にて) 投稿日:2000/08/29(火) 19:43

あら?あなたひょっとしてトレノからやってきたの?
ああ!やっぱり!そうだと思ったわよ、その服ってトレノでしか手に入らないものね。
懐かしいわねえ、トレノ。え?わたし?うん、トレノ出身よ。
3年前家族でトレノから引っ越してきて今じゃアレクサンドリアで暮らしているの。
なにやってるかって?まだ学生よ、だって16だもん。
でもトレノ大変だったわねえ、戦争でめちゃくちゃになってんでしょ?
昔アレクサンドリアがめちゃくちゃにされたときも復興までにすごく時間がかかったし、
しばらくは大変でしょうねえ、人もどんどん出ているって話だし、あなたもその口なんでしょ?
心配しないでいいよ、わたしこの街に詳しいからさ、同郷のよしみでいろいろ教えて上げる。
バイトしたいならあそこの花屋さんが人探しているし、おいしいレストランはあそこ。
それとも彼氏探す?いい男結構知ってるわよ、わたし。
あなた結構可愛いからかなりいい男見つけられると思うわよ。
ま、いまちょっとリンドブルムの軍隊が進駐していて歩きにくいけどさ、
わたしは気にしていないよ。逆らわなきゃ別に普通に生活できてるもん。
でもホントトレノ懐かしいわ。
みんなまだカードなんて馬鹿なことやってるの?
オークションでなんか面白いことあった?
あっ、そうだ、あの名物姉弟どうしてた?
知らないの?そんなはずないわよ、トレノでナタリーとマリオを知らない人はいないわ。
なぜ?って笑えるじゃないの、あの姉弟。
姉のナタリーって子供の癖に妙に年寄りくさくってさあ、その上ちょっと頭おかしかったよね。
野望がどうだとか、将来は貴族になるだとか、訳の分からないことを一日中言ってたし。
みんなナタリーは狂ってるって言ってたけど、ホントそうだよね。気持ち悪かったもの。
マリオは知ってるでしょ?ナタリーの弟、っていうかほとんど奴隷の可哀想な男の子。
姉がちょっとアレなばっかりに一日中いいように引っ張り回されて、性格も暗かったよね。

 

 

 

 

 

続・「偶然(街角にて)」 

501 名前:偶然(街角にて) 投稿日:2000/08/29(火) 19:44

みんな将来マリオはぐれてナタリーに仕返しするだろうとかいってたけど、
わたしは子供のうちにあれだけ仕込まれちゃったらもうだめだろうな、って思うわ。
ちょっと鬱入ってたし、自殺しちゃってもおかしくないわよ。
その前にナタリーを殺しちゃうかもしれないけど。
あー、でもまさかこんなところであの姉弟の話をできるとは思わなかったわ。
ネタには困らない姉弟だけどね。
でもどうなっただろう、あの姉弟。やっぱり戦火に巻き込まれて死んじゃったわよね。
どうしたのさっきから?
え?弟は死んだ?
いや、あなたの弟のことじゃなくてさ、殺した?もう何言ってるの?
今はナタリーとマリオの話をしているのよ。
いた、いたたたたた!!
いたいよ!おなかがいたい!
なに?何だろう、おなか痛いよ・・・・
なにこれ、真っ赤、おなかが真っ赤だよ、ヒィッ、なんなのよこれ!
血じゃないの。なんでおなかから血が!?
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
あんたなにもってるの?なんで?なんであんたそんなもの持ってるのよ!
返して!返してよ!それがないとわたし死んでしまう。
やめて、踏まないで!
ああ!潰れてしまった!
もうだめ、目の前がまっくら、お母さん、ごめんなさい。
わたしはもう死にます。
知らない人とむやみに話をしたらだめっていういいつけを守らなかったから。
お母さんとお父さんにせっかくもらった心臓、なくなっちゃった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗黒の時代 

503 名前:学者スコットの日記より 投稿日:2000/08/29(火) 20:50

赤妖星の月の7日(雨)

気分は鬱だ・・・。
数年前のアレクサンドリアの先王ブラネの悪魔的破壊侵略に引き続き、またも悲劇は繰り返されようとしている。
人という生き物はよほど、凄惨な殺戮劇が好きなのか、それとも、過去を記憶する、学ぶという機能がぶっ壊れているか、どちらかだろう。(藁
再び、世界に暗黒の時代が訪れようとしているなど、・・・笑止千万だ。
ブラネの遺児、ガーネットはアレクサンドリアと世界とを戦いに導くつもりらしい。
やはり、豚の子どもは、豚だったというわけだ。可愛い顔しても、心と精神はブラネのあさましい遺伝子を引き継いでいると見える。
心ある貴族や町の人々はガーネットの恐怖統治が始まったと口々に話しているが、アレクサンドリアの多くの者はガーネット支持を改めない。
冗談ではない。先の世界大戦の悲劇を忘れたのか?!

外にはガーネット万歳を叫ぶ声がこだまし、親衛隊の軍歌が鳴り響く・・・。
こんなアレクサンドリアを見たくはなかった!

いろいろと書いたら、少し、疲れた。・・・休むとしよう。



 

 

 

 

 

『エーコの手紙』

432 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/28(月) 19:24

『エーコの手紙』
エーコはジタンに手紙を渡した後走り去っていった。。。
ジタン「なんなんだよ・・・」
しばらくエーコの走り去った方を眺めていたが、手にもった封筒に視線を移す。
糊付けでなく、シールのような物で封がされていた。
ジタン「・・・なんだ、このシールの妙な絵柄は」
そのシールには妙にインパクトのある顔のような物が描かれていた。
ジタン「『(゚д゚)』ってなんだよ・・・新手のモンスターか?」
とりあえず封を剥がし、中の便箋を取り出した。
ジタン「んーっと・・・」

(ジタソへ)

ジタン「・・・あいつ、ちゃんと字を習ってないな・・・」

(ジタソは、ガーネットのことどう思ってるの・・・? やっぱり、好き?お姫様って萌える?
なんでこんな事聴くかっていうと・・・あのね、私、ヅタソのことが好きなの。)

ジタン「俺はいつヅタソになったんだよ・・・」

(ヅタソ、いつもガーネットとばっかり仲良くしてる。戦闘だって、いっつもガーネットを
連れて行くでしょ。 私のほうが絶対役に立つのに!! ・・・ガーネットなんて、逝ってよし!)

ジタン「逝ってよし!って・・・あいつ、どこでこんな言葉覚えたんだ?」

433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/28(月) 19:26

(ガーネットなんて、自分をダガーって改名する時点で厨房決定なのよ。
そんなのをいつも連れて行くなんて、ふざけんじゃないわよゴルァ(゚д゚))

ジタン「ゴルァ(゚д゚)って・・・これ、ホントにあいつが書いたのか?」

(それでね、結論:ガーネットは胸だけ(藁だってそうでしょ。私連れて行ってトランス状態で
ホーリー連発するほうが、強敵だってイチコロなんだから! 少なくともビビのフレアとスタイナー
の魔法剣なんかには負けない自信があるわ。 私がいれば、もっと戦闘でマターリできると思うの)

ジタン「なんだよ、藁とかマターリって・・・」

(どう?私の方がいいこと、わかったかしら? はやくガーネットなんて『あぼーん』しちゃって、
私をメインに加えるのよ)

ジタン「あ、あぼーん?」

(できれば、ジタン、私、ビビ、フライヤさんという編成きぼーん。 サラマンダーは無口、
クイナは食欲魔人で超UZEEEEEEEEEからイヤ)

ジタン「き・・きぼーん!?」

434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/28(月) 19:27

(そうそう、最近新しい召還獣の情報を2つ手に入れたの。紹介するね)

  Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ´∀`)< 召還獣モナーだモナー
 (    ) │
 | | |  \__________
 (__)_)

      Λ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)< 召還獣ギコだ、ギコハハハ!!
 UU ̄ ̄ U U  \_____________

ジタン「絵はいいから能力を紹介してくれよ・・・」

(なんかとりとめもなく色々書いたけど・・・どれも私の本心。少しでも受け止めてくれたら
嬉しいな。とりあえず、この文章はsage入れて書く事にするわ。 お返事、待ってます・・・。)

ジタン「さげんな」

------------------------ F i n ------------------------