-
- 51 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/23(土) 23:47
- >50
セーブモーグリさんの過去ログ保存サイトに
MIDIがアップされてましたよ。
- 52 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/24(日) 21:42
- 書き込みないね。見捨てられた?
- 53 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 01:33
- あぁ。また落下。
- 54 名前:クロマ書き
投稿日:2000/09/25(月) 02:37
- >52さん
当方は只今執筆中。読者さんもこのスレ見捨てないで下さいね。
でも他の作者さんの作品も、先週の木曜日以降、ひとつもアプされてないのが
なんだか不安ですね…。
- 55 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 05:02
- 潜行スレじゃ仕方無いかもねー。
- 56 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 07:31
- 上げたら駄目なのか?
別にいいと思うんだが。
- 57 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 09:57
- 小説板逝けボケが
- 58 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 10:00
- sageろ!ボケが
- 59 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 18:06
- ミコトは夢を見ていた。
ブラン・バル…そしてテラそのものが滅んだその日、ミコトはそれまで彼女という存在をを支えてきたもの
すべてを失った。自分を構築する周囲の世界すべてが崩れ去り、それまでは揺ぎ無いものであった
果たすべき目的すらをも奪われ、生きる意味を見失った時、ミコトは抜け殻になった。
いや、その時抜け殻になったと言うよりも、もうずっと以前から自分が空ろな存在だったのだと…
生まれた時から今まで、ずっと空っぽだったのだと悟ったのである。
- 60 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 18:07
- テラが滅びようとする今、虚脱したミコトは、そのまま世界と共に消え去るつもりでいた。
それは、己の死が近い事を知ったクジャが世界を道連れにしようとした事と同様の、自己憐憫の
ひとつの形だったのかも知れなかった。
だからかも知れない。彼女の引きこもった自慰の楼閣に土足で踏み込み、ぬけぬけとブラン・バルからの
脱出を促がすジタンに、ミコトが憤りにも似た感情を抱いたのは。
『私はガーランドに力と魂を与えられた…そう、クジャや貴方の代わりになるように…。でもガーランドも
テラも、もう滅ぶ…。それなら私の存在はどこにあるの? 何の為に私は生きているの?』
それは、そんなミコトの心の動きが言わせた、疑問の形を借りた非難の言葉であった。
- 61 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 18:07
- 我ながら、愚にもつかぬ疑問だとミコトは内心自嘲した。何故そんな疑問を口にしてしまったのか、
自分でも分からなかった。あるいは、無意味な事に奔走し、彼女を不愉快な気分にさせるジタンを
困らせてみたかっただけなのかも知れない。ミコトの心の中で、疑問への答は既に出ていた。彼女は
最早、不必要な存在になったのだと。だから、彼女を脱出させようとするのが、如何に無駄な行為かを
悟らせ、己の行動の無意味さに困惑するジタンの姿を笑いたかったのだ。
しかし、困惑して沈黙するとばかり思ったジタンは、意外にもミコトの疑問に正面から答えた。
『…オレも思ったさ。オレは何の為に…って』
『…わかったの?』
『わからねえな…。わからないけど、もしかしたらそれを見つける為にも、生き続けるしかないのかも
知れない…』
- 62 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 18:08
- 生きる目的とは、誰かに与えられるのではなく、自分の意思で見い出すべきもの。
それはひとつの真理ではあるものの、ガイアに生きる者にとってはありきたりな結論かも知れない。
しかし実際に悩み、そして考えてきたジタンの言葉には、上滑りな美辞麗句とは一線を画する、
信念に支えられた重みというものがあった。そしてそれは又、ガーランドに与えられた目的の為だけに
生きてきたミコトにとっては、想像する事さえなかった回答だったのである。ジタンはミコトの
疑問そのものに答を与えた訳ではなかったが、答を得る為の方法を教えたのだった。
『そうだ! おまえ、名前はなんて言うんだ』
『私の名前は…ミコト』
『ミコトか…。いい名前だな…多くの人がこれからおまえをそう呼ぶよ。時にはその意味を追い過ぎて
悩むこともあるけど、結局はそのミコトが何者かは、おまえが決めるしかないんだ…。行こう、ミコト!
そして新たな地で見つければいい。お前が何のために生を受け、そして生きるのか…』
かくしてミコトは、崩壊するブラン・バルを脱出し、ガイアで生きる決意をしたのである。
- 63 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 18:09
- ミコトは自分が夢を見ている事に気づいていた。
何故今頃にになって、テラ崩壊の日の事などを夢に見るのかと不思議に思った時、唐突に夢の中の
テラの光景が消失し、変わって、地平線の彼方まで何ひとつ存在しない殺風景な空間が出現した。
磨き上げた黒曜石のような滑らかな大地を、毒々しい黄昏にも似た不気味に紅い光が照らし出す。
今まで何処かで見た事が無いのは勿論、そんな場所が実際に存在するとも思えない、あまりにも
現実感を欠いた光景だった。
『…ひょっとして、これが私の心象風景なの?』
ふとそんな事を思って、その仮説のあまりの不愉快さに顔をしかめた時、突然、背後からくすくすと
笑う声が聞こえた。
- 64 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 18:09
- 『…誰?』
振り返ったミコトの目に映ったのは、如何にも面白そうにくすくすと笑うミコト自身の姿だった。
「本物」のミコトがついぞした事のないあからさまな笑いの中に、これも「本物」には見られない
悪意が滲み出している。
『…夢におけるもうひとりの自分との邂逅…。我が事ながら、なんて安直な…』
自分の心が紡いだ夢のあまりの安易さにミコトが頭を抱えた時、もうひとりのミコトが口を開いた。
『貴女にそんな事を気にしている余裕があるのかしら?』
『…どういう意味?』
もうひとりの自分の発言の意図が掴めず、ミコトは聞き返した。「もうひとり」は「本物」の思考を
読み取れるようだが、その逆は不可能らしかった。同じ自分なのに不公平だとちらりと思う。
『私はね、貴女の心にとどめを刺す為に来たのよ』
- 65 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 18:15
- あげなさんな。
- 66 名前:スーパー名無しブラザーズ
投稿日:2000/09/25(月) 18:35
- もういいお前らのオナニーは見飽きた
おもんない
- 67 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/25(月) 20:26
- やってもいいけどsageろっつうんだボケナス!!!!
- 68 名前:某作者
投稿日:2000/09/26(火) 01:06
- 当方、続きを書くべきか否か検討中です。
- 69 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/26(火) 05:42
- 過去ログサイトのスレッド型掲示板に移転する?
- 70 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/26(火) 14:27
- >68
アレ許のファンだった人達は、もうこの板を去ってしまったと思われます。
こんな罵詈雑言の巣窟で続けるよりは、過去ログサイトに移転すべきでは?
やめるなんていわないで・・・(T^T)
- 71 名前:名無しさん@LV∞
投稿日:2000/09/26(火) 17:44
- ファンの一人として作者のみなさまに継続をキボ〜ン
楽しみにしてるのは表に出てこないだけでかなりいると思うよ
煽りんや荒らちに負けないでがんばってくださいね!
数少ない?と思うけど女性読者の私も読んでま〜す☆
- 72 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/26(火) 21:29
- 私も。
今までロムってばっかだったけど、密かに毎日楽しみにしてましたです。
この場所が駄目なんなら他でもいいわけだし。
このままだと、だんだんアップが減っていって消えてしまいそうで恐いです。
がんばってください。
- 73 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/26(火) 23:28
- 最近あまり書き込んでいませんが毎日ロムってます。
作者様方頑張って。
- 74 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/27(水) 02:57
- タイトルメーカーさんや作者さんは見捨ててないよね?
- 75 名前:クロマ書き
投稿日:2000/09/27(水) 07:38
- とりあえず私は見捨ててませんよ。
最近忙しいので、続きは少し先になると思いますけれど。
でも私ひとりだけじゃ意味はない…。他の作者さんや
タイトルメーカーさんがここを見捨てたら、多分私も続けられないな…。
- 76 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/27(水) 11:30
- Gトラ編の作者の方はもういなくなってしまったのでしょうか?
クロマ編と並んでアレ許の世界観のコアとなるお話だったのに・・・
あげるとドラクエオタとFF厨房の総攻撃が始まるんだろうな・・・
- 77 名前:タイトルメーカー
投稿日:2000/09/27(水) 14:09
- 当方もまだ、見捨ててません。
今は、書きこまれた新作に出てくるキャラ等の元ネタ解説作ってます。
一読者としても続きのアップを心待ちにしております。
- 78 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 03:40
- ガンバレー
- 79 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 06:17
- キィスティス@偽さんのエーコ、怖ぇ・・・
- 80 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 07:41
- 気持ちだけアゲ。
- 81 名前:"七資産"@久々に覗いて見る
投稿日:2000/09/28(木) 09:10
- まだ終わったと考えないほうがいいだろう。
このスレッドと過去ログ倉庫があればまたいづれ再開すると思う。
それまではマターリと逝きませう。
- 82 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 15:03
- >395ブルツェンの続き
血を失いすぎたようだ、、ガーネットは立て続けにケアルガを唱えるも、
エーコの魔力帯びた力によって傷つけられた体は簡単には回復しなかった
胸が苦しく、もはや声も出ない…大樹に背中を合わせると、そのまま腰を下ろした
顔を上げると
森の切れ間からほんのわずかに空が見える、妙に…穏やかな気分だった
ブラネもこんな心境だったんだろうか?
憑き物が落ちたような表情で「やりたいようにやりなさい」ブラネはそう言った
それが唯一の母らしい言葉であったが…
なんのことはない、死ぬ間際…誰でもそんな気分になるものだ…
(私もやりたいように、やった、終わりを迎えた…それだけだ)
静かに目を閉じた、今のガーネットには言葉を残す対象もいない、無へと帰るだけだ、
- 83 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 15:05
- 「…!」
小枝を踏み折る音、鎧がこすれる不快な金属音と、
不穏な空気に目を覚ます
正確な数はわからないが、15か20…
リンドブルム兵がガーネットを取り囲んだ
リンド兵「まさか…ガーネットか…!」
その兵たちはアレク兵の残党狩りの最中に偶然ガーネットに鉢合わせた。
自然と視線は腹部の大穴に注がれる…
「今のガーネットなら倒せる」互いに目配せし、兵たちは剣を抜いた、
ガーネット「……」
ガーネットは身を起こし大樹を支えに立ち上がる、しかし
ブルツェンを叩っきったのが最後の力だ、地がぐらりと揺れた。
- 84 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 15:07
- ガーネット(リンドブルムの雑兵の手にかかるのは…くだらんな…)
ライトブリンガーを構えるのが最後の虚勢だ…
しかしそれが魔力の枯渇をあらわにしてしまう、
それを合図に兵たちは一斉に襲い掛かった
数本の剣が前後左右から突き刺さる、
口元からどばっと鮮血があふれた…体制を崩すが、つらぬく剣に支えられ、
マリオネットのように宙で静止した
…右手からはライトブリンガーが落ち、地の石に触れ小さな音を立てた。
リンド兵「うおおおーーー」
リンド兵「ガーネットを討ち取ったぞーーー!!!」
雄たけびに似た歓声があがる
剣で刺した手応えが興奮へとかわっていった
- 85 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 15:40
- リンド兵はガーネットの髪をかきあげ、しに逝く顔をのぞく
ガーネット「……」
そのときガーネットの口元がゆっくりと動いた
聞き取ることもできないような消え入りそうな言葉…
「ーーーー!」
次の瞬間、森の中で閃光が放たれた。光におののき、剣を離して数歩下がる、
リンド兵「何がおきた…!?」
目がくらんだ、光の中心から表れでたのは一人の女…まごうことなき、女王の姿、
しかしその肉体は朽ち生気を失っている。
ガーネットは自らの体を貫く刃を引きぬくが鮮血があふれることはなかった。
どす黒い体液かわずかにこぼれるのみだった。
…自らの魂に反魂の術か…貴様もあがくな…
…ガーネットの心の奥底で、そんな声がした…
- 86 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 15:43
- ガーネット「貴様ら雑兵に倒せる私と思ったか…?」
口元の吐血を手の甲で手荒くぬぐう…
あせるリンド兵の剣をかわし、前に踏み込む、
ガーネットの指先が迷うことなく眼窩を穿つ、
「うああああ!」
そのリンド兵は両目をおさえ叫び声を上げた。
エーコかマリンがいればその場の空気も違ったろうが、
人間を超えた力を前に、兵はたじろいだ。もはや生身の女ではなく
獣と呼ぶにふさわしい動きを見せた、
ガーネットは視界を失ったリンド兵の喉元に手をやり、
常人を超えた握力をもって喉笛を引きちぎった、鮮血が降り注ぐ。
リンド兵たちに波紋のように恐怖の波がひろがってゆく…
「流れ」は確実にガーネットにあった、
アンデット化による肉体の強化と、苦痛の解除…
リンド兵に幾度もの剣を受けるも止まることなく、
腕をつかむと枝を折るように骨を折った、左足を振り上げ顔前に兵に蹴りをくらわす
ガーネットは本能赴くままに闘いの興奮に身を任せた
- 87 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 15:55
- リンド兵も応戦するも、足元に転がる躯が増えるばかりだった。
「化けモノだ…!」
その言葉を残し、一人の兵が背をむける、
くものこを散らすようにリンド兵たちは逃走した。
ガーネット「やっと静かになった…」
再び、大樹の元に腰を下ろす、
アンデット後の変化に個人差があることはわかっていたが
意識が保てる「残りの時間」はガーネット自身にもわからなかった。
せいぜい長くても半日がいいところだろう、
「どこへ行くか」…そう呟いた
- 88 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 17:06
- 当初から一貫した作風たもってるGトラ編見ると、なんかほっとしました
格闘シーンがとくに巧いのもGトラ書きさんと思うので続けてほしいです、
- 89 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 18:10
- 久々に作品アップされててほっとしましたよ。
それにしてもガーネット、名実ともにバケモノになっていましましたね〜。
- 90 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/28(木) 21:26
- バイロイト戦エーコすご・・・。
ばけもんや・・・
- 91 名前:ネミング無し256ページ
投稿日:2000/09/28(木) 22:23
- 2chでマターリいくのもいいけど、いっそのこと表(便間上の言葉で)のサイト
とつないで見るのはどうでしょう(何提案
多分紹介しても荒らしも少ないと思うし。
- 92 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 10:52
- >536の続きです
ラニ「あーちょっと待ったあ」
ブラネの墓の前へ戻った
頭蓋骨を拾い上げる、両手で抱えるとカスタネットのようにカツカツと鳴らした。
ラニ「うふふ、やっぱり思ったとおり!」
してやったりの笑みを浮かべて、上顎めがけポイズンアクスを振り下ろした。
ガツッーン、、白い破片が飛びちった。
リンド兵「何をしているんだ…?」
ラニ「うわっ、なんだリンド兵さんか、マリンと行ったんじゃなかったの?
何ってほら、歯よ歯、ダイヤが埋め込んであるのよ。いいねえ金持ちは遺体も
金になるんだから。」
リンド兵「……。」
ラニ「何見てるの?あんたに渡す分なんてないからね?」
- 93 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 10:57
- 引き続き、ラニは切り裂かれたブラネの衣服を剥ぎ取った。巨大な骨がごろごろと転がる、
いくつかの骨片が棺の外に落ちたが、お構いなしだ。
ラニ「んー上等の布地ねえ」
傷んでしまい布そのものとしての価値は薄いが、散りばめられたスパンコールは
本物の宝石が使われていた。ブラネの巨体を覆った巨大な布地だ、小さな宝石も
かき集めれば手のひらからあふれるほどになるだろう。
ラニ「まさにブラネさまさまね、でも私がブラネなら無駄に着飾る前に整形でもするわよ、
ふふふ仕方ないかきっと直しようもなかったのね」
そして上腕骨を拾うと軽く振るって見せる
ラニ「それにしても人間の骨には見えないわー、あんたらがばかすか壊さなきゃ
この骨格自体、売れたかもね。トレノあたりのの悪趣味貴族が飾ってくれたろうに、」
- 94 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 11:00
- ラニ「ついに発見、ベヒーモスと人間の混血児!とか」
リンド兵「おい」
ラニ「はい?」
振り返った直後、
剣がラニの眼前をかすめ…はらりと前髪が散る…
恐る恐る自分の額に指先を触れると、わずかに赤い血が付着した
(なにすんのよ!)そう叫ぼうと顔を見やった直後、一気に血の気がひき、腰を抜かした、
リンドブルム兵の鎧をまとった、その人物の顔は…
ラニ「が、が、が、ガーネットォ!!!!」
ガーネット「…死者を辱めるのはその辺にしてもらおうか、そんな女でも私の母なんでな」
- 95 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 11:33
- ガーネットは死に場所を探す気でリンド兵の鎧を重ね、
故国アレクサンドリアへと戻った。自然と足はブラネの墓へと向うが、
そこでは見覚えある女が墓あらしを行っていた、
ラニ「わ、私じゃないのよ!!これはリンドブルムの兵がやったことで
私は…、少々おこぼれを拝借しただけで…」
ガーネット「そのことはもういい、それより、貴様…その姿はなんだ?」
ラニ「へ?」
ガーネット「貴様はアンデットに変えたはずだ、どうやって術を解いた?」
ラニ「…寝て起きたら直ってました…」
ガーネット「……。」
嘘をつくな、そう言う変わりに剣先をラニ首筋に突き付けた。
皮膚が弾け、じわじわと首筋に痛みが増す、
ラニ「うう、」
ガーネット「案内してもらおうか。」
刃先をはなすと、ラニはあっさりクビを縦にふった
ラニ(…シドさんごめんよぅ、やっぱ私に正義の役は無理だったみたいだよ、、)
- 96 名前:95
投稿日:2000/09/29(金) 12:12
- というわけで
DISK2の魔技師1名お借りします、
- 97 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 16:30
- 「ここが?」
ラニの案内でたどりついたのはトレノ近辺の小さな村の普通の民家…
あまりに意外であったが窓からは見知らぬ機械の姿がのぞく、
ビリビリと肌に伝わる魔力にも違和感を感じていた。ガーネットの知らぬ存在がそこにある。
ドアを開けようと手を伸ばす、その隙をついて、
ラニ「はんっ、エラぶったって、所詮はゾンビじゃないの…!」
ラニはふところから、フェニックスの尾を取り出し投げつける
…が、ガーネットは動体視力も並ではない。
すばやく剣でフェニックスの尾を払いのける、真二つになった尾が足元へ落ちた。
ガーネット「そんなものは使わせない」
ラニ「あわわ…」
やれやれ、といった表情でラニを見つめた。殺す気はなかったが、
こうなれば別である、ガーネットは剣を向けた。
- 98 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 16:32
- しまった、下げ忘れ…すいません、
- 99 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 16:40
- まだこんな妄想やってたんだ・・・
- 100 名前:名無しさん@LV2
投稿日:2000/09/29(金) 16:57
- 同士勧誘の定時ageってヤツ?
- 101 名前:タイトルメーカー
投稿日:2000/09/30(土) 00:26
- 〔DISC5〕目次1
>>14-15 朝の喧騒(ダゲレオ行きについてギルガメッシュに問う二人)
>>16-18 艦上デッキにて(サラマンダーとジェノムの会話)
>>20-21 秘密の生体兵器(−トップシークレット−)
>>22-23 生体兵器
VS エーコ(この生体兵器は強いのか?)
>>25, 生体兵器の真実(強いかも…)
>>59-61 夢〜あの日の光景(ミコトは夢を見ていた)
>>62-64 夢か幻か(ミコトの心象風景)
>>82-84 ガーネットの最後!?(傷ついたガーネットは母の言葉を思い出し…)
>>85-87 最後の手段(死に直面したガーネットが取った方法は…)
>>92-94 ラニの非道再び(墓荒らしを続けるラニ)
>>95-97 あぁ、非運(ついてないねぇ…)※96は見なかったことにね?
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