上級者が読むサルサ
By Salsa Mania |
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上級者とは
女性なら恐らく100回で1000人以上と踊ったことがあるはずである。海外の場合ならたいていカップルで行くので1000人と踊った人はあまりいない。しかし日本の場合は女性同士と行くのでいろいろな男に誘われることになる。いろいろな男と踊るとやり方が違うので最初はいやな相手やつまらない経験をしたことでしょう。しかし100回以上踊りに行くと、マイペースになってくる。適当につまらない男はパスしてって気があった人に巡り会うと喜んで踊る。すると男もがんばって踊るので盛り上がる。まあ、それの繰り返しになる。 男の場合 男で100回以上行ったことある人は、相当女好きである。サルサの音楽や雰囲気は後からついていくもんだ。最初は女性にもてようと、必死で技やステップを研究したり、女性が多い時間帯を見計らって店に入ったり苦労されたことだろう。またあるダンスチームやグループに所属して深まっていった人も多い。ただ、普通の女好きなら風俗遊びでもいいのだが、やはりペアーダンスの面白さや出会いの楽しさを知っているのでサルサから離れられない。最初のうちは、いろいろな女性と簡単に知り合えて興奮することも多かったろうが、だんだん手や腰に手を置いたくらいでは何も感じなくなる。そこで曲によってはもっと密着したダンスやセクシーにリードすることを覚えはじめる。しかしそれも何度もしているうちに興奮しなくなる。 釣り人へ 釣りのテクニック よくこの辺の魚は釣り人が多くてスレていてかからない。というが、クラブに100回も来た上級者にとっては引っかける方よりも魚の方が利口でそう簡単にゲットできない。大物は遊ばせてから取り込めというのが釣りの鉄則である。サルサの達人?ともなれば女性を楽しませてリードしながらうまく自分のところに引き寄せる。決して相手に本心が見破られないように自然に事を運ぶ。しかしいっぱい釣り人の手によって針を飲み込んだことのある魚は、適当に餌を針からはすして食べてたりする。まあそのへんの駆け引きが面白い?まあ男にとってはお金で魚を買いに行くより、むしろ苦労して釣り上げることにロマンを感じるのかもしれない。まあ、ベテランの釣り人は釣り上げた魚は食べずにリリースするのだから、これを読んでいるサルサの達人も食べずにリリースしてジェントルマンに徹していることを願います。
同じ六本木でも曜日や時間帯によって来る層がぜんぜん違のに気がつき、自分にあったシチュエーションを選ぶようになる。 ダンスレッスンは大抵夕方頃から店に客がいない時からはじまる。 そして時間が過ぎるといろいろ客が入ってくるのが、たいてい日本人である。ウィークデーのレッスン通いの層の人はまじめなタイプが多い。 ウィークエンドに遅く来る女性は、フリーでその場を楽しみに来る。あまりダンスを習う事などには関心がない。 外国人が多いのは夜中である。平日夜中に来る外国人女性はホステスか風俗関係者である。そういった傾向をもとにサルサの上級者は大抵、ウィークエンドの早いうちか、ウィークデーの上級者が集まるレッスンの後に来る傾向がある。やはり上手になると技を磨きたくなるのか、それとも顔見知りと会いたいのかわからないが、常連が集まる時間帯にくるようだ。 踊り好きは酒を飲まない?! クラブは酒を飲むところである。そのため、絶対に一杯は何かを注文することになる。しかし、そこで酒を楽しむ人は皆無に等しい。まず酒が高い店が多過ぎる。300円ぐらいならガンガン飲んでもいいのだが、そういうわけにもいかない。安くて500円する。また音楽がうるさくて会話がしんどい。それとあまり酔っぱらうと踊れなくなる。そういう事情でサルサクラブで酒を楽しむ人は少ない。そしてサルサ上級者は、クラブは踊りに来るところだと割りきっているためか、お店も酒のレピートは期待してないようだ。酒は他の店で飲んでから入ると安上がりで、すぐテンション高くて踊れるよ。 さてここで六本木通の人に:酒は六本木はハッピーアワーがあるのでそれを徹底的に利用しよう。 サルサも踊れるバージンカフェは10時ごろまで半額だったが、今はどうかわからない。普通六本木はバーで先にお金を払うところは、9時頃まで半額の店が殆ど。 GasPanicは9時半まで半額(ピーナツ付き)300円ぐらい。ヒップホップなら踊れるよ。 食事ができるHUBは8時までのオーダーはカクテル半額(200円割引き券を”ぐるなび”からプリントして持って行くと50円でカクテル飲めるよ! 無駄なレッスンはうけない。 レッスンを通して異性と知り合おうと思って来ている人が意外と多い。また中級クラスになるといろいろ技を教える。たいてい一つの技をその日のうちに教える。しかし残念なことにその多くの教える技は実際にクラブでは通用しないものばかり。相手と呼吸とやり方があって初めて成立するタイプのものが多く、その場限りで終わってしまう。そのためだんだん、それがいかに無駄なものかわかってくる。女性も不特定多数と踊るのでいろいろ臨機応変に対応しながら、セクシーに踊ることに目覚めてくる。男は他の男のテクを観察して覚えていく。 レッスンの目的は人集め レッスンがあると普段ガラガラの店も客が来るのでお店は歓迎している。また、習う気のない者もその時間を見計らっていくと、平日でも人がいて踊り相手に不自由しない。 そういうわけで、初級のレッスンなのにかなり踊れる人が混じって踊っていたりする。彼らは決して学びに来ているのではなく、踊り相手を求めて来ている。米国並にバンドが安くクラブに来てれいれば平日でも人はくるのだが。 太鼓のリズムで魂が揺さぶられるなってたら これは、かなりやばいかも。というのは、キューバ音楽は宗教儀式から発展してきており、この太鼓のリズムは仏教の木魚と同じである。その音色は神オリシャスを信じ、チャンゴなどの守護霊を呼んでいるのである。そしてその音楽と一体となった霊魂が人間を奮い立たせ踊りの世界導く。もはやそれは超自然的に魂を捕らえ、苦しみの現実から快楽の世界に入る。そういうわけで、サルサの太鼓のリズムで魂が揺さぶられるようになったら、オリシャスの霊に支配されているかもしれない。また、、知識のあるクリスチャンはキューバ音楽など異教の曲を忌み嫌い、触れない。ラテン入ってるんじゃなくてチャンゴ霊入ってる?! 最後には、何かにこだわるようになる。
サルサの上級者は最初はいろいろな技に触れ、いろいろな店に行き、いろいろな曲を聴いたりするが、その後、何かにこだわるようになる。それがダンスの一部なのか、それとも店で出す酒なのか、とにかくなにかにこだわるようになる。自分では以外に気がついていないかもしれないが、いつもその事ばかり話題にする。 ある人は店の雰囲気にうるさい。ある人は値段にうるさい。ある人はラテン人にうるさい。ある人はマナーにうるさい。ある人は踊りの姿勢にうるさい。ある人はタイミングにうるさい。ある人は容姿にうるさい。ある人は音楽にうるさい。ある人はサービスにうるさい。ある人はバンドにうるさい。ある人は音量にうるさい。ある人は文法にうるさい。ある人はおしゃれにうるさい。ある人は知名度にうるさい。ある人はスタイルにうるさい。ある人は年齢にうるさい。ある人は人種にうるさい。そしてある人は何でもうるさい???? そして、上級者となっているあなたは、これからいったい何をめざすのでしょうか。。 サルサの踊り関していろいろ意見を持つ。たとえばサルサは音楽に忠実にやるべきか、それとも楽しめばいいのか。どうせ公式なルールのないサルサだからどうでもいい派と、それに反対する苦労して覚えたレッスンOB派。また、サルサを擬似セックスと割りきっている人とあくまでもスポーツとして考える人。パートナーを他の人と踊らせるべきか、またクラブで他の人とデートしてても踊るべきか?それぞれ意見が異なる。また密着ダンス歓迎派と反対派。レッスン不要説と支持派。ON2派、キューバンスタイルなどいろいろ派閥ができる。そして各自自分の持論をたいせつにするようになる。なんでも楽器を取り入れたのがサルサなのに気がつかないねえ。。そのへんが。 ザ デベート
"サルサ理論"
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