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サルサで商売を考えている方へ

サルサ専門の店を成功させるのは困難である。
1.ウィークエンドしか混まない。
2.踊りが主体で酒を注文しない。
3.昼間や夕方は人が来ない。

サルサ専門の店は夜中に外人客が来る六本木あたりじゃないとむずかしい。しかも周りに他の飲み屋が集合しているようなところでないと客は来ない。
ダンスを目的に来る客は、フロアーに人がいっぱいいないとニ度と来なくなる。
そのため、多くの店は夕方からダンスのレッスンで人を一度に集めている。

しかし、逆に夜遅く商売しようと思ったら、サルサに首を突っ込むといいだろう。
レストランなどは10時過ぎぐらいから、金、土と始めるとよい。

当サルサマニアは、東京をはじめ、全国にサルサが踊れる場所ができる事を願いHPを作っており、もしレストラン等を経営している方ならぜひサルサのビジネスで成功して頂きたい。
専属のダンスインストラクターは、いくらでも店が始まると売り込みに来るらしいので、いい人を選ぶといいだろう。この場合、インストラクターに一人あたり1000円程渡し、お客から1500円から2500円ほど一杯ドリンクをつけてチャージする方法が一般的である。また、習いに来る客が初心者ならお客さんの中でボランティアでダンスを教えたい人がいるのでその人に任せることも可能である。

サルサで出すお酒の種類はカクテルなどたくさんあるが、踊りを目的に来るお客なら、ビールとワインぐらい用意しておけば十分な場合もある。
サルサのライブバンドも数万円で呼べるのでバンドをやるといいだろう。中には電車賃だけでOKの同好会バンドも多い。

失敗しない方法はレピーターを作ることだろう。客が客を呼ぶのでつまらない顔をしているお客がいないように、努力を続けることだろう。

廃業またはサルサをやめた店の研究

A.新宿ココロコ
この店は大型ライブレストランで、居酒屋北の家族のグループであった。ラテンライブを食事をしながら堪能できるとあって、毎日何百人も客が来ていた。ところが8月廃業してしまったのである。ラテンというとサルサだけではない。ボサノバやタンゴ、サンバなども日替わりでライブがあった。来るお客さんは団体が多かったが、サルサファンは殆ど一度行ったきりの人が多かった。
1.ジャンルを曜日を決めてなかったので、レピーターが少ない。
2.ライブが終わるとDJの音が小さく踊る環境がない。
3.サルサファンにとって知らない客と踊るような設計になってない。
4.デートにはよかったが、サルサを知らない人ばかりで男一人でも来れない。

B.渋谷ブエノス
ここは、周りにクラブが多くある場所で、最初の頃はライブをするとすごく混んでいた。しかし、平日のサルサの日は客が少なく12時を過ぎると人がいなくなっていた。酒の料金も500円だったので、ヒップホップ系のダンサーも場所柄入場して来た。そういう客が多くなるとラテンからユーロビートに曲が変わったりした。そしてウィークエンドも前にあるクラブアジアという店にスペースを貸すようになり、サルサをやらなくなってしまった。渋谷はやはり若者が多くサルサだけの客ではライブをやる以外人集めができなかったようだ。

C.TERRA ROSA
六本木のへんぴな所に店があったため、サルサファンが行くことがなかった。DJも店のサルサを知らない人が適当にCDをかけていたので、音楽もだめであった。

D.吉祥寺ハバナ
この店は駅から近く、キューバ料理からバンド、ダンススペースまで恵まれた環境にあったが廃業してしまった。やはり吉祥寺あたりだと外国人の入りも望めなかったのだろう。いつも宣伝広告はよくやっており知名度はあった。


危機を乗り越えたりっぱな店
1 バビロン
北池袋の外れにあるこの店は平日いつも閑古鳥であった。周りで働いているコロンビア人などが夜中に入ってなんとか経営を支えてきた。サルサ互助会などのバックアップで土曜日のイベントに人が来るようになった。そして毎日レッスンをやって固定客をつかんでいった。また店の人がお客をたいせつにしてがんばり、この店のサポータもかなり多くなった。

2.フアンチート
このお店は六本木の一等地にでき、しばらくは混んでいたが客が減ってきてチート不安になりました。しかし、お店の内装を代え、ダンスレッスンなどをやりつづけたので最近固定客もつくようになりました。お店が小さいというハンディがかえって、一人のマスターだけで運営を続けられたのが幸いしたかも知れません。

イベント開催について

東京の場合、ウィークエンドには恐らく1000人ぐらいのダンスマーケットがあるのではと思われる。しかしラテン音楽となるとかなりの人数になるのでコンサートなどはかなり人が見込まれる。

地方の場合、九州は2つほど夏にサルサのお祭りが開催され一般の人間も参加している。それ以外の地方となるとサルサというキャッチで人を集めるのは無理だろう。その理由として、ダンスは経験者でないと、集まらないし、その地域ではマーケットができていない。大抵店の数とサルサ人口は比例している。

都心の場合、サルサのダンスイベントは最高500人程集まってくるようである。しかしこれらのイベントもいろいろなダンス教室等のネットワークを使った集客であり、簡単に集めるのは難しいようである。

イベント会場

イベント会場はダンスができるところならアクセスのよい駅なら問題ないようだ。ただダンスに来る客からあまりドリンク代は期待できない。なるべく安い会場が良いだろう。DJを使う場合、注意しなくてはいけないのは、普段サルサクラブで頻繁にかかっている曲を流さないと客が乗ってこないということだ。古いサルサや踊りにくい曲を流しているともう二度とお客は帰ってこなくなる。たいていサルサ以外にメレンゲやクンビアが10曲の間に3曲ぐらい入るバランスである。

 最初の客寄せは、ライブバンドをいれてイベントをやるといいだろう。東京なら100人程度は集まるだろう。サルサに協力しているボランティアグループなどがあるので、そこに連絡するといいだろう。あえてここでは名前は出さないが、Yahooなどでサルサに関係した非営利のHPを出しているようなところなら宣伝してくれるだろう。また、いろいろイベントがありますが、店や会場を借りてサルサのイベントがありますが、たいていどこもうまくやっているようです。この場合はバンドなどの協力が必要です。少なくて30人。多くて300人ぐらい集まるようです。主催者はDJやサークル、領事館、ダンス教室などいろんなところがやってます。最初はリスクを伴わないパティーからはじめるといいでしょう。大盛況を狙うのなら、海外の有名ミュージシャンを呼ぶ必要がある。この場合入場料6000円以上でも各方面から人は来る。