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潤子の反省文

大阪。それはわたしが2丁目にデビューしてからずっと「アンタは大阪向きよ!!!!!!」と言われつづけていた場所でした。会話、オトコ、ファッション、アイテム、全てに於いて「アンタは大阪向き!!!絶対!!!!」と今までに何人のプロ・・・ぢゃねぇわ、「方々」に言われ続けたでしょうか・・・。

さて、大阪ラグジュアリー・トリップス(別名ナイス・ミディ・ブスツアー)が始まる何ヶ月も前にちさと姐様からこのツアーの根幹にかかわるアイテムをわたしは託されました。 その名は・・・・・・・航空券。 もちろん、この行為にはちさと姐様の「チケットやコインロッカーの鍵類は自信を持って紛失してしまう」という特技の発現を防ぐ為と、もう1つ「姐が遅刻をしないようにタイムスケジュールの管理をする」という大変重要な意味付けがあったのです。 普段この手の超極秘任務を任される御仁はわたしの他にもう一人、YBG婦人会の大御所で在らせられますリリ子姐様が存在致しますが、今回のツアーには残念ながら都合で不参加。当然、管理はわたしの仕事でございました。

しかし、今回の交通手段は「飛行機」。ツアー参加者の残り2名様のように国内や海外をアグレッシブ&アクロバティックに飛びまわる事も無く、今までの人生の殆どを「関東圏内」で過ごしてきたわたしには「飛行機に乗って旅行♪」という行為は、某TV局で放映しております「初めてのおつかい」よりも果てしなく壮大なイベントだったのです・・・。
しかし、そんなわたしに強力な助っ人がおりました。そうです、今回のツアーに同行なさられましたはに子姐様です。はに子姐様はチケットを見るや否やテキパキと当日のタイムスケジュールの管理をはじめ、それぞれにおおよその自宅の出発時刻と、アクセス方法を伝授してくださいました。 わたしは安堵いたしました。慣れない交通手段の管理等を一切一任する事が出来る方の存在に。しかし・・・・・・、

当日、はに子姐様と連絡を取り、品川待ち合わせと言う事で決定し、わたしは、何があっても余裕で待ち合わせ時刻に到着できる様、逆算時間の30分ほど前に自宅を出発いたしました。出発前は、いつもならたったの一泊でもトランク一杯!!!だってヲンナのコですもの♪(爆死)と言った様相を呈してしまう荷物を極限まで削減し、「格好だけは気持ち悪いほど爽やかノンケさん(激烈妄想)」という状態にし、レイクのCMのジーコの様に「カンペキダ!!!!!!」などとほくそ笑むような余裕すらありました。だがしかし・・・・・・・・・・・・、

地元の駅に近づき、中央線と京王線、どっちに乗ろうかな♪ と考え、運賃がわたしに優しい京王線を選択し、一番最初に来た「準特急」という、何とも煮え切らない名前の電車に乗ったときから直後に始まる、「いけずなまでの限界ラヴァース」もしくは「コンマ1秒の記録更新の為にドーピングに手を出すランナーの気持ちの擬似学習」が始まったのです。 電車が軽やかに走り出し、最初の停車駅に止まった時の事です。わたしは、久しくあけていなかった航空券を取りだし、もう一度出発時刻の確認♪などと鼻唄混じりにチケットを見ました。 そこには・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「羽田発20:45」という文字が・・・・・・・・・・。あら???はに子姐様は確か羽田発21:30って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!大変!!!!!!!!!!!!!!!!!連絡だわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 慌ててはに子姐様にTELしました。「もしもし、姐様チケット見て!!!!羽田発20:45ってなってるわよ!!!!!」「うそ!!!!!!!ギャーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!」 急いでちさと姐様にも連絡を入れました。 「タイトル 最終確認。」「行きは羽田発20:45です。お間違いの無きよう・・・・。」レスは5秒で来ました。「ウソ!!!!キャーーーーーーーーー!!!!!!」

2人とも同じ反応・・・・・。さすがプロね・・・・・・・。などと優雅に感心している暇はありません。時間は、電車をり○ママにお願いして超特急羽田行きにでもしてもらわないと間に合わない程ありません。

しかし・・・・・。わたしが乗っている電車は「準特急」。生煮えな名前のとうり京王線お得意の「カタルシスを感じるまでの疾走感」はどこにもありません・・・・・・・・・・・・。 憤怒の形相で新宿に着き、2人と合流したのが20:00過ぎ。山手線に無理矢理飛び乗り品川に到着したのが20:20頃。京急の時刻表を見ると羽田行きは20:30近く。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

3人の会話は段々深刻だったり強行だったり破天荒な物へと変化していきました。「いざとなったら爆弾が!!!!!!!!!!とか言っとけばOK♪ウフ!!!!!!」 羽田に到着したのが20:40になろうかという頃でした・・・・。ここから飛行機までの間「第1回 吐血しそうなトライアスロン大会」の幕が切って落とされたのです。 勢い良くわたしとはに子姐様がスタートしました。まずは階段です。 ダラダラと並ぶ出張帰りっぽそうなサラリーマンを薙ぎ倒すかのごとく「どいてぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と奇声を上げながら駆け上りました。すると今度は改札です。

改札を張り倒す勢いで通り過ぎ、真っ直ぐに伸びる通路をF1カーの如く走り過ぎました。すると目前には電化製品をしこたま買い込んだ中国人らしき一族が「Gメン75」も顔負けの横10列の勢いで並んで歩いておりました。 (どうする!?)などと考えもせず、わたしはその中を突っ切り後ろで聞こえる「!”#$%$%&&’’())==!!!!!!!!!!!!!!!!!」という怒声をBGMの様に聞き流しました。 この件が日本の外交問題に発展しないことをせつに願うばかりです・・・・・。

すると今度は、「ここはバベルの塔かっっっっ!!!!!!!!!!!」と怒りがこみ上げそうな程長いエスカレーターが待ちうけておりました。わたしとはにこ姐様は 「○影!!!!!!!!許さん!!!!!アタシに優しくないっっっ!!!!!!!!!!!」などとやはり怒声を張り上げながら一気に昇り切りました。 カウンターにチケットを叩きつけるのと同時に「乗ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と宣言し、第2ラウンドに移りました。今度は金属センサーが待ちうけていたのです。

携帯電話、MD、充電器・・・・・・。ありとあらゆる金属が入ったカバンや上着は当然の如く、通過すると「ぴんぽーん」とマヌケな音を発します。 「あ、上着に携帯入ってます!!!!」わたしが言うと、「申し訳ございませんお客様、規則ですのでもう一度くぐっていただけますか?」との返事。 「ったく!!!!!!!一番の凶器はわたし自身よっっっ!!!!!!!!!!!!」 わたしの怒声がその場にこだましたのは言うまでもありません・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 飛行機に乗り、時計を見ると時刻は20:48でございました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 反省第2弾は後日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

第1回「吐血寸前のトライアスロン大会」を無事・・・・・・・・・・・だったとは思えませんが(笑)とりあえず終了し、飛行機は待ちくたびれたかのようにさっさと動き出しました。そう、わたしがシートベルトをぜんっぜんしちゃいないうちからお構い無しにです。う〜んJ○Lってば・・・・す・て・きっっ♪♪(殺意)ってな感じでした。

憧れの地、大阪に着く前からこんな調子です。果たして無事にわたしは大阪の地に足を踏み入れる事が出来るのでしょうか・・・。そんな心配をふと感じたわたしに更なる危機が襲いかかります。乗った直後、ベルトを着けるまもなく飛行機が発進して、その分かりやすい「歓迎」にまるでチェーン店の居酒屋のチューハイのアルコールの様な程度のほんのりとした(殺意)を感じたその直後、その(殺意)はわたしが「あんまり」関知しないところで、しかし池袋あたりのポン引きのにーちゃんの売り文句よりも分かりやすい形で(殺意)の具現化が確実に実行されそうになっていたのでした・・・・・。

滝の様に流れる汗とまるで連続6発くらいS○Xでもかました後のように乱れた呼吸も程なく落ち着き、気が付いた時には飛行機はそろそろ離陸しようかというタイミングでの出来事です。ふと、カバンの中身が気になり中をもう一度確認した時の事です。 道中の恋人、MDウォークマンのリモコンに視線が行きました。 すると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

リモコンからほんのりと光が漏れています。「あら?????」イヤホンからシャカシャカという音が漏れています。「おや?????」うちわの替わりにしていたパンフレットのようなモノを見ました。 『携帯電話やCD、MDのご使用は墜落などの原因となります』 あ゛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!!!!!!!!!!!!!!!!慌てて電源を切りました。わたしが「あんまり」関知しないところでわたしは、もう少しで無自覚大量虐殺人状態になる所だったのです。 もうっ♪○ALったら・・・・・・・・・。(はぁと)

数々の危機(原因はわたし達)を乗り越え、ようやくラグジュアリーな気分を感じる事が出来る余裕が生まれました。しかし、シートは当然エコノミー。はっきり言って狭いです。その上、姐様たちとは直前の搭乗と言う事もあって3人バラバラにされてしまいました。っていうか、きっとその方が「みんなに優しい」という意見もあったのでしょうが・・・。1時間ちょっとの間の時間を有意義に過ごせるアイテムはないかしら・・・・・・・まわりをゆっくりと見廻した時、わたしはJA○様からとても有意義な贈り物を受けていた事に気づきました・・・。

そうです。超密着状態のエコノミーシートの両脇にいた人は、「とっても珍味」だったのです!!!!!!!右手にはちょっとMっ気ありっぽそうな理系デブ。左手にはスーツを来たリーマンデブ。わたし的には結構な光景です。しかもシートは超密着状態。キャッ!!!!!!美味そうな・・・・・・・・・・ジュル♪ しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「果てしなく低温な現実」がわたしを直後に襲うのでした・・・・・・・・・・・・。

やったね!!!!!!1時間痴漢やり放題!!!!!!!!!!!!(問題発言)そう思った直後、わたしを取り巻く空気がちょっと変だった事に気がつきました。わたしの両脇の2人は、わたしと視線を合わせてくれなかったのです・・・・。きっとその時のわたしの目は怪しく光っていたのかもしれません。きっとその時のわたしの顔は不敵に笑っていたのかもしれません。でも、理由はそれではありませんでした。ちょっと考えたらはっきり分かりました。

そう、わたしは搭乗してからずっと分かりやすいくらいに「ヲンナ」だったのです。ベルトの時も、MDの時も。独り言は超オネエ。 ダメぢゃん!!!!!!!!!!!わたし!!!!!!!!!!!!!!!! 飛行機は何とも言えない感じを残したまま大阪へと向かいました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

本当に幾多もの試練(??????)を越えてようやくわたしの憧れの地、大阪に着いたのはもう夜の12時を迎えようかという時間でした・・・。関空から梅田って遠いんですねー。関空から特急使って梅田に行こうかって話をしてたら、特急「はるか」(しっかし凄い名前・・・・。)は梅田(ちさと注…梅田に直行の電車はありません…上本町か大阪です)には止まらねぇし、そろそろ終電だし・・・とかなりの勢いでやる気がありません。まったく・・・「あずさ」ですら深夜にも走ってるというのにねぇ〜。そう思いましたが無い物は無いんです。仕方がありません。それに今回のツアーのコンセプトに「安さ爆発!!デフレにダンピング当たり前〜 ♪」という物があった・・・・・・ような気がしましたので、コンセプト通りに行こうという事で、鈍行(ちさと注…正確には関空快速)で向かう事になりました。

ちなみにはにこ姐様は関空にて既に「現地のお知り合いの方からのお出迎え」というイベントがあった模様でした。「世界を股に掛けるヲンナ」(漢字違う????)はやはり違いますわ・・・・・・・。

梅田の駅では、恒例の「ちさと姐が思いっきり右と左を間違えて逆の方に出てしまう」というお約束を無事に成し遂げ、(笑)わたし達、「核弾頭三姉妹」は羽田での「身体の出費」を聖地・堂山で回収すべく、歩く速度を関西人に負けない程速めたのでした・・・。

わたしは、大阪の地理関係がまったく分からなかったので、「きっと堂山って駅から10分以上歩くのね」などと勝手に確信していたのですが、何と、5分歩かずして堂山に着いてしまったのです。かつて、「玄関開けたら2分で御飯」というCMがありましたが「電車を下りたら5分で魔境」といった趣です。いいのか!?大阪。中心の駅のすぐ近くにそんな「世界に誇れる完全解放区(ってか無法地帯)」が存在してて。 堂山は、「2丁目を強引に一本の線にした」みたいな地理状態で存在してました。側道って感じのものはあんまりない代わりに縦には長い長い。

そんな堂山でも、再びありました。「目的地より大幅に行きすぎる」が。(笑)今回の「堂山お店巡り」はちさと姐様が組んだプランの元で行なわれるので行き先は姐様でないと分かりませんがなんせ姐様です。当然迷いました。結局お店に電話を入れ、どこにあるのか再確認をして、向かいました・・・・。

行った店の名前とその中での会話は「ヲンナの秘密事項」という事で今回は書きません。ただ、感想としては「この3人娘を店子さん一人で完全に応対してしまえるってのは凄い」というのと、「やっぱり実はわたしは大人しい。」というのにもう1つ、「一番の素人は間違いなくこのわたし♪」の三つでしたわ。 って反論は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聞きません♪(笑) ここでの詳しい出来事は・・・・・・・他の人の文を参照してください・・・・・・・・。わたしはただ一言。「反省。」

ラグジュアリーかつプリミティブ、そしてデンジャラスなまでに有意義な時間を過ごしておりましたが時計を見るともう朝の4時・・・。シンデレラだったらとっくに帰ってる時間です・・・。しかし、シンデレラではないわたし達には別に門限などありません。 そうなると当然、腹ごなしです。(何故に!?)向かった先は堂山のど真ん中にあるネギ焼き&お好み焼き屋。千円ちょっとで、「殺される!!!!!」と思えるほど暴力的な量のネギ焼きを頬張ったのでした・・・・・。美味かったわ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

さて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、そろそろもう1つの「本題」の寝床です。当然、「淑女」ならぬ「粛除」なヲンナ達が目指したのは・・・・・・・・・・・・・・北欧館。そうです、かの有名な「ホモの総合百貨店」です。冷凍マグロからイケメン、そして妖怪までありとあらゆるホモが二千円ちょっとで食べ放題!!!!!!!!!!!

間違った「大阪食い倒れツアー」を展開しないのは罰当たりです・・・・・。当然、綺麗に食べました。3人程。 何があったか書きこむとこのHPは強制終了されるので書き込みませんが。 ちなみに、館の中で、さっきまで「半分店子」だった人とばったり出会って「あら!!ねいさんオハヨウございますぅぅぅ〜♪ってか戦績はどう?????????」などという「気だるい午後のダバダバトーク」を遠慮ナシに展開したのは何を隠そう(隠してない)このわたしです。 そして・・・・・午前10時。結局、正味2時間寝たか寝ないかの状態で「大阪ツアー2日目」を迎える事になりました・・・・・・・・・。


続きはまた後で♪




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