Site hosted by Angelfire.com: Build your free website today!

離乳食スケジュール比較


アメリカでは、日本よりも1ヶ月遅い6ヶ月から始めるように勧められることが多いようです。日本のように「離乳食指導」というものはありませんでした。
そこで、ドクターからのアドバイスと、参考となる本からの情報で、離乳食の進め方の目安を表にあらわしてみました。日本との比較も掲載してますので、参考にしてください。

しんまいまむ

日本(一般的な例) まいまいの場合
2ヶ月 果汁、スープ少量
3ヶ月 果汁、スープ少量
4ヶ月 果汁、スープ少量
5ヶ月 初期 10倍がゆ
野菜(ゆでたものを裏ごしして、水を加えたものに、コーンスターチを入れてとろみをつける)
1日1回
6ヶ月 初期 ライス・オートシリアル
アップルソース
マッシュしたフルーツ、野菜(ゆでてなるべくこまかく)
瓶詰めベビーフード(野菜、フルーツなど)
1日1回、8ヶ月からは2回
7ヶ月 中期 7倍がゆ
野菜(2〜3ミリ角に切ってやわらかく煮る)
1日2回
8ヶ月
9ヶ月 後期 5倍がゆ
野菜(5〜7ミリの大きさでやわらかく煮る)
1日3回
中期 ライス・オートシリアル
フルーツ、野菜(やわらかくゆでる)
瓶詰めベビーフード(野菜、フルーツ、肉類、魚)
卵の黄身
1日2回、10ヶ月から3回
10ヶ月
11ヶ月
12ヶ月 完了期 軟飯
野菜(やわらかく煮る。ポテトなどスティックに切ると手に持ちやすい)
1日3回
完了期 ご飯、パスタ、トースト
フルーツ、野菜(やわらかく煮る。スティックに切って手に持ちやすくする)
瓶詰めベビーフード(野菜、フルーツ、肉類など)

1日3回
18ヶ月


おかゆの作り方

<10倍がゆ>普通に炊いたご飯1に対し5倍の量の水を加え、(ご飯大さじ2なら水は約3/4カップ)弱火にかけ約5分煮てから4〜5分煮て、4〜5分蒸らして、すり鉢でよくすりつぶす。

<7倍がゆ>10倍がゆと同じやり方で、水の量がご飯1に対し3〜4倍(ご飯大さじ2なら水は約1/2カップ強)

<5倍がゆ>作り方は10倍、7倍がゆと同じ。水の量はご飯1に対し2〜3倍(ご飯大さじ2なら水は約1/3カップ強)

なぜ6ヶ月から?

アメリカのドクターから「6ヶ月まではミルク以外飲ませないように」との指示を受けました。アメリカの育児書には4ヶ月以前には与えるな。首がすわってから。体重が生まれたときの倍になってから。口がスプーンに入るように開けられるようになってから。と書いてありました。

でも、ドクター曰く、「早くからミルク以外のものを与えるとアレルギーの原因になる」からということで6ヶ月以降に離乳食をはじめるように指導しているそうです。

離乳食を始めてからも、「飲み物はミルク以外はなるべく飲ませないように」ともいわれました。ほかのものを飲むと、ミルクの量が減ってしまい、栄養が足りなくなってしまうからだそうです。

離乳食を始めてから娘が便秘をするようになったと伝えたところ「フルーツを多くあげるようにしなさい」とのこと。でもそれはフルーツジュースでなく、生のフルーツのことだそうです。市販のジュースは100%のものでも、あまり与えずに、「水分はなるべくミルクからとらせなさい」とのことでした。はやばやと取っ手がついた練習用のカップ(ガーバーのFun Grips)を買ってあったので、なかなか使えずにいてちょっと残念です。

一日に何回あげるの?

離乳食を与える回数ですが、ドクターからは「1日3回、少しづつ」との指導でした。でも、いきなり3回もあげて大丈夫なんだろうか?という疑問と、いきなり3回あげるのは大変という”なまけごころ”から、回数は日本にならってやっていこうと思ってます。

ただ、実際に6ヶ月から離乳食を始めてみると、5ヶ月から始めた息子の時と比べて、格段に食いつき?がいいのです。息子の時は、スプーン1さじ食べさせるのに、苦労した思い出があります。個人差なのかもしれませんが、まいまいは、はじめから小さなジャーのベビーフードを1つ食べてしまい、さらにほしがるという食欲を見せてくれました。これなら1日3回でも大丈夫なんじゃないか、とも思いましたが、1日1回、のんびり進めることにしました。

基本はビンの離乳食?

今回、ドクターからいただいたこちらの育児書を読んでいて、離乳食は瓶詰めのものを与えることを前提として書かれているのに驚きました。6ヶ月から「チキン、ビーフ、魚」など、日本では考えられない食材を与えるように書いてあるのです。

しかも調理法とかの説明は一切ありません。これはどういうことだろうと、はじめはよくわからなかったのですが、この国では赤ん坊は瓶詰めのベビーフードで育つのがあたりまえになっているんだと考えると合点がいきました。

かわりに「もし、手作りのものを子供に与えるのなら」という項目があり、バターやオイル、塩などを使わずに調理すること、やわらかく煮て、マッシュしろとか書いてありました。もちろん、「はちみつは1歳になるまで絶対に使うな」ということも強調してありました。

ベービーの様子をみながら

子どもには個人差があるので、量や回数は臨機応変にやっていっていいのだと思います。実際、私はアメリカのドクターからは「最初から1日3回、少しづつあげなさい」と教えていただきましたが、息子の時のことも考えると、じょじょに慣れさせていったほうがいいと思い、1日1回からはじめました。

アレルギーは心配なので、可能性のある肉類や卵をはじめてあげる時は、ほんとうになめさせる程度から、あげてみるとよいでしょう。平日の早い時間にあげるのがいいと思います。こちらの育児書には6ヶ月から肉類の入ったベビーフードをあげていいと書いてありますが、これもやはり心配なので、遅めに始めることにしました。

また、卵などは、万が一アレルギー反応が出た場合(それ以外に調子が悪くなっても)、すぐに医者に連れて行けるように、平日の早い時間にあげるのがいいと思います。

  home

Copyright  1998-2003 Care the World / Nora Kohri