「単斜晶系ジルコニア双晶面の微視的応力の解析」
Critical Stresses for Microcracking in Monoclinic Zirconia
スカルメルト法によって作られたZrO2の,正方晶(f)から単斜晶(m)への マルテンサイト変態後に,単斜晶(m)ZrO2中に複雑な双晶構造を観察 した.三角形状をした双晶領域は双晶ラメラの厚さが変化して形成され る.双晶ラメラの端には,ラメラの厚さに比例してひずみ(応力)が拡が っている.ある臨界ひずみレベルをこえるとマイクロクラックが進展する. HREM観察によりラメラの端近くの2次元変位場を定めることができる. 異なる試験片の等ひずみ線図(等応力線図)はこの変位場から求めら れる.ここでの形状についての解析では,最大引張りひずみは0.14, せん断ひずみは0.05であった.
論文
ジルコニアでの相と相安定の電子顕微鏡分析、
リューレ・マンフレド、リウ・マー、ブンダリッヒ・ビルフリド、エヴァンス・アントニ、掲載誌名:Physica B巻150頁86-98出版年1988 pdf-file
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単斜結晶ジルコニアの亀裂が成形された時の臨界応力の分析、ブンダリッヒ・ビルフリド、リューレ・マンフレド、国際会議「先端セラミックス材料」CIMTEC-6 (ミラーン、イタリア)科研費、 巻6頁1219-1224出版年月1987/06
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単斜結晶ジルコニアの亀裂が成形された時の臨界応力の分析、
ブンダリッヒ・ビルフリド、リューレ・マンフレド、国際会議「ジルコニア・セラミックスの新法」
(東京) 科研費、巻3頁509-515出版年月1986/09 pdf-file
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