留学を考えている人、結構いると思います。 留学制度もわりと整ってきたし、チャンスは転がっているもんです。でも海外に行くってのは、やっぱそれなりに準備や心得が必要。その足しになれば、と、私が使った「成功する留学(98〜99年版)」を参考に自分の経験を交えながら紹介していこうと思う。ちなみに、これは“アメリカ留学”ってのがメインです。アメリカ以外の諸外国への留学を目指している方々にはさほど参考にならないかもしれないけど、まあ許して下さいお願いします。
さて、今回は留学準備のスタートという事で留学準備の流れをタイムテーブルでなるたけ解りやすく説明していこう。 留学準備は2年前からはじめても早過ぎないと言われます。まあ、テスト結果がかんばしくなかったり、相手大学との連絡にもたついたり、と、色々ある可能性は大いにある為、そう言われます。では早速タイムテーブルで。
前年3月 自分の学力、英語力を見極める。
毎月1回実施されているTOEFLを受験してみて、自分の語学力を判定する。この時期ならば、20〜50点の実力アップが望めるらしい。 実際留学するまでにもう1,2回の受験を試みよう。だそうだ。
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4月 学力、語学力をもとに留学先を10校前後にしぼる。 日米教育委員会や国際交流センターにある資料をもとに、自分のGPAスコアあTOEFLスコアに応じて入学の可能性のある大学を10校前後にしぼる。 希望先が絞れたら、入学願書を取り寄せて要求されている各種試験の受験申し込みを済ませる。
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5月〜10月 TOEFL,SAT,GREなど、志望校が要求する試験を受ける。 TOEFLは毎月受験できるが、SAT(年6回)やGRE(年3回)のように回数の限られる試験もあるので注意しよう。
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10月 志望校へ願書、その他の必要書類を送付する。大学によって願書締め切りが異なるが、早い大学だと11月に締め切り、遅くても2月に締め切りとなっている。早い分には問題無いんで早めに出願しましょう。
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11月〜12月 試験の結果や、推薦状、日本の高校(大学)の成績証明書が、希望の大学に送られているか確認する。
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1月〜4月 各大学から合否の連絡が届く。 2校以上から入学を許可された場合は、入学を希望する大学にその旨を連絡し、それ以外の大学には断りの連絡をする。また、入学の条件として入学前に英語講座を受講する条件がある場合は、英語学校またはコースへの入学手続きも行う。ホームステイ、大学寮等の手配をする。
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5月〜8月 最終志望校から正式な入学許可証(I-20フォーム)が届く。パスポートを取得した後、I−20を持って学生ビザを申請する。
渡米準備を整える。航空券の購入。
必要なら早めに渡米して、夏期英語講座を受講する。
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8月 渡米。
9月 授業開始。