横STG2
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横STGレビューのページ其の2

  (タイトル メーカー/機種/メディア/発売年/)


オーバーホライゾン
ホット・ビィ/FC/ROM/1991年

MKVの方思い入れ強いけど、FCもまだまだ佳作有るなぁ、、、。
やはりFCみたくごちゃごちゃ出てた中から面白いの探すのも
ジャンクショップ行くみたいで良いですね〜。ホット・ビィと云えば
MDの鋼鉄帝国が突然変異と云いましたが、このゲームも
良い感じですね〜♪

自機は前後に打ち分けられる他、面白いのはオプション画面で
レーザー・ホーミング・ボンバーショットの3パワーアップを
少し属性変化出来る事ですね。つまり貫通力の有るホーミングや
爆発してしかもホーミングするレーザー作れたりします。まぁ
極めると3種類バランス良くより爆発レーザー、爆発ホーミングだけで
良かったりしますがね。

面構成も中々面白いです。シャッターにスイッチが有って其れ押すと
片方の道が開いてもぅ片方が閉まったり、氷のブロックをショットで
押して敵潰したり、重力装置みたいなのに浮遊岩石が吸い込まれたり、
中々アイデア賞です。BOSSもシャッターを開閉させて攻撃してくる
奴やコの字に自機取り囲んでミサイル撃って来る奴とか、R-TYPE系の
狭い範囲で避けさせるタイプの攻撃で自分好みです♪

不朽の名作って程ではないですが、ゲームオーバーに成って
面初めからになっても復活出来たりとバランスも良いし、中々佳作と
成っています。前後に撃てる分敵もいきなり後ろから出てきたりは
多いですが、全編通してテンポも良いので直ぐ慣れると思いますよ♪

う〜ん、本当こう考えるとホット・ビィって実は悪いの思い込みで
名作メーカー?(笑)でも星をみるひととか有るから、やっぱ駄目か(笑)。
でもSTGチームに限っては此の侭行ってたらMD・SS時代にSTGの名作
連発してたかもなのに、無くなって惜しいメーカーですね。
此処の開発者さん達、どっかの開発に入ってないのかな〜?


スーパーR-TYPE
アイレム/スーパーファミコン(以下SFC)/ROM/1991年

R-TYPEってのは同社のアーケード横STGシリーズでして、メカメカした機械と
ドロドロした異生物群の敵をフォースと呼ばれるオプションと波動砲駆使して
倒していくゲームです。初代R-TYPEはもぅ15年位前に成るのかな?
本当当時も今でも画期的なアイデア満載でした♪今でこそメジャーな波動砲
(溜め撃ち)もこのゲームが略元祖ですし(前にも有ったらしいけど自分
知らないし、こんなにメジャーにしたのはこのゲーム最初かと)、3画面も有る
巨大戦艦等各面個性的なBOSS、何よりフォース、自分の意思で切り離しや
前後に着脱出来、バリアーとして、第二の自機として使える優れものの
アイデアでした♪ゲームバランスも最初は簡単かつインパクト有る展開で、
後半は難しいながらも攻略し甲斐の有る絶妙の難易度・敵配置で、
憶えゲーながらSTGゲーム史に残る不朽の傑作でした。

シリーズ結構出てるのですが、アーケードの方は2,3作目が意外と振るわず、
結構早い時期に家庭用シリーズとして定着してきた感じします。其の中でも
是と後で紹介予定のR-TYPEVはSFCでしか出ていなく、気合感じました♪
是は基本的にはアーケード版Uの移植と成ってますが、結構違います。
1面足されてたり、既存面とオリジナル面が有ったり、BOSSも違ったり
SFC最初期としては結構頑張ってると思います。アイデア的には初代の
焼き直しって気もしますが、何機もの巨大戦艦と戦ったり(SFC版は
大きな1機として扱われてますが)、動く壁が自機のルート制限したり、
かなり面白いですよ♪

其れに音楽が抜群に良い♪未だに(ってもぅSFCは新ゲーム出してないけど)
SFCのTOPクラスだと思いますね〜。オリジナル有りUのアレンジ有り、
ハウス調にアレンジされた初代の曲有り(面に使われてるとは限らない)、面が
Uと同じ面も音楽だけ違ったり、異常に気合入ってます♪こんなに初期の
ゲームなのにSFCの音源FULLに生かしていると思います♪特に1面なんか
面は直ぐ終わるのにループ3分近い曲で、オケヒ有ったりソロパート有ったり
本当聞き応え有るんですよ♪BOSSテーマもTとUのBOSSテーマが上手く
フュージョン(本当の意味で融合ね)されていて、格好良過ぎ〜!!本当CD有っても
可笑しくない出来です!!980円位で売ってたら音楽の為に買っても良いですよ♪

只、ゲーム性としては最低最悪です。アイデアは本当に悪くないのですが、
初期のSFCはSTGやるには厳し過ぎる環境だったらしく、一寸敵や背景が
出ただけでゲームスピードが激遅く成ります。グラディウスに「ウェイト」と云って
弾を撃つ事でゲームスピードを遅くして敵弾の間抜けるテクニックは有りますが、
其れが常時掛かってる感じです。ビデオのスロー再生を見てる様な感じで、
STGゲームに成ってないです。後どんなに面後半で死のうがBOSSの所に行って
死のうが、面最初っから再スタートになるのも、、、。面自体は長くないのですが
上記スローの所為で1面3,4分掛かる事もザラです。苦労して辿り着いたBOSSで
死んで、面最初に戻るショック、、、やってられません。

本当アイデア自体はこのシリーズに相応しいし、音楽も最高、後はきちんと
ゲームスピードを調整して、途中復活とか考えてくれたら、名作に成っていた
かもなのに、惜しいなぁ。SSとかで、、、いや後期SFCで出してたら、、、。


ネメシスTとネメシスU
コナミ/ゲームボーイ(以下GB)/ROM/1990年・1991年

コナミのGB物、と云うか8BIT物STGは中々傑作が多いですが、珠にこう云う
扱いに困る作品が出ますね〜。グラジェネの項でネメシスUは良い方の
引き合いに出してしまったんですが、ゲームは最後迄やった方が良いですな。

いや、駄作では決して無いです。ネメシスってのは海外グラディウスのタイトル
なんですが、どちらも移植ではないオリジナルのグラディウスシリーズです。
どちらもGBナイズに上手くゲーム性アレンジされていて、白い背景に大き目の
黒い弾とか、液晶での見易さ重視した作りにしています。かと云って背景を
手抜きした訳じゃなく、細胞面とか凄まじい程の描き込みで、ドット職人の魂
此処に有り!!みたいな感じです♪音楽もUは全くのオリジナル、Tはシリーズの
アレンジなんですが、1面のグラ1の1・4面音楽融合させた曲は感涙です♪
ゲームも決して難しくなく、略どんな局面でも復活出来るし、BOSSも略全て
オリジナル・変わった攻撃をしてくる等、やってみる価値は有ると思います。

只、名作かと云われると、、、ね。

ネメシスTは初代の影響色濃く受けていて、1・3面はグラ1の1・3面の略移植
です。他の面はオリジナルですが細胞・骨・要塞と何時ものグラディウス
以上でも以下でもないです。BOSSは略オリジナルなので、面アイデアも
其処迄頑張って欲しかったのが本音ですな。只こっちはGB最初期だし、
普通のグラ1と思ってたら実は大分違ったという事で許せますが、、、。

Uは最初ビックコアと云うシリーズ常連BOSSに追っかけられたり、途中で
敵に捕まって装備を全て取り上げられたり、やられたBOSSが大気圏に
焼き尽くされたり、驚く演出結構有ります。只面のアイデア自体は全く
驚くべき所が無いんですよ。本当1や2の焼き直しばっかりで、1面の
神殿跡とか絵は凄く個性的なのに中身は、、、なんで、海外のハック物かと
思っちゃいましたよ。BOSSもネメシスTに比べて全く面白くない、、、。
Tの1面BOSSが初代グラのビックコア其の侭だと云う事を考えても、
総合的にTの方がBOSS面白いです。UはTの略1年半後に出ている事を
考えると、改悪と言っていい出来かと。

しかもどっちも、短すぎ。GB最初期と考えても1Mとか使っているくせに
どちらも5,6面しかないです。しかもUの方は面と面との境い目が無いので、
BOSSの数で6面としてます。まぁ其れは面白いんですが、そう云うのって
もっと面数有るゲームでやるべきじゃないの?と思います。体感時間的に
20分程で1周するってのは携帯ゲームの特性かもしれませんが、此処迄
期待させといて(特にU)このボリュームは無いだろ?と。TとU合体させても
決して長過ぎないし(グラVより短い(笑))、そうした方が嬉しかった、、、。

はっきり云って今のコナミのSTGシーンにおける堕落振りと比べたら
未だ許せる範囲ですが、それにしても、、、。同時期のGB版ツインビー、
パロディウスがかなりの出来だったのに比べると、グラって実は名作
少ないのね、と思ってしまいますな。


ドラゴンブリード
アイレム/アーケード(以下AC)/1989年

そう云えばアーケードゲームの紹介って余りしてませんでしたね〜。最近は
格闘ゲームやる時以外殆ど行ってない上、行ってた当時も10年以上前なんで
移植とかされてない物は記憶が曖昧でして、、、。

R-TYPE以後もイメージファイトとかMr,HELIとかX-∞とか独創的なゲーム出していた
同社ですが、其の中でも異彩を放ってたゲームです。自機は銃を持った王子ですが
画面の大部分を占める位巨大なドラゴンに乗ってるんですよ。其のドラゴンには
やられ判定が無いのが特徴で、自機SHOTと共に火を吐いたり、敵に体当たりしたり、
パワーアップにより丸まって敵弾を防いだりと、其の使い方が重要に成ってきます。
又主人公単独でドラゴンから降りて攻撃も出来るので、ドラゴンを弾除けにしながら
自機で狙い打つとか独創的な攻略方も有ります。そう云う点でACGに近いかも。

ファンタジー世界を基調にしながら何処かグロテスクな敵が出るのも同社らしく、
自機や敵や背景の描き込みは相変わらず芸術的♪(是でも未だ描き込んでない方)
音楽も重厚かつ場面に有った出来で、世界観を彩っております。BOSSとかもデカイわ
グロイわ、本当当時感動してましたね〜。当時のアイレム黄金期の中で一番好きな
作品です♪

兎に角ドラゴンが余りにでかく勝手に敵を倒してくれたりするので大味なプレイに
成りがちだし、、難易度的にも確かそんなに難しくありません。でも当時自分はSTG
とことん苦手だった(今も)物で、余り其の世界観味わえない内にゲーセンから
姿消してました。移植もされてない筈だし、R-TYPEよりこっち家庭用機に移植して
欲しかったですね〜。こっちの方がずっと家庭用向けでしたし。


ガイアシード
テクノソレイユ/PS/CD/発売年不明

先に書いておきますが、はっきり云って内容良く覚えてません。ですがかなり
楽しめた作品であり、取り敢えず書いておかないと其のマイナーさゆえ更に忘却する
恐れが有るので、、、すいません(R-TYPEΔレビューしてないのも略同じ理由ですが
こっちはそんなにやってなく(クリアーしましたが)、有名だしベスト版出てますから
未だ書いてません)。若し後日手に入ったら、又再レビューしたいです。

見た目はオードソックスな横スクロールのSTGです。かなりタイトーのメタルブラック
と云う近未来題材のSTGを意識していて、画面の雰囲気からしてパクリ臭いです。
ですが、只のパクリに終わってないんですよね〜。

特徴としてはSTGには珍しい自機シールド制&時間回復制を併用している所です。
つまりは死にそうな位ダメージ受けても、1分も耐えてれば全回復してるんですよ。
確か残機制も併用していて、攻撃は激しいながらもそこそこ死に難いゲームに
なってます。確かボンバーも時間回復制だったかな?

更にBOSSも時間制でして、一定時間倒せないと自機に瀕死のダメージ負わせて
逃げてしまいます。そんな驚く様な攻撃はしてなかった筈ですが、時間の所為で
常に緊張した戦いを強いられます。隙間無い様なバラ撒き弾や極太レーザー等、
自分なんかは若干のダメージ覚悟で抜けるんですが、ノーダメージでも抜けれると
思うんで、初心者からマニア迄幅広く出来るゲームだと思います。音楽も上記の
タイトー作品に近い雰囲気ですが、本家に負けるとも劣らない程良い雰囲気の
曲です。BOSS曲も上記時間できっちり終わる作りに成っていて、感動しますよ♪

只、上記通り「このゲーム成りの売りを覚えてない」程タイトーSTGのパクリ臭さが
抜けなくて、、、。自分このゲームの画面思い出そうとしてるんですが、如何しても
上記メタルブラックが半分出てきてしまいます。やり込んだ感じはかなり違いますし、
面白いアイデアもかなり有るのに、見た目とか全体の印象でパクリゲーとしか
認識されないのは惜しいですね。

ヤフとかでも高騰してます。出荷本数の少なさからか再評価されてるのかは
知りませんが、個人的には後者が強いと思いたいですね。本当又やり込んで、
再評価したいゲームです。


マジカルチェイス
パルソフト/PCE/Huカード/1991年

オウガバトルのクエストが製作し、其のプレミア性から幻の名作と云われていたらしい
ソフトです。冷静に考えればクエストったってFCで魔天童子とか出してる時期有ったし、
お株が違い過ぎるって事で極端な期待はしてなかったのですが、、、。

魔法少女ヒロインのSTGです。ライフ制の上最大24発当たってもOKな為、かなり
アバウトなプレイが出来ます。敵を倒すとコインが出て、集めるとSHOPで買い物が
出来るのはロストワールド等に近いかと(判らんって)。周りに星が2つ付いていて、
弾を防いでくれます。自分と反対方向に移動し、好きな場所に固定出来るので
幅広い攻撃出来ます。自分は正面にしか基本的に撃てませんが、星から出す弾は
全方向に撃て、一方向に固定出来たりしますので、物陰から狙い撃ちとか出来ます。
まぁそんな前後左右から敵が出る訳じゃないので、星は正面に固定して弾除けにし、
弾方向だけ随時変更した方が楽だと思いますが。

ゲーム最初は難しいですが、敵のパターンとか判り易いし、ゲームオーバーになって
コンティニューしてもパワーアップ・お金は其の侭(ノーマルランク)なので、簡単な方に
成るんじゃないかな?敵の配置・攻撃とかも結構良く考えられてて、緊張感の有る戦いが
出来ます。

只ビジュアルシーン略無いです。エンディング等星が周ってるだけだし、ガンヒーとか
思い出しましたよ。折角女の子主人公なのに、、、。同じ魔法少女ゲームの
コットンなんか是でもかとビジュアル有るのに。PCEでゲームだけに凝ってるのって、
ちと寂しいですね。

敵や攻撃とかに驚くのは有りませんが、グラフィックや音楽等非常に高い水準ですし
(曲はREZONさんと云う結構著名な人。鋼鉄帝国やオーバーホライゾンもこの人)
PCEのSTGでは最も完成度の高いSTGだと思います。只上記通りプレミア付いていて、
今一般さんはかなり躊躇する位高くなっています。詳しい値段は判りませんが、
鋼鉄帝国もそうですがウン万円とか迄出す程では無いと思いますが、ウン万円でも
納得は出来るソフトなのは確かです。


アインハンダー
スクウェア/PS/CD/発売年不明

このゲーム、「演出のみのゲーム」とか「良くも悪くもスクウェア」と聞きますが、
個人的にはかなり遊べるゲームだと思いますがね〜。

自機は通常のSHOT(パワーアップ無し)の他に手?が付いていて、其の手には
副武装を付ける事が出来ます。自機は3種類有って、SHOT強いけど副武装を
1個しか付けれない物、SHOTは弱いけど3個付けれる物、其れらの中間の性能
のが有ります。副武装には弾数制限有りますが、結構弾数多いのでバリバリ
撃っていけます。最初に手に入るバルカンなんか音も撃ちまくり感も心地良い!!
まぁ強力なのは流石に使い所限定しないといけませんが。

グラフィックは流石スクウェアで、フルポリゴンを渋い感じに使ってます。世界観が
退廃的と云うか。サイバーパンクって云うのかも。中BOSS・BOSS共に結構激しく、
画面奥から攻撃したり面白いです。2・5面なんか好みですね。倒した後直ぐ爆発
せず、結局画面外にスクロールしてから閃光だけ見えるみたいな演出で倒し甲斐は
若干物足りませんが、其の代わり如何にも金属に撃ち込んでいる「撃ち込み感」は
相当です。面のテンポも中々良いですよ。面毎のロードも無いし(まぁBOSSを
倒したら敵が出ない時間が結構続くんで其の間にロードしてるみたいですが)、
技術的にも頑張ってると思います。

音楽とのマッチングも良いんですよね〜。特に1面、摩天楼降下してサイバーな
中華街を抜けるシーン、ノリの良い音楽とマッチして感動物です♪この1-2
(だっけ?)の曲はボイスと云い名曲ですね〜。他の面も退廃的な世界観に合った
重暗くも良い曲なんで、聞いてみて欲しいです。曲数も画面毎に用意され多いし、
CD-DAじゃないしね。

でも画面ごちゃごちゃしてるし弾が見え難過ぎ。スクウェアのゲームらしく画面は
綺麗ですが、弾の色迄考えたとは思えません。4面なんて攻略が判る迄マジパッドを
投げ付ける日々でした(今もきつい)。やられたら一定画面戻る「死に抜け」出来ない
仕様なので余計に辛いです。復活は充分出来るのですが、そう云う点でノーミスで
クリアーするのが難しいってのが腹立ちますね。

とは云えかなり遊べると思いますよ。何より良いのがスクウェア製なんで中古市場で
暴落してる事(笑)。1,000円とかザラなんで、其の点でも軽く遊べるSTGとして
評価したいですね。


デッドムーン
T.S.S./PCエンジン(以下PCE)/Huカード/1990年

オードソックスな横STGですね。自機はパワーUPを続けて取る事で4種類の攻撃を
します。後自機周りを回転して敵・敵弾を防御するオプションか誘導ミサイルの
どっちかを装着します。横スクロールですがボンバー有り、地形も無いので
縦スクロールSTGに近い作りと云えるかも。

敵に当たってもパワーUPが1段階づつ弱くなるだけで最弱の時以外は死にません。
まぁ本当取り立てて書く事無い位シンプルですわ。グラフィックも多重スクロールは
しますが基本的に地味だし、BOSSも骨を基調に統一はしてますがこれまた地味
(弱くはないです)、音楽も格好良いけどこれまた書く程でもないです。

でもバランスもかなり難しい覚えゲーですが各面キチンと復活パターン有りますし、
(ボンバー使って強引復活じゃなく、ちゃんとパターンになってる)、かなり丁寧に
作ってるんですよね〜。感じとしてはサンダーフォースシリーズの様な、猛攻に
耐えながら少しづつパワーアップを回収しての復活と云うか、、、。其の辺が
難しいながらもきちんとしてるんですよ。5面BOSSがちと強いですが、極めて
しまえばノーミスもいけると思いますし、全く冒険はしてないけど破綻もしてないと
云うか、、、。

とは云え地味過ぎて見た目で面白そうに見えないのも事実です。この当時は
色々STGの名作が出ていましたし、この地味さでは人目引かないでしょうね〜。
自分も極端に御勧め、とは云いませんが結構遊べる作りですよ。


ダブルリング
ナグザット/PCE/Huカード/1990年

ナグザットと云えばFCの迷作(笑)烈火やエイリアンクラッシュ等の名作ピンボールを
出してる所なので結構PCEでSTG出してるって事で期待してました。まぁ烈火以外の
STGが全く話題に上らないのでやる前からちと不安では有ったのですが、何と云うか、
STGは数だけ出してても駄目ですな(笑)。良く考えたらエイリアンクラッシュも確か
外注だった様な(笑)。

このゲームは未だ遊べる方です(笑)。自機はパワーアップを取ると弾を跳ね返す
リングみたいなのに包まれます。え〜と廻ってるフラフープに入るみたいな感じかな?
是が上下の弾から身を守ってくれます。パワーアップはシンプルでレーザーや
多方向弾、弾を跳ね返すグラディウスオプション等有ります。敵弾に当たったら
パワーアップは全て無くなります(つまり1回バリアーが付くみたいな物)が、頻繁に
アイテムは出ますし、通常SHOTもかなり強いので、BOSS戦で無くなってもそんな
敗北感は有りません。グラフィックはPCEにしては渋めですが、3面の雨の中の
滝面や4面の基盤の中を進む様な面は結構綺麗だし、音楽もこれまた渋めかつ
透明感の有る良い曲だと思います。

只、やってて何か盛り上がらないんですよね〜。雑魚とか小さい上地形とかに
挟まれた結構狭い所に密集してたり、破壊しても効果音が貧弱で壊す快感が
無かったり。敵弾も弾数は割と多いくせに背景色と同じ様な色合いの弾を
吐いてきたり、狭い所で至近距離で吐いてきたり、かなり理不尽にやられます。
上記リングが付いてる時なら未だ良いのですが、無い時に6面等ごちゃごちゃした
所に行ったりしたらやり切れません。復活こそ楽に出来ますがスピードが何気に
1速に成ってて気付かずやられたり、BOSSも何か地味だし耐久力がかなり
低いので、2BOSSなんか攻撃始まる前にやっつけられたり。本当全体的に
「何だかな〜」なんですよ。

そこそこ細かい技術力は高いと思いますし、腐れ外道って出来では決してない
ですが、上記敵配置やバランス等が、、、なんで、ね。他にも同社のHuカードの
STGやったのですが、やっぱ技術力だけそこそこ高いけどバランスは、、、な
ゲームばっかりで。失礼ながらPCE全体の傾向に成ってるかもしれませんな。


ジノーグ
メサイヤ/MD/ROM/1991年

超兄貴やシュビビンマン等PCEでのちょい変なゲームの方有名な会社(まぁ
メサイヤはブランドでNCSが会社名)ですが、MD・SFCではラングリッサーや
レイノス等結構渋いゲーム出してました(ヴァルケンの事も書かないとな〜)。

このゲームは超兄貴の元ゲーと云われてますが、そんなの失礼な位ゲーム
として真っ当な作りです(翼生えた主人公と人間機関車が出るってだけです)。
SHOTは基本的に拡散系で画面の広範囲をカバーします。又弾数制限は
有りますが副武装として魔法が使え、其れらを併用して乗り切っていきます。
特に凝ったシステムは存在せず、普通のSTGと云えます。上記副武装は
結構派手で、2つ・3つと取る事でどんどん派手に成りますが、基本的に敵の
攻撃激しいので、手に入ったら同じの集める前に使った方が良いですね。

ですがこのゲームの特徴は其の世界の異形さと難易度ですね。中世と
近代の間の狭間に有る異空間みたいな感じで、グロテスクなモンスターに
機械文明が混ざったみたいな。特に5面などは滅茶気持ち悪い!!何と云うか、
魔物の腹って設定なんですが、小型カメラで覗いた肺の内部みたいな感じで。
一度見て貰えると良いのですが、、、。其れに難易度、上記拡散系の最強
パワーアップはかなり画面上埋める位の弾なんですが、「だから?」みたいな
敵の量と弾!!隠しオプションでイージーは有りますが、其れ使っててもMDの
中では最凶です。やたら速い弾やら後ろから急に出る敵が多いので、PCEに多い
理不尽な難しさだと思います。とは云え1〜4面位は未だ簡単ですし、イージー・
これまた隠しの無限コンティニューなら自分でもクリアー出来るLVだし、厳しい
弾数も其の内快感に、、、成らないか(爆)。

音楽もオーケストラ調の勇ましい感じで格好良いです。とは云え不安にさせる
曲も多く、特にBOSS曲はこんな激しい攻撃するのに何てもの静かなんだ、と
思います。昔のホラー映画にも同じ様な曲有りますが、かなり頭に残りますよ。

バランスに難有れ、総合的にかなり出来良いゲームですよ。割と手に入り易いと
思いますし、今のSTGとは又違うこの難しさ、体験して欲しいです。


まだまだ沢山お気に入り有ります。其れらは随時紹介して行きますね〜。

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