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女性信徒修之間

女性信徒修行之間

よくぞ参られた。さぞかし信仰心厚き者であろうと察する。
これから厳しい修行が待っておるが、その前に幾つか説明せねばならぬ。
女性信徒のお役目は下記の通り。位にはくれぐれも心する様に。

お役目一覧
お役 内 容 条 件
御法主睨下様御傍付 御法主睨下様の身辺のお世話をする 容姿端麗・従順にて賢き事・独身・秘術習得・秘儀習得・狂学狂授取得・睨 下絶対崇拝・口堅し
御法主睨下様御傍付女中 御法主睨下様御傍付のお世話・手伝いをする 異性に興味無き者・従順・献身的である事・口堅し
御法主睨下様御傍付見習 御法主睨下様御傍付の見習い修行 容姿端麗・従順にて賢き事・野心無き者・独身・秘儀習得・狂学狂授取得・ 睨下絶対崇拝・口堅し
本山僧侶御傍付 睨下様お膝元の僧侶の身辺のお世話をする 容姿端麗・従順・独身・秘儀習得・睨下絶対崇拝・口堅し
本山僧侶御傍付見習 本山僧侶御傍付の見習い修行 容姿端麗・従順にて賢き事・独身・秘儀習得・睨下絶対崇拝・口堅し
分室僧侶御傍付 分室僧侶の身辺のお世話をする 従順・独身・秘儀習得・睨下絶対崇拝・口堅し
末寺僧侶御傍付 末寺僧侶の身辺のお世話をする 従順・独身・秘儀習得・睨下絶対崇拝・口堅し
本山御使番 本山の雑務 勤勉・誠実・従順・まぞ愛好者・睨下絶対崇拝・口堅し
分室御使番 分室の雑務 勤勉・誠実・まぞ愛好者・睨下絶対崇拝・口堅し
末寺御使番 末寺の雑務 勤勉・まぞ愛好者・睨下絶対崇拝・口堅し
半下 信徒と蔵の財を増やす専用の要員(たぶらかし役・ご供養役含) 容姿端麗・秘術習得・秘儀習得・睨下絶対崇拝・口堅し

以上、心得られたか?
それでは次に参るぞよ。


次に申すは睨下様のお世話の基本的な振る舞いにてございまする。

基本的なお役目パターン
時刻 御 予 定 お世話内容 備 考
7時 御起床 お声がけ。身支度のお手伝い。 睨下のお目覚めが麗しくない場合は様子を伺う。
8時 お食事 食事の手筈 予めお召し上がりになりたいものを伺い、料理番に必ず用意させる。
10時 お目通り 案内 お目通りを願う者に予め会い、主旨を聞き、睨下様にお伝えしその中継をす る。
12時 御寛ぎの儀 手筈 御寛ぎの儀に必要な茶・菓子・芸妓の用意。
13時 お食事 手筈 御寛ぎの儀より続く為、途中で食事の手筈を整える。
15時 説法 指導に必要な書類の用意 狂学様よりその日の説法の内容を預かりお渡しする。
16時 茶の湯 離れにて女性信徒の為の特別な茶の湯の指導。 その日の手習いの女性信徒の選抜と事前指導
19時 食事 手筈 信徒の真心のおもてなしを受ける準備を整える。
21時 指導 所化殿への直々の指導 必要な教材(御書・鈴棒・中啓)等をご用意手する。
22時 お清めの儀 ご入浴の準備 お清めの際に必要な女性信徒の選抜を含む
23時 御床入りの儀 御床入りの為の準備 睨下様の御寝室にて

以上はほんの基本的な一日の御予定であり、出張指導会・勤行会などがある 場合はこの限りではない。     その都度臨機応変に対応する事が大切と心得よ。
睨下様のお勤めは日夜大変に厳しいものでございますれば、お仕えする際も 心してお仕えせねば 睨下様を一層疲れさせる本。いかにしてお心安らかに皆を先導して頂くかが わたくし共の勤めなれば 決して気を抜いてはなりませぬ。
理不尽に思える御振る舞いにも意味はございますゆえ、決して口答えなどせ ぬ様に。


幾分かお役目については心得たであろうか。では次に心得十箇条を記する。
どんな時にも決して忘れてはならぬ。


女性信徒心得十箇条

 1 信徒心得(別途記載)絶対厳守のこと
 2 供養には財の供養と身の供養が何よりも一番のご奉公であること
 3 どんな無理難題を命ぜられても素直に応じること
 4 位は絶対であるよし、服従のこと
 5 譬え何が起ろうと言われようとされようとご奉公の気持ちを忘れぬこと
 6 口は堅くあることをよしとし、決して漏らさぬこと
 7 身の財尽くせぬ者は蔵の財で尽くし切ること 逆もまた然り 心の財不要
 8 お役目外のお勤めが急務に入った場合は庫裏にて行うこと
 9 睨下様の相承を含む御身の上についての密告は来世永劫続く重罪であると知れ
 10 文句・不平・言い訳・愚痴・一切を禁ず

以上のこと、守れぬ者は客殿にて担当僧侶による厳重仕置きの上、二度と 納骨堂から出られぬと心得よ。



差当り基本的な事を申し述べた。後に質問と実務体験等も記載致す。
それまで以上の事を心に刻み込んでおくが良い。





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