手紙の場合にはほとんどありませんし、雑誌への投稿というかたちでもあまりないのですが、それでも、いちおう、イラストを描くということはあるにはあります。基本的に、自分が描くイラストは蛭子能収ふうの(それ以下かも知れない)「バカイラスト」なので、ほとんど参考にはなりませんが、とりあえず、どんなものを使っているか、とか、そういう話をすることにしましょう。
イラストがイラストなので、下書きはせずにそのまま描きはじめてしまうものがけっこうあります。下書きをするにしてもごく大ざっぱにシャープペンシルで軽く描くだけですか(←だからそれが下書きだっていうの<笑>)。で、実際に描くときは、水性ボールペン(自分の場合は、三菱のuni-ball 5がほとんど)で描くことが多いです。顔料インクのものは、下書きを消すために消しゴムをかけるとインクがいっしょにとれてしまうのであまり使いません(それはそれでおもしろいこともあるのですが)。すこし太めの線になると、トンボのPLAY COLOR2の細いほうを使ってます。これはベタ塗りのときにも使える(もちろん、太いほう)のでけっこう便利だなと思いますね。このほか、ベタ塗りで便利だなぁと思っているのは呉竹のラッションペン。1本60円というのがありがたいですね。下書きをしないようなイラストは、はじめからこの手の太めのペンを使って描いてますか。「バカイラスト」にはもってこいです(笑)。
当然のことですが、スクリーントーンなんてものは使いません。そんなものを使うとしたら単にお金のムダでしょう。そもそも、使おうが使うまいが、イラストそのもののできには関係ないですからねぇ。
カラーイラストを描くことはまずないので、あれこれ書くことはできないのですが、もし描くとしたら、1回コピーをとって、それに色をつける、という感じにするでしょうねぇ。どうしても、線がにじんでしまうのは避けられないと思うので。面積が小さければ、水性ボールペンで塗りつぶしてしまいそうな気がします(uni-ball 5だと7色ある)。大きいとしたら、「無印良品」にあるようなタイプのサインペンを使うでしょうね。なるべくコストは安く押さえたいと思ってますので(笑)。
…はじめからまともなイラストなど描けないとわかっているのに、なぜか、筆記具だけは、あれこれとそろえてしまうんですよねぇ。なにか、持っているとそれだけできれいな絵が描けそうな気がして。小さいころは、やたらクーピーペンシル(これが出はじめたことだったんですよ)の色をそろえたがっていたし、いまでも色えんぴつを見るとほしくなったりしてしまいます。uni-ball Signoは全色そろえているし、PLAY COLOR2は10色セットを500円で買ってきたし(こういうのを安く仕入れてくるのは割と得意なほうです<笑>)。あとはこれで、まともな絵が描ければいいんですけどねぇ。図画工作・美術を通して「3」以上(自分たちのころは、すべて5段階評価でした。念のため)をとったことのない人間には、ちょっとつらい話でしょうか。
でも、考えてみれば、2年前のいまごろ、妙にイラストばかり描きまくっていたなぁ(すべて「FMステーション」編集部あてでした)。なんのかんの言いつつも、やっぱり楽しかったなぁ…。
これも、現在とはすっかり変わってしまった内容。「FMステーション」が休刊して、イラストなどほとんど描くことはなくなってしまいました。また「バカイラスト」、描いてみたいなぁ…。
ところで、「押さえたい」は、「抑えたい」の誤りです。失礼しました(笑)。