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西日本放送 2005/12/16

準強制わいせつの罪に問われている香川大学の、岩月謙司教授の論告求刑公判が 今日、高松地裁で開かれ検察側は懲役3年を求刑しました。

起訴状によりますと岩月被告は神経症の症状に悩む20歳代の女性に治療と 信じ込ませて胸を触るなどのわいせつ行為をしたとされています。

今日の公判で検察官は「岩月被告がわいせつ行為に及んだとき女性はその行為を 治療と信じており拒否できなかった。」と説明したうえで「岩月被告が計画的に 誘導したもので国立大学教授の権威を背景にした卑劣な行いである。」と懲役3 年を求刑しました。

一方弁護側はこれまでの公判の中で「岩月被告の行為は女性の要望に応えたもの でわいせつではない」として無罪を主張しています。


岩月謙司香川大教授に懲役3年求刑 KSBニュース 2005/12/16

治療と称して女性にわいせつな行為をしたとして準強制わいせつの罪に 問われている香川大学の岩月謙司教授に、高松地方検察庁が懲役3年を 求刑しました。

起訴状によりますと岩月被告は3年前の4月、神経症に悩む東京都の2 0歳代の女性を高松市に呼び寄せました。そして自宅の浴槽や寝室で 「治療」と称して、女性の服を脱がせ体を触るなどしました。

16日の公判で検察側は「国立大学の教授という立場を利用して、自分の 性的欲求を満たす悪質な行為」だとして岩月被告に懲役3年を求刑しまし た。岩月被告は起訴事実を否認していて、来月6日に反対弁論をする予定 です。


香川大学教授の岩月被告にわいせつ行為で求刑 RSKニュース 2005/12/16

神経症で悩んでいた女性に治療と称してわいせつな行為を行ったとして 準強制わいせつの罪に問われている香川大学教授の岩月謙司被告に 懲役3年が求刑されました。

求刑を受けたのは香川大学教育学部教授の岩月謙司被告(50歳)です。 起訴状によりますと、岩月被告は神経症で悩んでいた東京都内の20歳代 の女性に治療と称し、2002年4月27日夜から翌日の午後にかけて高松市 内の自宅浴室や寝室でわいせつな行為を行なったものです。

この裁判で岩月被告は「思い残し症候群の治療だった」と起訴事実を全 面否認しています。

これに対し検察側は「被害者の下半身を触るなどの行為は、被告の性的 欲望を満たすためのわいせつ行為で、被害者の人格を踏みにじる卑劣で 悪質極まりない犯行だ」として懲役3年を求刑しました。


準強制わいせつの香大教授に求刑  OHKニュース 2005/12/16

神経症で悩んでいた女性に治療と称してわいせつな行為を行ったとして 準強制わいせつの罪に問われている香川大学教授の岩月謙司被告に懲役 3年が求刑されました。

心理療法と称して、女性にわいせつな行為をしたとして起訴されている 香川大学の教授の裁判で、きょう、検察側が懲役3年を求刑しました。

準強制わいせつの罪に問われているのは香川大学の教授、岩月謙司被告 50歳です。起訴状などによりますと岩月被告は2002年4月27日、 高松市の自宅で神経症の治療に訪れた20歳代の女性に対し、心理療法 と称して胸や下半身を触るなどしたものです。

岩月被告は親子や男女間の関係を良くする独自の心理療法を提唱してい て、これまでの裁判で起訴事実を全面否認し、無罪を主張していました。

きょうの公判で、検察側は「犯行は性欲を満たすためのわいせつ行為で しかなく、極めて悪辣で、社会的影響は大きい」として岩月被告に懲役 3年を求刑しました。


香川大教授に懲役3年求刑 読売新聞 2005/12/17

 心の悩みの相談に自宅を訪れた20歳代の女性に治療と信じさせて わいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた高松市昭和 町、香川大教育学部教授岩月謙司被告(50)(休職中)の論告求刑公 判が16日、地裁(増田耕児裁判長)であった。検察側は「周到かつ巧 妙に被害者を陥れており、計画的で悪質。被害者の真剣な思いを、身 勝手な性欲のために踏みにじった」として、懲役3年を求刑した。

 検察側は論告で、岩月被告は女性の症状の特徴を理解した上で、「被 害者が療法に疑問を抱き、抵抗する道をあらかじめふさぎ、その自由意 思を奪い去った」と指摘。「育て直し療法を受けないと心の病は治らな いと信じ込ませ、わいせつ行為を、執拗(しつよう)に繰り返した」と した。

 起訴状によると、岩月被告は、テレビ番組や著作物を通じ、「思い残 し症候群」を治療したと称し、2002年4月27日、神経症的症状に 悩む女性と電子メールのやりとりをして、自宅に呼び寄せた上、同日午 後11時ごろから28日午後2時50分ごろの間、治療に必要な行為だ と信じさせて、女性の体を触るなどした。

 来年1月6日の公判で弁護側が最終弁論を行い、結審する。


教授に懲役3年求刑−わいせつ行為 四国新聞 2005/12/17

 心の病の相談に訪れた女性に対し、心理療法と称して わいせつな行為をしたとして、準強制わいせつの罪に問 われた香川大教育学部教授、岩月謙司被告(50)=香 川県高松市昭和町一丁目、休職中=の論告求刑公判が十 六日、高松地裁(増田耕児裁判長)であった。

 検察側は「身勝手な性欲のため、助けを求めてきた女 性の真剣な思いを踏みにじった卑劣な犯行。大学教授と いう権威を背景にした性犯罪で社会的影響も大きい」と して懲役三年を求刑した。

 公判で岩月被告は、女性の同意があったなどとして無 罪を主張しているが、検察側は「あらかじめ被告人を理 想化していた女性に対し、強いショックを与えるなどし て精神的に混乱させ、被告人に従わなければ心の病が治 らないと信じ込ませた」と述べた。

 来年1月6日の公判で弁護側が最終弁論を行い、結審する。



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