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元香川大教授改めて無罪主張 準強制わいせつ控訴審 読売新聞

2006年10月11日

心の悩み相談で自宅を訪れた女性に、治療と称してわいせつ行為を したとして、準強制わいせつ罪に問われ、1審・地裁で懲役2年(求刑・ 懲役3年)の判決を受けた高松市高松町、元香川大教育学部教授岩 月謙司被告(51)の控訴審初公判が10日、高松高裁(湯川哲嗣裁判長)であった。

弁護側は「被害女性の供述があいまいな一方、1審判決は被告の供述を 信用できないと切り捨てており、事実誤認がある」と改めて無罪を主張、検 察側は控訴棄却を求めた。


岩月元香大教授再び無罪主張−準強制わいせつ

2006/10/11 10:19 四国新聞

 心の病の相談に訪れた女性に対し、心理療法と称してわいせつな行為をし たとして、準強制わいせつの罪に問われた元香川大教育学部教授、岩月謙司 被告(51)=香川県高松市高松町、三月末で懲戒免職=の控訴審初公判が 十日、高松高裁(湯川哲嗣裁判長)であり、被告側は一審に続いて無罪を主 張した。

 被告側は控訴趣意書で「女性は自らの意思で服を脱ぐなどしており、抵抗 不能な状態とは言えない」などと主張した。

 一審高松地裁は「女性は被告の言葉を信じるしかなく、心理的に抵抗不能 な状態だった」などとして被告に懲役二年を言い渡したが、被告側が控訴し ていた。

 一審判決によると、岩月被告は二〇〇二年四月二十七日から翌二十八日 にかけ、症状の相談のため同被告宅を訪れた二十代の女性に対し、「重度 の幸せ恐怖症だ」などと言って症状の改善に必要な行為と信じ込ませ、浴 室や寝室で胸や下腹部を触るなどした。



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