九月十七日、本学付属図書館では、学部生の書庫への入庫が試行され、九月十三日までに十四人が申し込みを行っている。
従来も学部生の入庫は可能だったが、指導教官の入庫申請書が必要で、期間も一週間と限定されていた。今回、卒論を控えた学生からの強い要望があり、一度手続きをすれば卒業するまで入庫できるようになった。希望者はまず図書館で申請書を受け取り、指導教官の印をもらい、カウンターに提出する。その後、一時間程度のガイダンスを受けて入庫許可シールをもらえば自由に書庫に入れる。書庫には大変貴重な資料も保存されており、施錠エリアを設けるなどして保護することにしている。
ガイダンスは毎週月・木曜日の午前と午後に行われており、図書館側は希望者を広く求めるとともに、書庫利用のマナーを守るよう呼びかけている。