Site hosted by Angelfire.com: Build your free website today!
百貨店特集   入学お祝い号の目次   危険特集

イベントに見る
東北大生の一年

入学お祝い号5面・大学

つらい受験が終わって、いよいよ大学生活が始まる。皆はこれからの暮らしについて、いろいろなことを思い描いていることだろう。ここでは東北大学に通うにあたり、一年間の主な行事を挙げてみた。

◆新歓

入学してから五月ぐらいまでは新歓の時期。いろいろなサークルを回って入りたいところを探そう。新歓コンパまでは、夕飯をおごってくれるところが多いのでお得。

四月から五月にかけて新歓コンパが行なわれる。馴染むチャンスなので、積極的に周りの人に話し掛けよう。ただし、酒の飲み過ぎには注意。無礼講ではあるが、酔っ払って迷惑を掛けるのは避けたい。

◆試験

試験期間は一年間に二回、七月頃と一月頃にある。出来が悪いとあっさり単位を落とされるので、しっかり勉強しておこう。

いろいろな科目があり、内容、難易度も様々だ。どの科目にも共通して言えることは、ノートをしっかり取るべきだということ。普段から予習、復習しておけば、なおいい。

◆七夕

八月の上旬に行われる。東北三大祭のうちの一つで、この日は街全体がお祭りムード。アーケードには和紙で作られた飾りが吊される。

前夜祭には広瀬川周辺で花火が打ち上げられ、夏の夜空を華やかに彩る。なんでもこの日はカップルがよく誕生するとか。澄みわたる星空の下、花火をバックに想いを告げてみてはいかがだろうか。

◆夏期休暇

大学の夏期休暇は約二ヵ月と、とても長い。ひたすら遊ぶのもよし、バイトに明け暮れるのもよし。

だがそれよりも、この機会に旅に出てみてはどうだろう。将来、これだけたくさんの休みが取れることはまずない。暇がある今のうちに全国を回ってみたり、海外に行ってみたりすることをお勧めする。

◆芋煮

里芋をメインとした鍋を皆でつつく行事。十月に広瀬川の辺でやっている。鍋は大別して、味噌味の仙台風と、醤油味の山形風の二種類ある。

野外で囲む鍋は、格段に美味しい。夏の思い出でも語りながら、楽しく過ごそう。

◆学祭

十一月の初旬に、四日間かけて東北大学祭が行われる。

人目を引くのは講義棟前の野外ステージ。前年度、そこでは、屈強な男たちが体力を競う「男塾二〇〇一」をはじめとした様々な屋外企画が行われた。

他にも出店が出たり、アーティストを招いてのライブが行なわれたりなど、イベントが盛りだくさん。とても楽しい日々を過ごせる。

◆光のページェント

十二月の下旬、定禅寺通りと青葉通りのケヤキ並木が鮮やかにライトアップされる。仙台の冬最大の名物であり、たくさんの人が訪れる。

特に、クリスマス・イブはカップルで大にぎわい。肌寒い夜、光り輝く通りの中で恋人たちは熱く語り合う。

◆進級

冬季休暇、試験、春期休暇が過ぎ、また季節が巡る。そして、初々しい新入生が入学してくる。大学に入って初めての後輩。彼等を眺めながら去年の自分と重ね合わせ、振り返る。ここからまた、新しい一年間が始まるのだ。


[back] [index] [next]


Copyright (C) 1999-2000 by 東北大学学友会新聞部
E-mail:tonpress@collegemail.com