ツールのお話
1.グラフィックツール
・写真屋(PhotoShop5.01、adobe社、定価155,000円) 98年7月 5にバージョンアップ
世界中のプロの写真家やデザイナー&無数のアマチュアが使っている超有名ソフトです。
私もいろいろなソフトを使って見て結局今は「写真屋」を使っています。
アイコラ作成から見た機能面の特徴
・後からの修正がやり易い
レイヤー機能、レイヤーマスク、調整レイヤーなど、元のデータを変えずに、見た目を
かえる機能がたくさんあり、何度でも修正を行うことができます。
・チャンネルが扱い易く、色調整がやり易い
色調整はどなたでも苦労されていますが、チャンネル別に調整する方法を使うと、
通常の画面で3次元の問題だったのが、チャンネル別に見れば明るさを合わせると言う
一次元の問題に単純化でき、調整が非常に簡単になります。
「写真屋」というのは、昔プロの写真家が機械でやっていた作業をデジタル処理できるように
したソフトなので、写真に関することはほとんどなんでもできるようになっています。
値段が値段ですから、試しにアイコラをやってみたい程度なら必要ないと思います。
本格的に取り組むつもりなら、値段だけの価値はあるソフトと思います。
米Adobeのホームページから英語版のお試し版(印刷、保存機能なし)をDLすることも
できますので、これで機能を確認されるのもよいと思います。
・PSP(PaintShopPro V5体験版配布中 製品版14800円?)
最初の頃はこれでアイコラを作っていました。ペイントと言うだけあって、描画機能は
かなりしっかりしています。V4までの欠点はレイヤー機能がないことと色調整機能が
お粗末なことでしたが、V5になりレイヤーは写真屋とほぼ同等の機能が追加されました。
色調整機能は相変わらずです。
まあ〜定価が10分の一ですからコストパーフォーマンスはいいほうでしょう。
色調整だけほかのソフトにやらせて、後はこれで書くと言う手もあります。
・imagefolio、imagefolio97(メガソフト
定価image:7,800円 image97:14,800円)
元々3.1用のimagefolioとレイヤー機能も付いたimagefolio97があります。
imagefolioの方はチャプチャーボードやスキャナにおまけで付いていることが多く
私も持っていました。97の方は体験版を少しいじっただけです。
小さな角度で変形させると画像がたいへん劣化したり、97の方はぼかしの機能が明らかに
おかしいなどソフト自身の完成度がいまいちという気がします。
・PhotoDeluxe(adobe社
定価12,800円)
adobeが出している写真屋の廉価版?。この値段で似た機能ならこちらしか売れなく
なりますから、当然値段に見合った機能しかないんでしょうね。
結構自動機能が多くて、自分で細かい調整をできないみたいです。色調整も
明るさ・コントラストと色相調整しかできないようなので、PSPの方がいいような気もします。
・ウルトラキッド(アスキーサムシンググッド
定価14,800円)
カタログ上は写真屋に迫る機能満載ですが、あまり評判はよくありません。
特に以前のSuperKidユーザーからはくそみそです。後継ソフトと言っていますが
開発元も違うし、まったくの新規ソフトです。MMX200Mのマシンでも苦しいとか
暴走、ハングすることが多く、とんでもないバグも残っているとかいわれています。
もう一回か二回大幅バージョンアップを待ってからにしたほうがいいみたいです。
あのMicroSoftでも新規ソフトはバグだらけで、使えるのはバージョンアップ後ですから。
2.画像閲覧ソフト
素材の収集・選択のところでも出てきますが画像の閲覧ソフトも必需品のひとつです。
とにかく大量の画像を扱うので、高速でいっぺんにたくさんの画像を見れることが必要です。
フリーソフトのSusieが有名ですが、私はADCSeeというシェアウェアを使っています。
こちらの方がデータが多少おかしくても見えるところは表示してくれますし、表示速度も速い
みたいです。