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Beatles Medley 歌詞対訳・解説


A Beatles Celebration
Lennon-McCartney Montage 
Arranged by Greg Volk 

“The Long And Winding Road”(Intro) 
The long and winding road 
That leads to your door 
Will never disappear 
I’ve seen that road before 
Don’t leave me waiting here 
Take me to your door 

長く曲がりくねった道 
それは貴方のドアへ通じていて 
決して消えることはない 
以前もみたことのある道 
私を見捨てないで 
貴方のドアへ連れて行って 
(今回のアレンジでは歌詞は歌われていない) 

“I Want To Hold Your Hand” 
Oh yeah, I’ll tell you something 
I think you’ll understand 
When I say that something 
I wanna hold your hand 
And when I touch you I feel happy inside 
It’s such a feeling 
That my love I can’t hide 

そう、話したいことがあるんだ 
わかってくれると思うけど 
話したいことっていうのは 
君の手を握りたいってこと 

君に触れると幸せな気持ちになる 
この気持ちはとても 
隠せない 

“Can’t Buy Me Love” 
Can’t buy me love 
I’ll buy you a diamond ring my friend 
If it makes you feel alright 
I’ll get you anything my friend 
If it makes you feel alright 
I don’t care too much for money 
Money can’t buy me love 
Can’t buy me love, 
Everybody tells me so 
Can’t buy me love, no, no, no, no 

愛はお金じゃ買えない 
ダイヤの指輪を買ってあげるよ 
それで気がすむなら 
なんでも手に入れてあげるよ 
それで君の気がすむなら 
僕にはお金なんてどうでもいい 
お金じゃ愛は買えない 
みんながそう言う 
お金で愛は買えない、ダメ、ダメ! 

“Help!” 
Help! I need somebody 
Help! Not just anybody 
Help! You know I need someone 
Help! 
When I was young 
So much younger than today 
I never needed anybody’s help in any way 
But now these day are gone 
I’m not so self-assured 
Now I find I’ve changed my mind 
And opened up the doors 
Help me if you can 
I’m feeling down 
And I do appreciate you being round 
Help me get my feet back on the ground 
Won’t you please, please help me 

助けて! 誰かお願い 
助けて! 誰でもいいってわけじゃないけど 
助けて! 誰か力を貸して欲しいんだ 
助けて! 
私がずっと若かった頃は 
何をするにも助けなんて必要じゃなかった 
でもそれはもう昔の話 
自信が持てなくなってきて 
いつの間にか考えを変えた 
心の扉を開こうって 
できたら君に助けて欲しい 
落ち込んでいるんだ 
そばに居てくれることを感謝するよ 
立ち直る手助けをして欲しい 
どうか、お願いだから助けて 

“Yesterday” 
Yesterday, all my troubles seemed so far away 
Now it looks as though they're here to stay 
Oh, I believe in yesterday. 
Suddenly, I'm not half the man I used to be, 
There's a shadow hanging over me. 
Oh, yesterday came suddenly. 
Why she had to go I don't know she woldn't say. 
I said something wrong, now I long for yesterday. 
Yesterday, love was such an easy game to play. 
Now I need a place to hide away. 
Oh, I believe in yesterday. 

昨日、全ての揉め事など私には関係ないと思っていた 
今はそれがいつもここにあるように見える 
ああ、昨日であればよいのに 
突然自分が今までの半分にも及ばない存在になったよう 
影が私を覆いつくす 
ああ、昨日は突然やってきた 
なぜ何も言わず彼女が去らねばならなかったのか僕にはわからない 
何か愚かなことを言ったのか、今僕は昨日に焦がれる 
昨日、愛などちょっとした遊びだと思っていた 
今は僕には隠れる場所が必要だ 
ああ、昨日であればよいのに 

“Penny Lane” 
Penny Lane 
There is a barber showing photographs 
Of every head he’s had the pleasure to know 
And all the people that come and go 
Stop and say hello 
And on the corner is a banker with a motor car 
The little children laugh at him behind his back 
And the banker never wears a MAC 
In the pouring rain 
Very strange 
Penny Lane is in my ears and in my eyes 
There beneath the blue suburban skies 
I sit and mean while back 
Penny Lane is in my ears and in my eyes 
There full of fish and finger pies in summer 
Meanwhile back 

ペニー通りには 
床屋さんがあって 
今まで刈った頭の写真を全部飾っている 
行き交う人たちはみんな立ち止まって 
こんにちは 
角には自動車を持っている銀行家 
子供たちは影で彼のことを笑ってる 
だって銀行家は雨が降っても 
絶対にカッパを着ない 
へんなの 
ペニー通りは僕の耳と目の中に 
あの青い郊外の空の下で 
僕は腰をおろす 
ペニー通りは僕の耳と目の中に 
夏にはフィッシュ&フィンガー・パイ 

“Good Day Sunshine” 
Good Day Sunshine, Good Day Sunshine 
I need to laugh and when the sun is out 
I've got something I can laugh about 
I feel good in a special way 
I'm in love and it's a sunny day 
Good Day Sunshine, Good Day Sunshine 

いいお天気 
笑わなきゃ、太陽が出てきたし 
何か笑えることがあるはず 
特別なやりかたで僕は気分がよくなる 
恋してる、それにいい天気 
なんていい天気 

“Here, There, And Everywhere” 
To lead a better life 
I need my love to be here 
Here, making each day of the year 
Changing my life with a wave of her hand 
Nobody can deny that there's something there 
I want her everywhere 
And if she's beside me I know I need never care 
But to love her is to need her everywhere 
Knowing that love is to share 
To be there, and everywhere 
Here, there and everywhere 

より良き人生を送るため 
愛する人が僕のそばいて欲しい 
ここで 一日一日を積み重ね 年輪を重ねていく 
彼女が手を振るごとに 僕の人生を変えてくれる 
ここには何かがあると 誰もが認めざるを得ない 
どこにいても僕のそばにいてほしい 
そばにいてさえくれればそれでいい 
愛することは二人が一緒にいること 
愛とは分かち合うこと 
何時でもそばにいる 
ここでも そこでも どこででも 

“Let It Be” 
When I find myself in times of trouble 
Mother Mary comes to me 
Speaking words of wisdom 
Let it be 
And in my hour of darkness 
There is still a light that shines on me 
Shine until tomorrow 
Let it be 
Let it be, let it be, let it be, let it be 
Speaking words of wisdom 
Let it be 

悩み苦しんでいるときには 
母なるマリアがやってきて 
知恵ある言葉をかけてくれる 
なすがままに、と 
闇に包まれているときでも 
そこには僕を照らしてくれる光がある 
明日まで照らしておくれ 
なすがままに 
知恵ある言葉をかけてくれる 
なすがままに 

“Hey Jude” 
Hey Jude, don't make it bad 
take a sad song and make it better 
The minute you let her under your skin 
Then you begin to make it better 
And anytime you feel the pain 
Hey Jude refrain 
don't carry the world upon your shoulders 
For well you know that it's a fool 
who plays it cool 
By making his world a little colder 
Na na na na na 
Hey Jude, don't be afraid 
You have found her, now go and get her 
The minute you let her under your skin 
Then you begin to make it better 
Better, better, better, better, better, oh 
Na, na na na na na na 
na na na na, hey Jude 

ねえ、ジュード、悪い方に考えないで 
悲しい歌でも良いものにしていこう 
彼女の心をしっかりつかめば 
きっと良い方向へ向かうはずだよ 
辛いときはいつでも 
ねえ、ジュード、思い出して 
世界を一人で背負わなくていいんだよ 
君もわかっているだろう 
冷静なふりをしているヤツはバカだってこと 
ねえ、ジュード、こわがらないで 
彼女と出会えたんだから、君のものにするんだ 
彼女の心をしっかりつかめば 
きっと良い方向へ向かうはずだよ 
良い方向へ、良い方向へ・・・・・ 

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ザ・ビートルズ
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 ビートルズは1962年、イギリスの港町リバプールで誕生した。メンバーはジョン・レノン(リズム・ギター)、ポール・マッカートニー(ベース)、ジョージ・ハリスン(リード・ギター)、リンゴ・スター(ドラム)。活動期間中に公式発表された210曲のうち、オリジナル作品の圧倒的な数をジョンとポールが作曲。中期以降はジョージもソングライターとして活躍した。

 アマチュア時代からライブ・バンドとして腕を磨いてきたビートルズは、デビュー後も精力的なライブ活動でファンを増やしていった。1963年までにはイギリス中が熱狂。コンサート会場の内外ではファンがヒステリックに金切り声をあげる現象が起こり、その熱狂ぶりを表す「ビートルマニア」という言葉まで生まれて、ビートルズは社会現象としてとらえられた。1964年にはアメリカに初上陸を果たし、本国をしのぐビートルマニア現象を巻き起こした。アメリカでの現象は世界に波及。彼らの主演映画『ア・ハード・デイズ・ナイト』が各国で公開されると、人気に拍車がかかり、ついに世界をも制覇した。1965年8月の全米ツアーでは、一度にできるだけ多くの観客を収容しようと、史上初の野外球場でのコンサートが行なわれた。

 爆発的人気を誇る一方で、このころビートルズ自身は、ライブ活動に疑問を持つようになっていた。4人はビートルズの存在理由は音楽を作り演奏することにあると考えていたが、ファンはビートルズの虚像だけを求めてただ絶叫するばかりで音楽を聴こうともしなかった。1965年に作られた「ヘルプ」は、こうした矛盾に悩み苦しんでいたメンバーの潜在的な心の叫びでもあった。そしてさまざまな障害からツアー活動を続けることに限界を感じたビートルズは、1966年8月29日のサンフランシスコ公演を最後に、二度と観客の前に立つことはなかった。

 一方で、レコーディングの面白さを見出したビートルズは、ツアー活動と並行させながら、『ラバー・ソウル』(1965年)と『リボルバー』(1966年)という脱アイドルのアルバムを制作していた。ライブ活動を完全に停止してからはレコーディングに専念。4人は担当楽器にこだわらず、鍵盤楽器やパーカッション、インド楽器などあらゆる楽器を使ったり、オーケストラを使ったり、さらに、テクニックのあらんかぎりを尽くして実験的試みを重ね、思いどおりのレコード作りを行なった。レコード会社はビートルズのために新しい機材を開発することさえあった。その結果、ひとつのコンセプトにもとづいた革新的なアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(1967年)が誕生した。1967年6月25日には世界初の宇宙中継番組に出演し、レコーディング風景を披露した。演奏したのは「愛こそはすべて」。歌を通して世界に愛のメッセージを伝えた。

 1967年8月27日、マネージャーのブライアン・エプスタインが死去。このころからグループとしてのバランスが微妙に崩れはじめた。1968年2月、ビートルズは瞑想修行のためインドに向かった。4人は心のよりどころを、ドラッグの代わりに瞑想に求めていた。ビートルズの影響で、ミュージシャンのあいだでは瞑想が一種のブームとなり、東洋文化が西洋にもたらされる大きなきっかけにもなった。このあと、以前からインド音楽やインドの思想に興味をもっていたジョージは、ますます傾倒していく。ジョンは新しいパートナーであるオノ・ヨーコとの活動に開眼し、アート展や平和運動などを行なって活動範囲を広げた。リンゴは映画俳優としての新しい道を切り開いていた。ポールはビートルズの会社アップルの新人アーティスト育成に4人のなかでもとくに熱心に取り組んでいた。こうして4人の音楽的方向性の違いが顕著となり、1968年のアルバム『ザ・ビートルズ』のセッションには、4人全員がそろわないことが多くなった。そのようにして制作されたアルバムは、4人それぞれの個性を際だたせた作品となった。

 ソロとして活動することが多くなっていた4人は、1969年1月30日にアップルの屋上でビートルズとして最後のライブを行ない、さらに最後の結束を見せてアルバム『アビイ・ロード』を制作したあと、解散。ビートルズの解散は、1970年4月10日に報道されたポールの脱退宣言で、公になった。解散は、4人がアーティストとしてまた人間として成長した証でもあった。音楽性も考え方も違ってきてしまった4人をいつまでもビートルズとしてくくりつけておくことは不可能で、それぞれが信じる道を歩むことにしたのはごく自然な選択であった。

 ビートルズは解散後も世界中に多大な影響を与え続けている。ビートルズに触発されて生まれたアーティストは数知れず、ビートルズによって音楽の世界が無限に広がったといっても過言ではない。音楽にとどまらず、ビートルズという存在そのものが社会に与えた影響も見逃すことはできない。物ではなく心のありかたに真実を求め、愛を歌い、新しいことに挑戦した4人の姿は、ビートルズを知った人たちに少なからず影響を与え、その影響は音楽というジャンルをこえたさまざまな形で開花している。そしてビートルズが送り続ける愛のメッセージは、これからもいっそうの輝きと重要な意味をもって永遠に伝えられるだろう。


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