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「十八連斬」/FF3

ディスク1で新たな肉体を得たトットが、ビビJrたちに披露した。
元ネタはおそらく、初期FFシリーズ特有の攻撃回数(ヒット数)表示。「○○回ヒット」と表示
される。FF1では、レベルが上がると共にヒット数も上昇(命中率が関係しているらしい)。
FF2では、武器レベルと共に上がり、通常で最大16ヒット。ヘイストをかけるともっと上がる。
FF3もレベルと共にヒット数が上がるのだが、「オニオンソード」二刀流でLv99の「たまねぎ
剣士」は特に凄まじく、30回ヒット以上まで上がる。
初期のFFは剣などを「シャカシャカシャカ…」と振るっていたので、見ていて結構爽快だった。
FF4まではステータス画面に、攻撃回数があったのだが、5以降消滅。ただし、「乱れ撃ち」
のアビリティや、FF7のクラウドの「超究武神覇斬」などのリミット技、8のスコールの「連続
剣」などの特殊な連続攻撃に継承されていると思われる。威力は段違いですけど…。


「波動撃」/FFT

ディスク4でサラマンダーが、タイダリアサンを撃退するために使った技。
元ネタはFFタクティクス。モンクのアクションアビリティ「拳術」のひとつ。障害物を貫通
して、対象にダメージを与える技。ダメージは使用者の素手の攻撃力に依存するので、
攻撃力アップのアビリティを付けていると、威力があがる。障害物を貫通するので、
使い勝手が良い技。

「地烈斬」/FFT

ディスク4でサラマンダーが、タイダリアサンを撃退するために使った技その2。
元ネタはFFタクティクス。モンクのアクションアビリティ「拳術」のひとつ。範囲内の歩行
移動の全対象者に100%命中する技。地属性なので、飛行属性のキャラには当然効果を
示さない。これも、ダメージは使用者の素手の攻撃力に依存する。


「剛剣」/FFT

ディスク3、ナタリーがシドとの戦いで、技を出す際にとった構え。
元ネタはFFタクティクス。前述(>>93-94)の技がある「アクションアビリティ」。
主人公組では、神殿騎士メリアドールが持つアビリティで、ナイトのアビリティ「戦技」の
パワーアップ版といえる。ナタリーが使用した技以外に、「星天爆撃打」、「咬撃氷狼破」
がある。命中率100%なので、中々使い勝手のいいアビリティなのだが、いかんせん
オルランドゥ伯が強すぎて、このアビリティの持ち主メリアドール君の活躍の場が少なく、
必然的にこのアビリティの出番も少ない…。皆さん、メリアドール君に活躍の場を!


 

「暗黒剣」/FFT

ディスク3、ナタリーがシドとの戦いで、技を出す際にとった構えその2。
これも元ネタは、FFタクティクス。「暗の剣」(>>94)のある「アクションアビリティ」。
負の力を帯びた魔性の剣技。使用者は、暗黒騎士(ダークナイト)ガフガリオン。
「暗の剣」と「闇の剣」のふたつの技しかないが、どちらも暗属性で吸収系の技。
「暗の剣」はMP吸収、「闇の剣」はHP吸収。敵が持っているとかなり厄介な技。


「全剣技」/FFT

恐らくナタリーが持っているであろうと思われるアビリティ。
元ネタはFFタクティクス。剣聖オルランドゥ伯の「アクションアビリティ」で、「剛剣
「聖剣技」「暗黒剣」のすべて(11種類)の剣技を使用する事ができる。ハッキリ言っ
て、最強のアビリティ。しかも、序盤で彼を仲間にすることができるので、これまた…。
「アレ許」でナタリーの持っているアビリティとしたのは、「剛剣」と「暗黒剣」を使って
いたから。このアビリティを持ってなければ両方は使えないでしょう。よって、彼女は
「聖剣技」も使えるものと思われる。あ、でもナタリーは闇の者になってるのか…。
(まあいいや、細かい事は気にしない気にしない)
まさしく、ゾディアックブレイブの長である彼女に、相応しいアビリティといえる。


 

「魔法乱れ撃ち」/FF7

ディスク4でエーコが、ガーネットに対しフレアジャ「乱れ撃ち」をしていた。
元ネタはFF7。「まほうみだれうち」の"支援マテリア"を装備する事により可能になる。
W魔法およびW召喚(FF5、6では「連続魔」)の上位アビリティと言える。ただし、"支援
マテリア"なので組みにしたマテリア以外には効果を及ぼさない。ちなみに、「W魔法」の
"コマンドマテリア"を装備していると、「まほうみだれうち」のマテリアと組みにした魔法
は、1回の行動中に最大8回も唱える事ができてしまう…。
FF5,6では、「連続魔」(>>92)の項で説明したようにやれば疑似的にだが、「魔法
乱れ撃ち」ができる。8では「トリプル」や「トリプル+ダブル」状態と同じであろう。
FFシリーズの暴走とも言える反則技。スタッフも学習したのか、9では消滅した…。
つーか、原点回帰だから当然か…。


 

「白刃取り」/FF5、FFT

ディスク4のアレクサンドリア城の戦いで、ガーネットがエーコの剣戟を防いだ技。
元ネタは、FF5およびFFタクティクスに登場する「侍」のアビリティ。FF5では、物理攻撃
をある一定の確率で回避する事ができる(たぶん1/2)。FFタクティクスでは、二刀流の
2回目の攻撃やカウンターの攻撃は回避できないようだ。
「白刃取り」の元ネタは言うまでも無く、時代劇でよく登場する「"真剣"白刃取り」でしょう。

「引き出す」/FFT

ディスク4のアレクサンドリア城の戦いで、エーコが「塵地〜」から炎を放った技。
元ネタはFFタクティクス。「侍」のアクションアビリティ「引き出す」。刀から魂を引出すことで、
各"刀"に秘められた効果を発揮できる技。ただし「引き出す」後、刀が壊れる事があるの
で、注意しなければならない。壊れた刀が"レア"アイテムだったら泣くに泣けない。


 

「超究武神覇斬」/FF7

ディスク4のアレクサンドリア城の戦いで、エーコが放った技。
元ネタはFF7、クラウドの究極リミット技。クラウドがオーラに包まれ、敵全体にランダムで
15回連続の斬撃を放つ。そのすべてがクリティカルヒットとなる。レベルや力を上げれば
すべての斬撃が9999となる、FF7の暴走具合を象徴する技のひとつ。このリミット技を覚
えるために、ゴールドソーサーの闘技場でものすごく苦労する…。大体この技で、ほとんど
の敵を瞬殺できてしまうので、入手した時はうれしいが、使った途端にゲームバランスの
崩壊を招き、面白みが無くなる…。つーか、究極リミット技はそんなのばっか…。


 

「ショックウェーブパルサー」/FF8

ディスク4のアレクサンドリア城の戦いで、ガーネットが放った技のひとつ。
元ネタはFF8、キスティスの「青魔法」のひとつ。最強の青魔法で、核爆発を起こしダメージ
を与える。ダメージは9999を越えて与える事ができる。ダークマターで覚える事ができた。
しかし、FF8の「青魔法」はシリーズの中でも特に便利だな…。他のシリーズの「青魔法」の、
無駄に数が多い事と、使えない物が多いのが嘘のようだ…。


 

「ドルフィンブロウ」/FF7、8

ディスク4のアレクサンドリア城の戦いで、ガーネットが放った技のひとつ。
元ネタはFF7、ティファのリミット技レベル3。またはFF8、ゼルの特殊技「デュエル」中
にコマンド入力により出せる技のひとつ。「格闘王001」を読む事で覚える事ができる。
「イルカの形の闘気をまとったアッパーで攻撃」(「FF7解体真書」より抜粋)する技。
しかしなんでこう、ドラムスロットとかコマンド入力とかややこしい方法なんだろうか…。
格ゲーの要素とか取り入れなくていいから、普通に出させて欲しいもんだ。まったく…。


「夢幻闘舞」/FF6

ディスク4のアレクサンドリア城の戦いで、ガーネットが放った技のひとつ。
元ネタはFF6。主人公の一人、「マッシュ」の固有コマンド「必殺技」のひとつで最強の技。
ある程度のレベルになるか、崩壊後の世界で師匠のザンガンから教えてもらう事で覚え
る事ができる、"最終奥義"。効果は、敵一体に大ダメージを与える。
マッシュの必殺技は、格ゲーのようにコマンド入力式で、コマンドが成功しないと技が出せ
ない。このコマンド入力に苦労した人も多いハズ。実は、コマンドの受け付けには幅があ
り、45度以内のズレならばOKなのである。
だから、この「夢幻闘舞」は[←←↑↑→→↓↓←]と入力しても出せてしまう。


 

「ブランチスピア」/FF5

ミコトがシナ&ルビィに対して使った技。
元ネタはFF5。風水士のアビリティ「地形」で使える技のひとつ。効果は、「木の枝を
槍と化して、敵一体にダメージを与える」。木の枝(※)を使うので、「森」でしか使えない。
FF5の「地形」は、FF3のそれと違い失敗する事がないので、地形によっては中々
使い勝手がいい。MP消費もないし。ただ、対象が敵一体の攻撃が多い事と、自由に
選んで使うことができないので、いまいち活躍の場が無かった。
ミコトは自由に技を選んで使えるようですね。つーか、ミコトは「風水士」?
 ※"ブランチ"というのは、英語で「枝」または「枝状のもの」のこと。


 

「鎌鼬(かまいたち)」/FF5、FFT

ミコトがシナ&ルビィに対して使った技その2。
元ネタは上と同じ。効果は、「風の力で真空の刃を無数に作り、敵全体にダメージ」。
どの地形で使えたかはちょっと覚えてない…。FFタクティクスでは「風水術」のひとつ。
風属性の攻撃で「ドンアクト、書物・レンガ・橋・調度品・棺・コケ・木」などの効果がある。
「かまいたち」というのは、なにかの弾みで空中にできる真空のこと。それにふれると、
鎌で切られたような怪我ができる。鋭利な傷口の割に、血はあまり出る事は無い。
昔の人たちはこの様子を見て、妖怪の仕業であると考え、鎌とイタチがくっついたような
姿の「かまいたち」という妖怪を考えたらしい。その名前を取って、この自然現象に
「かまいたち」という名前がつけられた。


 

「蔦地獄(つたじごく)」/FF5

ミコトがシナ&ルビィに対して使った技その3。
これも元ネタはFF5のアビリティ「地形」で使える技のひとつ。効果は、「ツタを敵全体に
絡みつかせて、スロウ状態にする」。これも、森の地形で使う事ができる技。ということは、
「かまいたち」も森かな…。ミコトとシナ&ルビィが戦ってる地形もそれっぽいし…。
敵に対して、スロウなどはあまり効果的ではないので、こういう技はあまり役に立たない。
地形で発揮される効果の中では、ハズレに近いかも…。敵にダメージを与える技を出して
くれ頼む。ってカンジで、当方はあまり「地形」のアビリティは使わなかった。


 

「アルマゲスト」/FF5、FFT

ミコトがシナ&ルビィに対して使った技その4。
元ネタは、FF5のラスボスが使う技。こちら全体が聖属性のダメージを受ける。ネタバレは
断っているので書きますが、通常は「ネオエクスデス」の「下」のヤツが使ってくる。ただし、
残り一体になると、「上」「前」「奥」のどの箇所が残ってようが関係無く使ってくる。
FFタクティクスでは、アルテマデーモンが使ってくる「闇魔術」のひとつで、「使用者の最大
HP−現HPのダメージ」を与える技。当然回避不能。厄介なのでアルテマデーモンがこの
技を使う前に倒したほうがいいと思われる。
「アレ許」では5の方の効果でしょう。聖属性の攻撃は、「闇の者」には効果的ですからね。
しかしこんな技を使うとは、ミコトさんもなかなかあなどれませんね。


 

「ナイフ」/FF1〜3、5

ディスク3、イリアの話に出てきた武器。結局使ってませんが…。
元ネタはFFシリーズに登場する最弱の武器。…なぜ、この項目を作ったかというと、
FF5で出てくる「ナイフ」がレアアイテムだからです。FF5の冒頭で、「レナ」が装備して
いる以外に、この武器は出てこないんです。世界のドコにも売ってません、この「ナイフ」。
だから、FF5でアイテムコンプリートをする為には、とって置かねばならないアイテム。


 

「猫の爪(ネコのツメ)」/FF1〜4

ディスク1でジタンがミコトの喉元に当てた武器。ちなみに短剣。
元ネタは、FF1〜4に登場する武器。1と2では「短剣」だったが、3・4では「爪」となり、
空手家や「ヤン(モンク)」の武器になった。1・2では短剣の中で最高の攻撃力を持っ
ていた。FF9でも「猫の爪」というサラマンダー専用の武器があるが、これは3・4の流
れを汲む武器。「アレ許」では、1・2の「短剣」の流れをくむ武器として登場している。
ふたつはまったく別物なので注意。
多分ジタンは、クリスタルの記憶から「猫の爪(短剣)」を創り出したのだろう。


 

「ティンカーベル」/FF5

ミコトが持っている武器。
元ネタはFF5の風水士が装備できる「ベル」。この武器は"超"レアアイテムで、終盤に
戦う『ツインタニア』が極たまに落とすことでしか手に入らない。しかも、『ギガフレアを
放つためにパワーアップ』状態だと、絶対に落とさないので、通常形態の時に倒さなけ
ればならない。このアイテムが手に入った時(特に低レベル攻略などで)は感動してくだ
さい。それほど"レア"です。攻略本にも、モノによっては載ってません。当方も、ネットで
始めてその存在を知りました…。ヒマがあったら「ティンカーベル」入手に挑戦したい…。
ちなみに、アイテム変化技で作る事もできます。ただ、それほど感動しないと思いますが…。


「塵地螺鈿飾剣(ちりじらでんかざりつるぎ)」/FFT

ディスク4で、ラグナロクが折られた事により、エーコが新たに取り出した武器。
元ネタは、FFタクティクスの武器。刀系で最高の攻撃力を持つ"レア"アイテム。
「ちりじらでんかざりつるぎ」と読む。恥ずかしながら当方は最初読めませんでした…。
侍のアビリティ「引き出す」で使うと炎で攻撃する。ただし無属性攻撃である。
"螺鈿"とは、「貝殻の光る部分をうすく切って、器物の表面にはめこんだ飾り」のこと。
(「講談社国語辞典」より抜粋)
それにしても、FFタクティクスって漢字が頻出しますね。


「ゴーレム」/FF5、6

シナ&ルビィとの戦いで、ミコトが召喚した幻の召喚獣。
元ネタはFF5、6に登場する召喚獣。「アースウォール」という技で、敵の物理攻撃をある
一定のダメージ量まで防いでくれる。入手方法が特殊な召喚獣の中でも、彼はさらに特
殊な方法で入手する。FF5では彼がモンスターに襲われている所を助けたお礼に、FF6
では競売で「ゴーレム」の魔石を競り落として、入手する。5では、中ボスの激しい攻撃を
凌ぐために良く使われた。しかし6では、バニシュの魔法が登場した事により、影を潜め
てしまったが、それでも低レベル攻略のためには必要な召喚獣である。
7以降、ハードがPSに移った事で、RAMにデータを常駐させておくことが出来ないという
理由から、姿を消す事になってしまった悲運の召喚獣。


 

「アポカリプス」/FF7、8

形勢不利になったエーコがガーネットに対し放った魔法。
元ネタはFF8に出てくる、最後の魔法。ラスボスからのみ「ドロー」が可能な、誰にもその
存在すら知られていない魔法。精製する事もできず、ラストバトル中以外で所持する事も
不可能なので、当たり前だが「ジャンクション」も出来ない。この魔法を使うと、巨大な魔
法陣が描かれ、そこから光の矢を放つ。その威力は「アルテマ」の魔法を凌ぐ。
また、FF7では主人公クラウドの武器に「アポカリプス」という剣があった。この剣はマテリア
成長が通常の3倍なので、マテリアを成長させたい時は重宝した。"古の森"で入手できる。
"アポカリプス[Apocalypse]"とは、"黙示"・"啓示"と訳される。または"ヨハネの黙示録"
のこと。転じて、"この世の終わり"という意味も持つ。


 

「ケルベロス」/FF3、8

ボーゲン(>>111)が飼っている合成獣。
元ネタはFF3と8。FF3では闇の世界で、"闇の「風」のクリスタル"を守っている中ボス。
闇のクリスタルの守護者たちの中では、比較的楽に倒す事のできるモンスター。
FF8では、ガーディアンフォースの1体で、「ケルベロス」と戦い勝利すると入手できる。
技は「反撃の狼煙(のろし)」。味方を「ダブル」+「トリプル」状態にする。
「ケルベロス」自体の元ネタは、ギリシア神話などに登場する3つの頭と蛇の尾を魔獣。
地獄の門の守護者であることから、「地獄の番犬」とも呼ばれる。


 

「血塗られた聖天使」/FFT

エーコがベアトリクスを欲した理由に出てくる名前。
元ネタはFFタクティクスの敵キャラで、「聖天使アルテマ」のこと。
以下、FFタクティクスの解説サイト(URLは>>85に)より抜粋。

アルテマ(UHTIMA):聖天使
 聖天使■・聖大天使■。
融合したアジョラの死によって、沈没し、死都となっていたミュロンドへの入口に魂だけが
漂っていたらしい。統制者ハシュマリムの生命を最後の贄として 、前世での“肉体”であっ
たアジョラの生まれ変わりであるアルマに降臨した。 聖石『ヴァルゴ』によって現れた“究
極の力”を持つ“血塗られた聖天使”。更なる力を求め、異形の“聖大天使”に姿を変える
が、前世においてアルテマを倒した者の末裔であるラムザの前に再び倒れ、大爆発を起
こして消える。


「スコット」/FF2

ボーゲン(>>111)に脳みそを吸い取られて殺された学者。
元ネタはFF2のキャラクター。フィンの酒場の隠し部屋で、主人公達に「リング」という
アイテムと、あるメッセージを残し死んでしまう。カシュオーン(後述)の王子であり、
主人公達と共に戦ったゴードンの兄。悲運なのは「アレ許」でも変らない…。

「カシュオーン」/FF2

上述の「スコット」の家名らしい。
元ネタはFF2に出てくる、パラメキア帝国(>>60)に滅ぼされた王国。または城の名前。
ゴードンやスコットの故郷。その昔一人の男が、空から降ってきた星から炎(「太陽の炎」)
をとり、祭壇にまつった。そこに集落ができ、国となっていった。ミスリル製の武器防具など
を製造する高い技術も持っていたが、そのせいで帝国に狙われた。カシュオーン城の内部
は迷宮になっており、出身者であるゴードンにもわからないらしい。(おいおい…)


 

 

「次元の狭間」/FF5

ベアトリクスとフライヤが連れこまれた暗黒の空間。
元ネタはFF5の、第一世界と第二世界の狭間にある、「無」(>>61参照)が封じ込めら
れている空間。「無」をなくす事が不可能だったために、古代の人々はクリスタルをふた
つに分割する事で世界をふたつに分け、ふたつになった世界の間に出来た空間に「無」
を封じこめたのである。その空間のことを「次元の狭間」という。そこは時の流れからも
隔離され、時間が停止している。FF5のラストダンジョンで、今までの世界とはまるで異
なる不思議な空間。「無」の力を手に入れたエクスデスの新たな部下たちや、異次元世
界の魔物、また、「神竜」や「オメガ」などが存在している。


ベアトリクスとフライヤが連れこまれた暗黒の空間。
FF5のラストダンジョンの名称。強力凶悪なモンスター達の巣窟。ラスボスのエクスデスは
この空間を自在に操る事が可能。最初は砂浜のような場所から始まり、工場→森→洞窟
→城などといった様々に入り組んだ空間を経て、ラスボスの待つ最下層へと至る。
最下層はFF9のラスダン、クリスタルワールドに、よく似通った空間。ラスボス、エクスデスの
配下であるカタストロフィーやカロフィステリといった中ボス、オメガや神竜といった強力な
裏ボス達がプレイヤーを待ちうけている。あのギルガメッシュの氏に場所としても有名。
 

「ジェイド」/FF2

ベアトリクスとフライヤが連れこまれた「次元の狭間」の名称。
元ネタはFF2。地獄から復活した"皇帝"(ラスボス)の居城『パンデモニウム』に繋がる
道。カシュオーンのむかし話に出てくる幻の湖で、地獄に通じていると伝えられている。
パンデモニウムが世界に出現したのと同時に現われた。内部には異様なモンスターた
ちが徘徊しているが、強力な武器なども隠されている。FF2のラストダンジョンであり、
[ジェイド→パンデモニウム]と続くその長さは、FF3のラスダン"クリスタルタワー"にも
劣らないほど長い。オマケに強力なモンスターがウジャウジャ出てくるので、パーティの
成長が未熟だと、何度も全滅の憂き目に遭う。

ベアトリクスとフライヤが連れこまれた「次元の狭間」の名称。
FF2のラスダン、パンデモニウムへと続く道。キングヘビーモスの守るブラッドソード、
滝の裏側にある最強魔法屋の存在はあまりにも有名。FF9の最強合成屋も、この
滝の裏にある魔法屋の影響を、少なからずも受けているのではないかと予想される。
ラスダンほど凶悪に難しくはないダンジョンだが、モルボルグレートや、スフィンクマイラ
等といった、いやなモンスター達がプレイヤーを苦しめてくれる。
このダンジョンの別名は「地獄へと続く道」。
 

「ミコト」/FF9

ジタンの片腕的存在のジェノム。
テラの民が復活する際、その魂が宿る為の、新たなる器として作られた「ジェノム」の1人。
クジャ→ジタンといった優秀なジェノムに続く第3の存在としてガーランドに生み出される。
クジャの様にナルシストでもなく、ジタンの様に人間的でもない、自らの使命以外には
興味を示す事の無い、極めて機械的で冷静沈着な性格設定。しかしその当初の性格も
ジタンや黒魔道士達の存在によって、徐々に変化が訪れてゆく。
どうみてもエヴァの綾波レイの影響がモロに表されているキャラクター。
基本設定イラストがこれといって無い為、同人野郎の想像力をかえってかき立てる結果と
なったのか人気は上がりつつある気配。只今クロマ書きさんの作品のヒロイン?として活躍中。


「エスタ」/FF8

ディスク4で語られた、ゼムスの故郷である星の名前。
元ネタはFF8に出てくる国のひとつ。FF8の世界で最も技術力が発達した国。それが元で
軍事国家に傾倒したこともあった。現在は共和制に移行し、大統領とその補佐役が公務を
行っている。また、この国の情報が不明瞭だったことについては、科学技術の漏洩を防ぐ
ためといわれていたが、内情は大統領の多忙さと、公開に到るまでのプロセスの煩雑さに
あったらしい…。市街の景観は、透明度の高い曲線パーツを多用した作りの高層建築物
が整然と並び、さながら未来都市をほうふつさせる。

「トラビア」/FF8

ディスク2でルビィの出身地として新聞に掲載されていた。
元ネタはFF8に出てくる国の名前。主人公組の一人、セルフィの出身地。北方の大陸に
位置し、周りを山々に囲まれているので、国外からの来訪者は少ない。小国ながら、ガー
デンを有しており、戦争に備えている。よって、大半の国民はガーデンの生徒とその関係
者で占められている。「アレ許」においては、ルビィ特有の"なまり"から「トラビア弁」(後述)
と結びつけて、ルビィの出身地に「トラビア」という地名を引用してきたと思われる。

「トラビア弁」/FF8

ルビィ特有の"なまり"。
元ネタはもちろんFF8で、トラビアの人たち特有のなまり。その独特のしゃべり方は関西
弁を彷彿とさせる。というか、もろ関西弁。主人公組の一人セルフィが、頭の中で物事を
考える時はいつもこれ。その中身は、口に出した言葉よりも数段過激だとか…。
関西弁をしゃべるキャラはマンガやゲームなどにおいて、独特の存在感があるキャラな
ことが多い。FF7のケット・シー、もといリーブもこの"なまり"ですし。
FF9ではこのルビィ特有の"なまり"に特に名前が付けられていなかった為、「アレ許」で
使用する際に、FF8から引用してきたものと思われる。

「リノア」/FF8

ルビィをガーネットの元に連行するために現われた謎の少女。
元ネタはいうまでもなくFF8の最強無敵のヒロイン。いや最低最悪のヒロインか…。
とにかく、その悪評ぶりは凄まじく、ここ2chではメチャメチャに叩かれたようだ。挙句の
果てには、2ch独自のリノア像まで出来あがり、それをネタにしてまた叩く、ということも
日常茶飯事だった。最近はDQ7の話題が全盛なのでナリを潜めているが、いつまた爆
発する事やら…。ってなんか、2chにおけるリノアのことを書いてしまった…。
FF8が駄作だったといわれる理由のひとつ。当方、8はまだプレイしてないのですが、
ここでの評判を見てると、怖くてプレイできないんですが…。ホントのトコどうなんですか?

「アルマシー」/FF8

ハインをエスト・ガザの中へ連れてきた男の名前。
元ネタはFF8のキャラクター、「サイファー」のセカンドネーム(「サイファー・アルマシー」)。
バラムガーデン所属のSeeD候補生で、ガーデン内でも1、2を争う能力の持ち主。しかし、
好戦的な正確のため万年候補生に甘んじている。つねに自分が中心にいないと気がすま
ないタイプで、同じガンブレード使いで実力伯仲のスコールに対し、強烈なライバル意識を
いだく。なぜか、風紀委員長を務めていたりする。昔見た映画の影響から、魔女の騎士に
憧れている。ゲーム中、彼とは行く先々で戦う事になる。

「ベイガン」/FF4

エスト・ガザの長老(?)。対面してアルマシーが狼狽していた男。
元ネタはFF4。バロン国の近衛兵団団長。ゴルベーザに忠誠を誓い、魔物となって主人公
達の前に立ちはだかった。トカゲと人が融合したような姿となり、右腕と左腕が別々に攻撃
してくる。腕だけ残して倒すと自爆するので注意。バロン国の王が暗殺されたのは、こいつ
のとりなしがあったためと推測される。


「漢字でしゃべるジェノム」/FF8

ディスク4において、酒に酔ったギルガメッシュにからまれたジェノム。
元ネタはFF8のキャラクター「風神」であろう。以下、「FF8アルティマニア」からの抜粋。

"風神[Fuujin]"
風紀委員としてサイファーの片腕を務める謎の銀髪美女。いつも雷神と一緒に
行動しており、年下ながらも気の強さで相棒を完全に尻に敷いている。スコール
以上に無口で、たまに口を開いても、ムダをとことん省いた漢字のみで会話を
成立(?)させる。その個性的スタイルゆえに、冷たいという印象を持たれがち
だが、サイファーへの献身的な想いなど、うちに秘めた魂は炎のごとく熱い。

「黒騎士」/FF2、3

ボーゲンの家にやってきた、黒ずくめの甲冑に身を包んだ謎の男。
元ネタはFF2&3の敵キャラで、悪に忠誠を誓った騎士。特にFF2では、オープニング
でこいつらに瞬殺されるという、衝撃的な幕開けをするので深く記憶に残っている人も
多いハズ。冒険の終盤にはザコとして登場するが、パーティが強くなっているので、ボコ
ボコにして借りを返すことができる。いや、返すべきだ!殺って殺って殺りまくろう。

「ダークナイト」/FF2、FFT

ボーゲンが家にやって来た黒ずくめの男に対し、"ダークナイト"様と呼んだ。
元ネタはFF2に出てくる、大戦艦建造の指揮を執っていた人物。皇帝の死後、その座
を取って代わる。その正体は生き別れになっていたレオンハルト。マリアの兄であり、
主人公達の長兄的存在。彼は今までの生活には耐えられず、地位と力を求め、帝国
の配下となる事を選んだと思われる。そしてエンディングで、彼は主人公達の元を後に
する…。しかし、オープニングで生き別れになった後に、彼がいかにしてダークナイトの
地位まで上り詰める事が出来たのかは、FF2における謎のひとつ。
また、FFタクティクスでは、ガフガリオンのジョブがダークナイト(暗黒騎士)であった。


「オルトロス」/FF6

ベネロ・ゼネロを捕らえた謎の二人組のうちのひとり。
元ネタはFF6に出てくる敵キャラ(中ボス)でタコの化け物。パーティの行く先々で邪魔を
するので、こいつとは何回も戦うハメになり、非情にうっとおしい。だが、特徴的な喋り方
や意味不明な行動で、笑わせてくれる。5のギルガメッシュを彷彿とさせるキャラクター。
オペラ座で暴れたために、崩壊後の世界では借金に追われ、闘技場で働くハメに(笑)。
テュポーンを大先生、ジークフリードを兄貴と呼んでいる、FF6のお笑い担当。

「テュポーン」/FF6、7

ベネロ・ゼネロを捕らえた謎の二人組のうちのひとり。
元ネタはFF6に登場する敵キャラクターで、炎のような外見を持つ。魔大陸に上陸する
際に戦うハメになるオルトロスに呼び出され、パーティの前に立ちはだかる。一定以上
のダメージをうけると「はないき」を使いパーティを吹き飛ばし、戦闘を強制終了させる。
その後は、闘技場でヘボいアイテムを賭けると戦うことが出来るが、「はないき」一発で
戦闘が強制終了するので、倒すのは至難の技。
FF7では、召喚獣として登場しており、「天地崩壊」という技を使う。"古の森"という所で
「テュポーン」の"召喚マテリア"を拾うことが出来る。
テュポーン[Typhon]とは、ギリシア神話に登場するもっとも強く恐ろしい神。こいつが
現われると、ゼウスとアテナを除いた他の神々はエジプトまで逃げてしまったという。
また、タイフーン[Typhoon](台風)の語源でもある。


「アルテマウェポン」/FF6〜8、9

大戦艦のそばに出現した生体兵器で星を守るもの。
元ネタはFF6〜8に登場する同名のモンスター。6では遥かな太古に誕生した破壊の
ための魔獣で、魔大陸の守護者。8では幻の存在といわれ、"GF:エデン"をドローで
きる。7では『星の危機に現われて、すべてを無にする』と伝えられている伝説の存在
のうちの1体。登場するどの作品でも幻の存在といわれており、また非常に強力な力を
持っているが、倒せばそれなりのみかえりがあるのも共通している。ちなみに、アルテ
マウェポンを越える力を持つウェポンが存在していることも共通している。(6のアルテ
マバスター、7(IN)のダイヤウェポンやエメラルドウェポン、8のオメガウェポン)
また6・7・9では、武器(剣)の名前としても登場していて、その名の通り最強の武器。
「アレ許」のアルテマウェポンは、ジタンの言葉から、7の設定に準じていると思われる。
"アルテマウェポン[Ultima-Weapon]"とは、まさしく"究極兵器"。

「ソニックブーム」/FF5

シナ&ルビィに追い詰められたミコトが苦し紛れに放った技。
元ネタはFF5。風水士のアビリティ「地形」で放つ技のひとつ。"音速を超える風で敵
一体を攻撃し、グラビガと同様の効果を生み出す"技。これは確か、洞窟とか建物の
中で出せる技のひとつだったと思う。
"ソニックブーム[Sonic-Boom]"とは、"飛行機などが超音速で飛ぶ時に、起きる
衝撃波。またはその衝撃波が起す爆発音"のこと。超有名格闘ゲーム"スト"シリーズ
のキャラクター「ガイル少佐」が使う技として、よく知られている。

「斬鉄剣返し」/FF8

ルビィを連行中のリノアが、目の前に現われた"オーディン"を返り討ちにした技。
元ネタはFF8のサイファーが持つ技で、"乱入型GF:オーディン"の「斬鉄剣」を返す技。
"GF:オーディン"を入手していると、サイファーとの戦いで必ず起きるイベント。
戦闘開始時に"GF:オーディン"が必ず出現し、サイファーに「斬鉄剣」を放つ。しかし、
この「斬鉄剣返し」で返され"オーディン"は散ってしまう。そして、ある一定ダメージを与
えるか、時間が経過すると、今度は"ギルガメッシュ"が出現しサイファーを倒す。これ
以降、"ギルガメッシュ"が"オーディン"に代わる乱入型GFとなるのである。
「アレ許」では、倒されたオーディンの代わりに"ジークフリード"が乱入した話の、元ネタ
のイベントでもあるワケですね。

「ガーディアン・フォース(G.F.)」/FF8

ゼムスの口から語られたGトランスの正体「ガーディアン・レインフォース・プロジェクト」。
名称の元ネタはおそらく、FF8が誇る召喚獣システムの進化版である新システム、「ガー
ディアン・フォース」だと思われる。以下、「FF8アルティマニア」より要所を改変して抜粋。

"G.F.[GUARDIAN FORCE]"
それぞれが持つ特性に応じて、様々な姿で現われる、自律エネルギー体。特定の
場所、もしくは物や生体に宿っている。また、恒常的なジャンクションが可能かどう
かによっても分類される。生体と同様に意識を有するが、大半は確固とした身体を
持たず、限られた時間内しか実体化できない。
G.F.を装備する事により、魔法のジャンクションが可能になり、身体能力も大幅
に向上する。しかし、G.F.が装備者の意識内に常駐場所を形成するため、副作
用として、ある程度の記憶の欠落が起こる。そのため、これの使用に対する批判
の声が多く、G.F.の使用を認めているのは、バラムガーデンのみである。


「ジャンクション」/FF8

ディスク2でエーコに献上された財宝のひとつ「"ジャンクション"エルオーネ」。
元ネタはおそらく、FF8のオダイン博士が開発したジャンクション・マシーンだと思われる。
以下「FF8アルティマニア」から、「ジャンクション」の項の要所を一部改変のうえ、抜粋。

"ジャンクション[JUNCTION]"
ある生体に、別の意識や魔法を接合させること。人間の意識を別の人間に
送り込むという生体同士のジャンクションは、特別な力を持った者の介在な
しには出来ない。しかし、オダイン博士が開発したジャンクション・マシーンを
使用すれば、それと同等の効果が得られるとされる。ジャンクションされた
者は、何かが頭に入りこんだようなザワザワとした感覚に襲われる。ただし、
入りこんできた意識が何を言っているのかを聞き取るのは難しいという。
それに対し、ジャンクションする側は、身体が昏睡状態に陥るものの、意識
はハッキリしており、誰の意識に入り込んでいるかはもちろん、受け手が置
かれている状況も把握できる。

「エルオーネ」/FF8

ディスク2でエーコに献上された財宝のひとつ「ジャンクション"エルオーネ"」。
元ネタはFF8に登場する、不思議な力を持つ少女の名前。ウィンヒルという村で、義母の
レインに育てられている少女。ラグナには本当の父親のようになついている。怒らせると、
少々過激ないたずらで報復することも。
イデアの言葉によれば、彼女の持つ能力が元で狙われており、彼女の力を使って、とん
でもない事態を引き起こそうとしている者がいるらしい…。
「アレ許」では、彼女の持つ能力と結びつけて、この機械の名前に引用されているので
しょうか?誰かフォロー願います。