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種族


FATE世界には『人の種族』と呼ばれる人間と亜人間たちがいる。
亜人間には龍人と獣人、時渡り、鬼人の4つの種族があり、それらは『黄金時代』に、法則の力を操るため人間により造り出された人造の種族である。

『魔現戦争』により『黄金時代』の文明は失われ、亜人間を造り出す技術も失われた。
亜人間たちは1000年の長い歴史の末、その血は薄れていった。
今では純血の亜人間の数は少なく、多くの亜人間達は人間と交わり人間に近い外見になっている。
亜人間は劣勢遺伝であり、人間は優勢遺伝である。

基本的に特殊な宿命がないとなれない種族に吸血鬼と『性魔の子』と呼ばれる種族がある。
吸血鬼は月魔レオグライスの力により不老不死となった人の種族である。
そのため吸血鬼と他の種族の二つを選択することができる。
吸血鬼は人の血を摂取しないと生きていくことができない。
『性魔の子』と呼ばれる種族は、月魔レイガンと人の間にできた、月魔と人のハーフである。
性魔の子と他の種族の二つを選択することができる。


人間      龍人      獣人  星屑  鬼人(ハーフ)  

--  純血種    --
  火龍種      地龍種      空龍種      水龍種      影龍種

 牙の種族     爪の種族       瞳の種族     角の種族       翼の種族  
時渡りの種族   鬼人(純血種)   

-- その他の種族 --
吸血鬼       性魔の子

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人間 命運消費0点
アデヤとイェルファリアの間に生まれた呪われし種族。
肉体的能力は低いが、その知恵と魔術を応用した魔導科学により一時は世界中に繁栄した。
15歳程で成人とみなされ、寿命は50〜70年程である。
 

龍人 命運消費8点
黄金時代に人間が龍王の力を扱うために造り出した種族。
今では龍の血は薄れ、人間に近い外見と能力になっている。
180cm程の長身で、怪力と頑強な体の持ち主である。
長い耳と10cm程の角、鋭い鈎爪をもっている。
角の数や形には個体差があり、普通は2本の木のような角をもっている。

多くの龍人は独自の文化をもった都市を築いており、人間とも盛んに交流している。
一部の龍人は分明から遠ざかり、自然をその住処とし、自然との共存生活を営んでいる。

龍人の寿命は100年ほどで、12歳までは人間の3/2の早さで成長し、12歳で成人となる。
成人したあとは人間の2/3の早さで成長する。

筋力、耐久+3。
筋力、耐久の最大値+3。
鋭い爪により、素手のダメージボーナス+2。
 

獣人 命運消費7点
黄金時代に人間が獣王の力を扱うために造り出した種族。
今では獣の血は薄れ、人間に近い外見と能力になっている。
尻尾や耳などの動物的特徴を残しているほかは、人間と外見はさほど変わらない。
動物的な素早さと鋭い五感をもている。
ほぼあらゆる種類の獣人がおり、GMが認める限りどんな種類の獣人でもかまわない。
獣人は人間と同じように15歳で成人となり、寿命は50〜70年。

多くの獣人は森の中に住み、人間の文明とは隔離された生活を営んでいるが、一部の獣人は人間と共に生活している。
獣人達の大きな部族は、過去の遺跡や封印された神々を森の中に隠し、監視している。

獣人は、父親や祖父などから受け継ぐ名前と親類によってつけられる意味をもった名前(『黄色い風』、『眩い羽』など)がある。これは霊名(たまな)と呼ばれ、普通肉体的特徴や身体の一部、自然的現象などからつけられる。
霊名の名詞部分は所属している部族をあらわす言葉であることが多い(『烈風』の部族なら『烈風』)。
獣人同士では通常霊名を使用する。
霊名は何か大きな事業を果たしたときなどに変わるときがある。
何か重罪を犯したりした場合は、霊名は取り上げられ、部族から追放される。
霊名をもたない獣人は、あらゆる獣人社会から追放されてしまう。

敏捷+2。感応+4。
敏捷の最大値+3。感応の最大値+5。
鋭い爪により素手のダメージボーナス+1。
生存/種別スキル1LV。

選択特典:

●暗視能力 命運消費1点
わずかな光があれば暗闇の中、不自由なく見える。

●翼 命運消費3点
翼があり、自由に空を飛ぶことができる。移動速度3倍。

●霊名なし 命運+1点
なんらかの理由で霊名がなく、獣人から忌み嫌われる。 


星屑 命運消費5点
黄金時代に星流界の力を操るために造り出された時渡りの種族の末裔。
外見はほぼ人間と大差はないが、人間ではない。
尖った耳と尖った目をもっており、とても華奢な身体をしている。
星屑は老化がとても遅く、人間の5分の1の早さで成長する。
そのため40〜50歳くらいで成人とみなされ、寿命は長く300歳ほど。

星屑の民は多くの場合、山岳や高地など、高度の高いところを好み、高山の奥深くなどで街を作り暮らしている。星屑の民は人間や他の種族とかかわりになることは少ない。
ルカ地方は例外であり、星屑の種族の支配するイパナ・アスタ帝国がある。

筋力−2。知力+2。魔力+3。耐久−2。意志+2。
筋力の最大値−2。知力の最大値+2。魔力の最大値+3。耐久の最大値−2。意志の最大値+2。

●非実体にも影響
星屑は、幽体や術などの非実体にも影響をおよぼすことができる。
星屑が手に持っているものもまた、非実体にも影響をおよぼす。
しかし、弓や投擲武器など、一度その身体を離れてしまうと非実体には影響しなくなる。
非実体にも影響することで、幽体などによる攻撃に対し受けや止めを行える。
また、技の射撃受けを使用することにより術や魔銃による攻撃を受けることも可能になる。

鬼人 命運消費15点
黄金時代に人間が月の力を扱うために造り出した忌わしき種族の末裔。
純血種と区別し、『角持ち』、あるいは(ゲーム上では)鬼人ハーフと呼ばれることもある。

額に角があり、鋭い鈎爪をもっている。髪と肌は雪のように白く、瞳の色は銀色。
身長は180cm以上であり、引き締まった筋肉は鎧のように堅い。
その他は、外見は人間と大差ない。
鬼人の心の奥には月の冷たい狂気と破壊の欲望が眠っている。

鬼人は絶滅したと言われているが、月海の氷が溶けるまでは月海で棲息していた。月海の氷が溶けた後は、世界各地に散らばった。
鬼人は集団でいることを嫌い、単独で行動することが多い。
子孫を残すことはほぼないが、その血を絶やさないためなら子孫をつくることもあるだろう。

鬼人は約15年で成人となり、寿命は最低200歳。

筋力+3。敏捷+2。魔力+3。感応+2。耐久+3。
筋力の最大値+3。敏捷の最大値+2。魔力の最大値+3。感応の最大値+2。耐久の最大値+3。
鋭い爪により、素手の武器威力+1。
角があり、頭突きを行った時、素手の武器威力+1、命中力−5%。


■純血種 

太古血を色濃く残した種族である。

純血種は今では少なく、純血種は龍人や獣人、星屑、鬼人社会で尊敬され、高い地位にいることが多い。

純血種は龍人純血種、獣人純血種、時渡りの種族、鬼人の4つにわかれ、龍人純血種と獣人純血種はさらにそれぞれ5つの亜種族にわかれる。

龍人純血種には火龍種、土龍種、空龍種、水龍種、影龍種がある。
龍人純血種はとても寿命が長く、12歳程で成人となり300年ほど生きることができる。

獣人純血種には牙の種族、爪の種族、瞳の種族、角の種族、翼の種族がある。
これらの種族は始祖の木から生まれた5つの獣王の血をひいている。
以下に紹介されている以外にもおおくの種類の獣人純血種がいるが、全て基本的にこの5つの種族にあてはまる。
しかし、海に住む獣人(サメやラッコなど)はPCとしては使えない。


   火龍種      地龍種      空龍種      水龍種      影龍種
 牙の種族     爪の種族       瞳の種族     角の種族       翼の種族  
時渡りの種族   鬼人(純血種)  

火龍種 命運消費16点

火龍王ラファーヴァの血をひく龍人純血種。
炎のように赤い鱗をもち、2m程の巨体である。
龍人のなかでももっとも力があり、もっとも戦いに長けている種族である。
山頂や火山地帯を好む。

筋力+6。魔力+2。耐久+4。
筋力の最大値+6。 魔力の最大値+2。耐久の最大値+4。
鱗により装甲値+1。
鋭い爪により、素手のダメージボーナス+3。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。

●耐熱防御
炎や熱に対する耐久力がある。火熱系スペルや火や熱に対し術防御威力+2。
 

地龍種 命運消費16点
地龍王ダイフェスの血をひく龍人純血種。
黄土色や茶色、黄色、金色、また緑色の鱗をもち、2mを越す巨体の持ち主であり、がっしりとした体格をしている。
地中に眠る鉱脈の守護者であり、地中を好む。

筋力+4。敏捷−3。魔力+2。耐久+6。
筋力の最大値+4。敏捷の最大値−3。 魔力の最大値+2。耐久の最大値+6。
鱗により防御威力+1。
鋭い爪により、素手のダメージボーナス+2。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。

●地中移動
MPを1点消費することにより10分間地中を1/2の移動力で自由に移動できる。
移動できるのは土のみで、岩や金属内を移動することはできない。
地中での呼吸は地上と同様に行える。また、魔力ボーナスmまでの土を半透明に見ることができる。

●赤外線視角
赤外線視覚があり、熱を見ることができる。暗闇の中でも不自由することはない。
 

空龍種 命運消費17点
風龍王エリマーシャの血をひく龍人純血種。
白や真珠のような明るい色の鱗をもち、身長は2m程だがやや細身である。
谷や崖を好む。

筋力、耐久+3。筋力、敏捷、魔力、感応+2。
筋力、耐久の最大値+3。敏捷、魔力、感応の最大値+2。
鱗により装甲値+1。
鋭い爪により、素手のダメージボーナス+2。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。

●雲車
MPを1点消費することにより、10分間直径150cm程の空飛ぶ雲を作ることができる。
この雲は、作成者の魔力×2を敏捷とした移動力の速さで作成者の意のままに空を飛ぶ。
雲は作成者の体重+作成者の魔力ロールkgまでの重さを支えることができる。
MPを2倍消費するごとに雲の大きさと支えられる重さを2倍できる。
 

水龍種 命運消費15点
水龍王ライフォマの血をひく龍人純血種。
主に海のように青い鱗をもっていて、ヒレなどがある。身長は2mに満たない程度。
水辺や水中を好む。

筋力、敏捷、耐久+3。魔力+2。
筋力、敏捷、耐久の最大値+3。 魔力の最大値+2
鱗により装甲値+1。
鋭い爪により、素手のダメージボーナス+2。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。

●水中行動
地上と同じように水中で行動できる。水中での移動力は地上の2倍。
また、水中での呼吸も可能で、水圧に対しては水深200mまで抵抗力がある。
MPを1点消費することにより、触れている相手に触れている限り同じ能力を与えられる。
 

影龍種 命運消費20点
影龍王シャタヤーカの血をひく龍人純血種。
黒い鱗をもった邪龍人(月の邪神となった影龍の龍人)である。身長は2m強。
暗くじめじめしたところを好む。
とても陰険な性格をしているものが多く、卑怯な手段を使うことをいとわず、自分の暗い欲望を満たすためならどんな手段でももちいる。
この種族を選択するには特殊な宿命かGMの許可が必要。

筋力、耐久+5。敏捷、魔力+2。
筋力、耐久の最大値+5。敏捷、魔力の最大値+2。
鱗により装甲値+1。
鈎爪により、素手のダメージボーナス+3。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。

●影入り
MPを5点消費することにより、10分間自由に影化できる。
影になると重さも肉体もなくなり、重力の法則に捕われることもなくなる。
しかし、精神はあるので精神に影響する術などは効果がある。
精神に影響する術以外のスペルは影には効果がない。
光系スペルは例外であり、影にダメージを与えることができ、術威力+2。
『光』や『閃光』など、ダメージ魔法でないものも、術威力2の術として扱う。
『聖光』のスペルも有効である。

影は音をもたないので、影になった状態で術を使うには-20%。

非実体にも影響する武器での攻撃を除き、影を直接攻撃してもダメージは与えられない。
影化したものにダメージを与えるには、影で影を攻撃しなくてはならず、命中力-10%。 

もし、影がより大きな影の中に入ったなら、影は完全に見えなくなる。
影の場所を知覚するには感応ロール2LVに成功しなくてはいけない。
 
 

牙の種族 命運消費14点
牙の獣王アンリウスの血をひく獣人純血種。
獅子、虎、熊などの大きく力強い獣人などが牙の種族に属する。

筋力、敏捷+3。感応+5。耐久+2。
筋力、敏捷の最大値+3。感応の最大値+5。 耐久の最大値+2。
鋭い爪により、素手のダメージボーナス+2。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。
生存/種別スキル1LV。

選択特典:

●暗視能力 命運消費1点
わずかな光さえあれば、どんな暗闇でも不自由なく見える。

●頑強な肉体 命運消費1点
とても厚い皮膚と体毛があり、装甲値+1点。
 

爪の種族 命運消費13点
爪の獣王フォリッドの血をひく獣人純血種。
狼、犬、豹などの素早き狩人的獣人たちが爪の種族に属する。

筋力+2。敏捷+4。感応+6。
筋力の最大値+2。敏捷の最大値+4。感応の最大値+6。
鋭い爪により、素手のダメージボーナス+2。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。
生存/種別スキル1LV。

選択特典:

●暗視能力 命運消費1点
わずかな光さえあれば、どんな暗闇でも不自由なく見える。

●跳躍能力 命運消費1点
MP消費3点で通常の4倍の距離を跳躍できる。
また、その高さから落下しても敏捷ロールに成功すればダメージを受けない。

●高速走行能力 命運消費1点
MP消費3点で、1Rの間、移動力2倍。これには修正なし移動なども含まれる。

●超嗅覚 命運消費2点
匂いを色のように感じることができる。
嗅覚判定に成功すると、匂いだけで食物の中に不純物が入っているかどうかなどや匂いを発している者の数、匂いの古さなどがわかる。
匂いを一度嗅ぐだけで覚えることができ、追跡などのロール+40%。
また、匂いを隠さないかぎり(風下に行くなど)、超嗅覚をもったものから隠れることや、不意をうつことはできない。
超嗅覚をもったものは、強烈な異臭(香水など)を至近距離でかけられると肉体抵抗ロールに成功しないと一時的な朦朧状態に陥り、あらゆるロール−20%。毎分肉体抵抗ロールを行い、成功すると朦朧状態から回復する。
アンモニアやスカンクの屁などの強烈な匂いの場合、肉体抵抗ロールに−20%〜80%の修正があり、抵抗に4LV差以上で失敗すると一時的な失明状態に陥る。毎分肉体抵抗2LVロールを行い、成功すると失明から回復するが、以後毎時間肉体抵抗ロールを行い、成功するまで朦朧状態になる。
 

瞳の種族 命運消費10点
瞳の獣王ペキャーニーの血をひく獣人純血種。
猫、狐、狸、鼬(イタチ)、鼠などの賢き盗賊的獣人たちが瞳の種族に属する。

筋力、耐久−2。敏捷+5。魔力+3。感応+6。
筋力、耐久の最大値−2。敏捷の最大値+5。 魔力の最大値+3。感応の最大値+6。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。
生存/種別スキル1LV。

選択特典:

●爪 命運消費1点
鋭い爪があり素手の武器威力+1。

●暗視能力 命運消費1点
わずかな光さえあれば、どんな暗闇でも不自由なく見える。

●跳躍能力 命運消費1点
MP消費3点で通常の4倍の距離を跳躍できる。
また、その高さから落下しても敏捷ロールに成功すればダメージを受けない。

●変身能力 命運消費3点
1R集中し、MPを2点消費し、魔力ロールに成功すると自由に変身できる。
これは幻覚の魔法のようなものであり、見破るには幻として疑わなくてはいけない。
詳しくは幻覚系スペル 参照。
大きさが2倍か1/2ごとに、魔力ロール−20%、MP5点消費。
 

角の種族 命運消費13点
角の獣王ドゥーラドゥーラの血をひく獣人純血種。
牛、猪、馬などの生命力旺盛な獣人たちが角の種族に属する。

筋力+3。敏捷、感応+2。耐久+5。
筋力の最大値+3。敏捷、感応の最大値+2。耐久の最大値+5。
蹄などにより素手のダメージボーナス+1。
角がある場合は頭突きを行った時、素手の武器威力+1、命中力−5%。
生存/種別スキル1LV。

選択特典:

●暗視能力 命運消費1点
わずかな光さえあれば、どんな暗闇でも不自由なく見える。

●頑強な肉体 命運消費1点
とても厚い皮膚と体毛があり、装甲値+1点。

●突撃能力 命運消費1点
技の突撃を最大8LVで修得でき、攻撃威力は+2ではなく+4。 
最初から、技の突撃を2LVで覚えている。

●高速走行能力 命運消費1点
MP消費3点で、1Rの間、移動力2倍。これには修正なし移動なども含まれる。
 

翼の種族 命運消費12点
翼の獣王フィーソットの血をひく獣人純血種。
鷲、烏、梟などの有翼の獣人が翼の種族に属する。

敏捷+4。感応+7。耐久−3。
敏捷の最大値+4。感応の最大値+7。耐久の最大値−3。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。
生存/種別スキル1LV

●有翼
二本の手のほかに翼があり、自由に空を飛ぶことができる。
移動力は通常の2倍。これには修正なし移動なども含まれる。

●鳥目
鳥目であり、昼間(梟などなら夜間)の明るい時間帯(梟などなら暗い時間帯)はとても良く目が利き、視覚判定+40%。
数百m離れた場所でも望遠鏡のように見ることができる。
射撃の命中力+5%。
薄暗いところでは全く目が見えず、完全な暗闇にいるのと同じ修正をうける。

目が見えないと体を使ったあらゆる行動および目標の位置が正確に解らなくてはならない行動は、まず感応ロールを行い、感応ロールの成功LVx20%を−100%の修正に足す。
これが行動への修正となる。
回避行動は感応ロールに成功しないと試みることができない(成功LVは−1とみなす)。


選択特典:

●暗視能力 命運消費2点
わずかな光さえあれば、どんな暗闇でも不自由なく見える。昼間に目が見えなくなる種族なら、昼間でも目が見える。

●鈎爪 命運消費1点
鋭い鈎爪やくちばしがあり素手の武器威力+1。

●高速飛行能力 命運消費1点
MP消費3点で、1Rの間、空を飛んでいる時の移動力4倍(飛行による移動力2倍とあわせ地上の移動力の8倍)。
これには修正なし移動なども含まれる。


時渡りの種族  命運消費16点
時を渡ると言われている伝説的種族。
黄金時代に人間が、不死を探究する過程で、星流界の力を操るために造り出された。

時渡りの種族は人間の子供のような外見をしており、尖った耳や尖った目が特徴的である。
彼等は肉体的には華奢であるが、とても素早く、また強力な魔力を持っている。

彼等は成長が人間で言う「成人」に達する前に止まってしまい、外見的には15歳に満たない。
どの程度の年齢で成長が止まるかはランダムであり、10歳に満たずに成長が止まることもあれば、15歳くらいまで成長することもある。

外見的には子供であるが、彼等に寿命はなく、無限の時を生きることができる。

時渡りの種族と呼ばれているが、実際に時を越えられるわけではない。
時渡りの種族が時を越えると言うのは、彼等の寿命があまりに長く、子供の姿のままでいるため、彼等を見た人たちが時を渡ったと思い込んだため生まれた迷信である。
しかし、彼等は星術を扱えるため、中には実際に時をこえることができる者もいるであろう。

時渡りの種族は大抵星流界と地園界の狭間に隠れ里をつくり、そこで外界との関わりを持つことなく生活している。
この狭間の隠れ里は、狭間の世界に入らない限り見つけることができない。
時渡りの種族は狭間の隠れ里で暮らし、そこから出ることが滅多にないため、彼等と出会うことはほぼないだろう。
彼等は時の流れと関わりを持つことを極度に嫌い、時代に干渉することを禁忌としている。

時渡りの種族は、イメージ的には妖精である。

筋力−4。敏捷+4。知力+2。魔力+6。感応+3。耐久−4。意志+3。
筋力の最大値−4。敏捷の最大値+4。知力の最大値+2。魔力の最大値+6。感応の最大値+3。耐久の最大値−4。意志の最大値+3。
星運学1LV

●非実体にも影響
時渡りの種族は、幽体や術などの非実体にも影響をおよぼすことができる。
時渡りの種族が手に持っているものもまた、非実体にも影響をおよぼす。
しかし、弓や投擲武器など、一度時渡りの種族の身体を離れてしまうと非実体には影響しなくなる。
非実体にも影響することで、幽体などによる攻撃に対し受けや止めを行える。
また、技の射撃受けを使用することにより術や魔銃による攻撃を受けることも可能になる。

●幽体化
1R集中し、MPを3点消費することで幽体となることができる。
幽体化する時に身に着けていた物も一緒に幽体になる。

幽体は地園界のあらゆる物体を通過することができ、重力に縛られることもない。
移動力2倍で飛ぶことができる。
幽体になっても瞬間転移はできない。

術や非実体にも影響する武器によってのみダメージをうける。
非実体にも影響する武器によって攻撃をうけた場合、通常通り装甲値と防護力でダメージを減少する。

MPを3点消費することにより、目標に物理的攻撃を試みることができる。
幽体による攻撃は、よけと呪文受けか非実体にも影響する武器でのみ回避可能。
ダメージは術攻撃とみなし、装甲値、防護力無視、術防御力でのみ減少可能。

完全な透明になれるが、その状態では移動や会話などの行動しかできない。

幽体はMPが0以下になると消滅する可能性がある。
MPが0以下になったなら、HPと同様に生死判定を行い、失敗すると消滅する。
このとき生死判定には肉体抵抗ではなく精神抵抗を使用する。

鬼人純血種 命運消費26点
黄金時代に人間が月の力を扱うために造り出した忌わしき種族。
額には長い角があり、剣のように鋭い鈎爪をもっている。
髪は雪のように白く、瞳の色は銀色。
肌は硬化しており、まるで鎧でも着ているかのようである。
身長は180cm以上。
鬼人の心の奥には月の冷たい狂気と破壊の欲望が眠っている。
鬼人純血種の外見は人間とは全く違い、まさに鬼のようである。

鬼人は絶滅したと言われているが、月海の氷が溶けるまでは月海で棲息していた。月海の氷が溶けた後は、世界各地に散らばった。
鬼人は集団でいることを嫌い、単独で行動することが多い。
子孫を残すことはほぼないが、その血を絶やさないためなら子孫をつくることもあるだろう。

鬼人は約15年で成人となり、純血種の寿命は知られていない。伝説では1000年以上生きた鬼人純血種もいるという。

筋力+6。敏捷+4。魔力+5。感応+4。耐久+6。
筋力の最大値+6。敏捷の最大値+4。魔力の最大値+5。感応の最大値+4。耐久の最大値+6。
鋭い爪により、素手の武器威力+1、ダメージボーナス+1。
角があり、頭突きを行った時、素手の武器威力+2、命中力−10%。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。
硬化した皮膚により、防護威力+1。

●弱点
鬼人は太陽光を極度に嫌い、直接浴びると火傷を負ってしまう。
太陽光を1R直接浴びるごとに、肉体抵抗抵抗2LVを行い、失敗すると1D6点のダメージを受ける(減少不可)。
また、光系スペルなどの、月鬼に追加ダメージを与える攻撃の追加ダメージを受ける。

吸血鬼 命運消費46点
血の宿命と死者の宿命を持っている時のみ、この種族を選択できる。吸血鬼と他の種族の二つを選択することができる。
月魔レオグライスを祖とする吸血の死者。

筋力+12。耐久+8。敏捷、魔力、感応、意志+5。知力+2。
筋力の最大値+12。耐久の最大値+8。敏捷、魔力、感応、意志の最大値+5。知力の最大値+2。
鋭い爪により、素手の武器威力+2。
格闘技の噛み付きを行った時、武器威力+1ではなく武器威力+2。

●吸血能力
噛み付いた状態で噛み付いた相手の血を吸うことができる。
吸血を行うなら、噛み付きにより与えたダメージ分自分のHP回復。
さらに噛み付きにより目標のMPに1D6点のダメージを与え、そのダメージ分自分のMP回復。
吸血を行う目標は生きている生物でなくてはいけない(死体ではだめ)。
もしアンデットや死体に対して吸血を行った場合、吸血によりダメージをうけてしまう。
目標に与えたダメージ分回復する代わりに自分のHPにその分ダメージ。
さらに目標のMPにダメージをあたえることはできず、自分のMPに1D6ダメージ。

●飛行
飛行能力があり、移動力2倍。

●不老不死
毎RHP3点回復。心臓を破壊されない限り死ぬことはない。ダメージが自動死亡に達したなら、肉体の損傷が酷く、活動を停止する。死亡判定も寿命もない。
四肢、および目など肉体の一部が失われても1D10日間で完全に再生する。MPを15点消費すると一瞬で再生できる。四肢などが切れても、1D3日間固定しておけば自動的に接合する。MPを8点消費すれば一瞬で接合できる。

食物、水を必要としないが、1週間に人一人分の血が必要であり、欠かすと禁断症状を起こす。
血を摂取しなかったなら肉体抵抗ロールを行い、抵抗に失敗するとあまりの喉の乾きのためあらゆる行動−10%。
この修正は抵抗ロールに失敗する度に重複し、修正が耐久ロール以上になると干涸び、血を摂取するまで一切の行動を取れない。
血を摂取しない1日ごとに肉体抵抗を行わなくてはならず、血を摂取しない1日ごとに肉体抵抗の目標LV+1LV。

血を摂取していないと生き物を見る度強烈な衝動にかられ、精神抵抗ロールに失敗するとどのような状況でも血を吸ってしまう。
この時、目標の魅力LV×20%と血を摂取してないことによる行動修正がペナルティーとなる。 

●弱点
光系スペルなど、月鬼に追加ダメージを与える攻撃の追加ダメージを受ける。
また、心打ちの技はダメージを3倍にする。

太陽光を極度に嫌い、直接浴びると酷い火傷を負ってしまう。
太陽光を1R直接浴びるごとに、肉体抵抗4LVロールを行い、失敗すると2D6点のダメージを受ける(減少不可)。
また、太陽光の下では眩しすぎて何も見えなくなってしまう。

性魔の子 命運消費21点
 エルトルの性器より生まれた神にして、黒豹の女王テル・ポストルの夫、『性魔』レイガンが人に孕ませた子。
 月魔と人との間にできた忌わしき子である。
性魔の子と他の種族の二つを選択することができる。

筋力、敏捷、魔力、耐久各+5、それぞれ最大値+5。
その外見はとても美しく妖艶であり、魅力+1LV(魅力の上限+1LV)。