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日本国民はばかにされている、
自分の国と、他の国の双方から、、」




構造改革をせせら笑う、
戦前から
腐臭を放ち続ける天皇制利権体制


今日も、醜悪な黒色の右翼街宣車が靖国神社に列をなしている。


日本のあらゆる組織、あらゆる場所、あらゆる企業、あらゆる人間関係の隅々までスえた臭いのする澱んだ悪臭がこびりついている。構造の不透明も債権の不良も失われた人間性もこの
縦の楔から発している。天皇利権体制、神道利権体制という戦前から一貫する巧妙極まりない奴隷制度である。




7月2日イギリスを訪問した小泉純一郎首相はチャンネル4・ジョン・スノーのインタビューを受け「京都議定書」批准での「議長国としての不見識」と「アメリカの家来まがいの追随振り」を突かれた。その結果欧州市民からあからさまに嘲笑されてしまった。「アメリカも何とか協力した形で議定書の精神を生かした姿にしたい、、」などという意味不明の言動が「議定書は精神などではない、目標であり、計画です。」環境破壊を食い止める最低限の計画であった京都議定書は未来の子供たちに対する責務であるというスノーの反論に小泉首相は言葉を出すことが出来なかった。日本という国家
昔から国民資産を掠め取る体制に巣食う一握りの利権屋に支配された国なのだ、彼らはいまアメリカに追随することで国民を売り渡している。そのことを世界に晒してしまったのだ。天皇制という究極の利権制度を護持するために戦争史上もっとも破廉恥な神風特攻隊という「子供を平気で楯にして生き残った国」を世界は改めて思い出したのである。



時代の戦場で激痛の内にちるのはいつも国民である
2001-8-28夕刊


現在日本の若者が背負わされた借金は700兆円と言われている。これは若者や子供たちに、おまえたちの未来などどこにもないと言っているに等しい。この前の戦争により、日本では約300万名もの命が失われた。このうち相当数の死者は1944年から45年にかけてのものである。1945年に入ってからの日本の戦死者は、太平洋戦争の死者の半数を数え、沖縄戦の20万、東京大空襲の10万、広島、長崎の15万など、簡単に挙げただけで300万人の相当数を占めた。終戦時の御前会議においてさえ、降伏か継戦かの決議が3対3になっている。原爆投下やソビエト参戦の後、沖縄では毎日炎の中で国民が殺され、空襲では各地の都市に屍が積みあがっていたその時である。2001年の日本を身動きできないほどの腐敗構造で染め上げているのは国民の命や未来を屁とも思っていない戦前から続く天皇制右翼利権体制である。「神の国」を宣言した神の国「半脳」首相の使い走りをしていた男がその後を継いだのは自民党が変わったからではない。奴隷使いとしての忠誠を誓ったからにほかならない。彼がこれほどの非難を浴びてもカルト神社への参拝を強行しようとする理由である。日本の首都の知事が三国人発言を連発し民族間憎悪を煽りに煽って国民を防衛利権獲得の道具に使おうとしているのも戦前からの右翼の常道である。


国民を永久奴隷化している毎年5兆円もの日本軍事利権は小泉純一郎のいうインチキ「構造改革」からさえ完全に外されている。5兆円の国民資産が毎年山分けされている構造は微動だにしない。戦前から続く国民奴隷制度は鉄壁なのである。


 ドキュンな教祖に引き廻された大日本帝国は、朝鮮を植民地化し、中国から満洲を奪い、大陸を侵略強盗の血で染めて、多くのアジア人を殺し、ナチスと同じ「生体実験」を繰り返して、たくさんの中国農民や抗日戦士を虐殺した。侵略した各地にカルト神社を建てるという痴呆犯罪は、天皇制の現人神のなせるところだが、捕虜の生体解剖を「絶好の勉強の機会」としたり、人工蘇生器を試すためにわざわざ拘留中の中国人を木に吊るして窒息させるというような発想は、オウムが引き継いだ天皇制カルト宗教のなせるところだ。


焼け野原と化した首都東京 ...1945
310万人の国民が殺され、生活のすべてが破壊された。




野田正彰著 『戦争と罪責』
戦後、飛騨高山の近くに住む76歳の人の話。戦争とは双方の軍隊が華々しく戦闘をまじえ、勝った方がいろいろな要求をして自分の権益を守る確約をさせて終戦になると教え込まれ、自分もそう思い込んでいた。
だが「従事した現実の戦争は、まともに食糧を持たず、部落から部落を襲って歩く強盗、火つけ、強姦集団でしかなかった」。その人は、フィリピンで大隊長の命令で捕虜をひとり射殺したことはあるが、他の兵士がふつうにやっていた虐殺にも強姦にも、中国兵を食人した行為にも加わってはいない。だからといって「わしに罪がないということにはならない」。そう考える彼は「恩給受給の年数に達しているとは、それだけ悪党の一味であった期間が永い」ということだから、軍人恩給を拒否して、戦後史を生きてきた、という。

野田氏の言葉が今の日本を照射する。
現在の日本には「個人を尊重せず、上下の関係にこだわる文化」があり、(学校や企業に関わる)「帰属組織の優劣」があり「そのような価値観を疑う者を不安にさせる圧力がある」。学校や職場での「いじめがあり、私生活を貧しくする会社主義がある」。それは「内務班で初年兵をいじめ、中国人を刺殺することによって戦争の鬼に鍛え、軍隊での出世に突き動かされて、非抑圧者の苦しみに無自覚だった侵略戦争時の日本人の精神と、どれだけ違っているといえるだろうか」。おそらく誰も、違っている、とは言えない


日本国民は自分の国からも、他の国からもがバカにされている
誰にでもわかる明確な理由があるのだ。
神の国・自民党森善郎派の番頭だった男が空虚なパフォーマンスで喚き続ける「構造改革」とは60年前「国体の護持」から受け継がれたこの奴隷制度を新たに構築しすことである。すなわち奴隷の足枷につけた鉄の錘をより重くすることなのである。



日本はばかにされている」
猪谷IOC委員が警鐘
2001-07-13
 【モスクワ13日共同】「日本は、ばかにされているのではないか」。国際オリンピック委員会(IOC)の猪谷千春委員は十三日夜、モスクワ市内で開かれた同招致委の記者会見で、日本の国際的地位の低下について警鐘を鳴らした。
 大阪の獲得票がわずか六票に終わったという事実を踏まえ、猪谷氏は「残念ながら、スポーツ界だけでなく
国際社会の中で日本がばかにされているのではないかとの危機感を感じた」と語った。


   2001年2月14日夕刊


「日本国がいつ破産するかという問題ではなく、もう既に財政は破綻している。民間で言えば債務超過なのである。結論からいうと、現在の日本経済の今の体力では民間経済がいくら稼いでももう返済できない位の借金の額となってしまったのだ。」財務総合政策研究所特別研究官・大阪大学(財政学)・跡田教授

日本を破滅させたあの戦争の犯罪者どもは戦後、無傷で生き残り、その縦の支配体制を温存、強化してきた。
第一級の戦犯たちとその組織は戦後の日本にあっという間に返り咲き、国民主権の日本国憲法を足蹴にし2世、3世が跋扈する巧妙極まりない奴隷社会を駆使して1945年のあの時と同じように、日本国民の将来と資産を根こそぎ奪ってしまったのである。