数はものすごく少ないのですが、郵便局の中には、観光シーズンだけオープンしているという変わったところがあります。「定期開設局」といわれるもので、いちばん有名なものといったら、登山シーズンになるとときどきテレビにも出てくる富士山頂郵便局でしょうか。たしか、1年のうちで、オープンしているのは1か月にも満たなかったと思いますが…。このほかにも、立山や阿蘇、尾瀬などに同じような郵便局があります。場所によって、無集配特定局(ふつうよく見かけるタイプの郵便局と同じもの)だったり、簡易局(国の機関としてではなく、地元の町などが事務をかわりにやっているもの)だったりしますが、たいていは、郵便事務をやっている、いうならば、切手やはがきを売ってるだけのところみたいです(ただ、富士山頂郵便局は貯金もできたと思う)。「売店」といってもおかしくないようなものなんでしょうかねぇ。風景印は置いてありますけど…。
これとはちょっとちがうのですが、博覧会やオリンピックのときなどに臨時に設置される郵便局があります。これは会場内での集配事務を行うためのもので、ほとんど普通局のようです。この手のもので自分が行ったことがあるのは花の万博郵便局ですか。カウンターのところに、(それこそまさに「ゴム印」といった感じの)風景印が押されてましたっけ。いくつかここではがきを書いて出したことがあるけど、いま、そのはがきはどうなってでしょうか。案外捨てられているかもな…(涙)。自分あてにはがきを出せばよかったかなぁって気もしますね。科学万博郵便局の消印が押されたはがきは手元にありますが…(コンパニオンの人からもらったもの。風景印ではなくて、ふつうの消印でしたけどね)。
こちらも訂正だらけです。まず、この文章を書いた時点で、尾瀬簡易郵便局はなくなってました(爆)。阿蘇山頂郵便局は1980年以降閉鎖中(これは知っていたけど…)。富士山頂郵便局は、貯金は扱ってません。もうちょっと調べてから文章を書きましょう、という話でした(爆)。
そういえば、科学万博のときに受け付けていた「ポストカプセル郵便」が届きました。友達が出したものなのだけど…あの当時、ものすごく遠く思えた21世紀に、自分は来てしまったのですね…(ちょっとしんみり)。