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授業評価アンケート改善
結果を全学で運用へ

311号2面・大学

 今年七月に学生による授業評価のアンケートが全学部を通じて実施された。授業評価アンケートは二年前の一九九九年の一月に初めて行われ、今回で二回目の実施となる。アンケートはマーク方式と自由記述欄にわけて行われた。

 今回のアンケートの目的は三つ。学生の授業への反響を学部・学科の運営に反映させること。アンケートによる客観的な資料を、教える側と教わる側が共有できるようにすること。そして、その共通のデータから教育環境をより良くすることである。

 前回のアンケートでは担当教官による授業の改善が目的であり、アンケート調査の一人一人の回答データはその担当教官しか閲覧することができなかった。しかし、今回のアンケートではさまざまな点が改善された。

 今回のアンケートは組織全体で全学の教育を改善する為の調査となった。その為、今回、個人の回答データも限られた範囲ではあるものの、担当教官以外の人間が閲覧できるようになった。

 また、今後のデータ分析に役立てる為、今回からマーク方式でのデータ全てを五年間保存するようになる。

 現在、自由記述欄のデータ集計が行われ、十月にも担当教官にデータの返却が行われる。更に、全データ集計結果も今年度中か来年度の頭には公表される。その場合、学生は図書館や各学部の窓口でその報告書を閲覧ができるようになる。

 今後、授業評価のアンケートは年二回、セメスター毎に定期的に実施されるようになる。そして、その結果にあわせて、そのつど、各科目ごとに指導方法などの改善を勧告する。学生の声を反映することによって、より良い教育環境が完備されることが望まれる。


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