灰色の受験生活を終えて、誰もが夢見る桃色のキャンパス・ライフ。彼女の手料理、彼とのドライブ、甘い同棲生活…。こんな夢を実現するためのノウハウを挙げてみた。
一 好感度の高いルックス
本学においては女の子はかわいい系の清純派路線が喜ばれる。よって、茶髪よりは意外と黒髪の人気が高い。服装も派手なものよりは地味目の方が好まれる傾向にある。
男の子に関していえば基本的に清潔感さえあれば、特におしゃれである必要はない。男は中身で勝負するべきである。しかし、イカトンファッション(注)はタブーである。二 好感度の上がる言動
女の子は笑顔を心がけよう。女は愛敬で勝負だ。男の子は賢そうに振る舞おう。本学の女子はクレバーな男に弱い。しかし、無理のし過ぎは禁物だ。エセインテリほど見苦しいものはない。
そして男女どちらにもいえるのは普段から誠実そうな言動をとること。信頼こそが成功の鍵だ。よって、やたらとガツガツするのはいただけない。
三 出会い
ここまで来たら、さあ出会おう。まず出会いの王道はサークル。サークル内恋愛はもちろん、合コンをするための人脈を広げるのにも適している。
次にバイト先。特に飲食店は出会いのチャンスが多い。学部内は学部単位の飲みなどが催されている入学直後が肝心。機を逃したらスッパリあきらめよう。合コンは、成功率は低いが、異性の友達を増やすにはもってこいだ。細やかな気遣いで好感度を高め、人脈を広げよう。
四 告白法
何といっても直接告白するのがいい。真面目さ・誠実さが伝わるし、断られたときに相手の様子を観察することにより、再アタックの可・不可を見極めることができるからだ。
逆にメールなどは誠意が足りない感じがして悪印象なので止めよう。電話は一応アリだが、できれば避けた方がいい。手紙は…その相手による。 告白してうまくいったら、あとは付き合うのみ。しかし本当の勝負はここから始まるのだ。その恋が長持ちするかすぐ終わるかは君次第。頑張っていい恋してね。
(注)イカトンファッション イカトンは「いかにも東北(トンペイ)大生」の略。チェックのシャツ、首の伸びたTシャツ、ケミカルウオッシュのスリムジーンズ、ウエストポーチなどが特徴的。